先日納車した我が家のアリオンのご紹介を。
グレードは最上級グレードのA20 G-plus package。
装着オプションは
Tコネクトナビ NSZT-W68T
バックガイドモニター
ETC 2.0 ナビ連動タイプ
インテリアイルミネーション
フェンダーランプ オートタイプ
ドアエッジプロテクター
サイドプロテクションモール
ナンバーフレームプレステージタイプ
前車から移植
革調シートカバー
スカッフイルミネーション
フロアマットデラックスタイプ
となっており前車から移植してあるものもありますがほぼフルオプションです。
ナビは最初は前車から移植する予定でしたが納車準備の際にETCと接続不可能とわかった為に急遽追加。
ナビがモデルチェンジしたタイミングでしたので最新のものとなっており地図のデザインも新型クラウンと同様の物です。
ちなみにこのグレード、アリオン購入者でもなかなか選ぶことのない珍グレードで、はっきり言って格上のマークXと値段が変わらなくなります。
購入時も2.0ですか?と聞かれるほどです。
今回我が家ではレザーパッケージは選択しませんでしたが、選択した場合車両本体で300万近くなりますので1.5が売れ筋の中2.0モデルはある意味贅沢な車です。
オプションが異なりますが、下取り無し、値引きもまだまだ行けるとのことでしたのでマークXと殆ど変わらなくなります( ̄□ ̄;)!!
ちなみに、今回のアリオン、前車から同グレードでも価格が上昇してますが、トヨタセーフティセンスが装着され、TRC、VSC、ヒルアシスト、リバース連動オート格納式ミラー、クルーズコントロール、LEDヘッドライト、カラーインフォメーションディスプレイ等が前車から追加追加されておりますので大幅なクラスアップに感じました。
カラーはトヨタ車ではお馴染みのホワイトパールクリスタルシャイン。
フロント部はビックマイナーでボンネット、フロントフェンダーも変更されたのでもはやフルモデルチェンジしたように見えます。
前回のアリオンはオプションのコーナーセンサーを装着しており、センサー部が目立っておりましたが、今回のアリオンはインテリジェントクリアランスソナーに格上げされており、センサー部も小型化されましたので質感が向上しております。
リアはテールの変更のみなので代わり映えしません。
パールホワイトのボディーにプレステージタイプのナンバーフレームがいいアクセントになってます。
尾灯は点灯パターンが変更されました。
サイドはフロントフェンダー以外は代り映えしません。
今回は掃除が面倒なのでドアバイザーは無し。
代わりにサイドモールを追加してアクセントにしてます。
今回の乗り換えで一番満足しているのは内装。
質感が大幅に向上しており、エアコンパネルなどはデザインは同じですがイルミがトヨタグリーンではなくなり、メーターとナビのイルミとの調和が取れてます。
本当にトヨタは"高級感"を出すのが得意です。
フロアマットは前車から移植。
二重敷きしていたのでほぼ新品です。
現行モデルには設定の無いベージュの物をあえて装着。
デラックスタイプですが前車の時にエクセレントタイプにしておけばよかった…
ここの加飾はMCで追加
トリムもこの通り
インテリアイルミネーションとスカッフイルミネーションでドライバーをもてなし。
メーターは個人的に格上のマークXをも凌ぐデザイン。
ちなみにマイナーチェンジで燃料、水温計が針に戻ったのは好評価。
ガリガリ君みたいで不満だったシフトレバーもこの通り木目とのコンビに。
これまでは灰皿と小物入れの蓋が別々でシガーソケットを使う際に灰皿部分のみ開いておけばよかったのですが今回から蓋が1つになりましたのでソケットを使用する際は小物入れ部分まで開けなければなりません。
気に入っていたイルミも廃止。
ステアリングはMC前に比べて太く、グリップも付きました。
トランクルームもフラクセン内装ですがブラックになりましたので汚れを気にすることが少なくなりました。
ヘッドライトも車幅灯含めLEDになり視野性と見た目が向上。
しかし今回のアリオン全体の質感はアップしているのですけれど、気が付きにくいところでコストダウンが…
わかりにくいですけれども、リアのタイアハウスのカバーが少なくなったんですよね…
こんなところを削らなくてもいいのに…
不格好ですがここの隙間が大きくなり、ホーン交換が楽になったとプラスに考えてます。
ちなみに走行性能は詳しいことは過去のブログに書きましたが、2000cc、152馬力。エスティマの2AZと僅か8馬力の差で総重量1.6トン以下なのでなかなかパワフルで余裕の走りを見せてくれます。
2000cc 3ZR
CVTのおかげで日常使いでは3000回転以上回さずに事足ります。
ほぼ2000回転以下で事が足り、50㎞巡航では1000回転ほど、60㎞巡航でも1100回転ほど。
燃費が良いわけです。
1.8からの乗り換えでも豊富なトルクで街乗りも楽々。
また、設定が変わったのかハンドリングもこれまでの物よりも手応えがある気がします。
新車効果もあるかもしれませんが、何と言うんでしょうか走りの質感が全体的に前車よりも上なんですよね…
色々と見た目以外の中身にも変更があったのかな…
車内でのCVTのノイズは前車より大きめ。
まだ馴染んでないからかもしれませんが、CVTのギクシャク感も前車よりも上。
私以外のアリオン、プレミオオーナーの方乗ってみてください。
そして感想を教えてくださいm(__)m
脚回り全体ははっきり言って中途半端。
伸び側が柔らかいのか固いのにフワフワとした乗り味で街乗りではゴツゴツしかし、時速70㎞くらいからは丁度良い。
街中主体のこの車のキャラには合っておらず見た目とは裏腹に16インチ仕様の乗り味は快適とは言い難い。
最後に
この車はコスト命のトヨタが日本専用車としてマークXと共に残した生粋の日本車でトヨタの良心を感じるモデルです。
モデルの共通化が進む中、専用車として残っているのはある意味贅沢なことです。
この車の魅力は乗ってみないと解りません。
今回、前アリオンが急逝し急遽乗り換えが決定し私としては願ってもないチャンスでしたので様々な車種を検討しました。
プレミオ、アリオン
プリウス
カローラスポーツ
シビックセダン
マークX
等が挙げられ、私としては今回の乗り換えではアリオン、プレミオは卒業と思っておりましたが、我が家の道は女性には少々テクニカルでレジェンドを入れるのが限界です。
メインユーザーの母は毎日車を使用しますのであまり大きいと普段の使い勝手が悪い。
ましてやレジェンド、クラウンセダン、エスティマとLクラスが多い我が家にはマークXクラスは不要。
しかし、セダン好きな母はセダンが必須。
となると必然的にアリオンになってしまいました。
そこで今回、アリオン卒業と言う意味を込めまして大変物好きですが最高グレードで私にとって最高のアリオンを作り上げました。
納車してから乗ってみて、足回り、シート出来以外はやはり不満の少ない車です。
このモデルが最終となるでしょうが初期型と比べて大幅に質感がアップし基本的な設計は変わりませんがもはや1クラス上のしつらえです。
そして、今回の乗り換えで感じたことはやはりプログレ、ブレビスのような車が必要です。
アリオンは不満の少ない車ですが、ボディの剛性感、バタつくリアなど走行性能にやはり古臭さを感じます。
次期型の登場はなくカローラに統合される運命の車ですが、我が家のようにこの手のサイズでなくてはならない層も少なくないはず、せめて全幅1750m以内の上質なセダンを作っていただきたい。
無いとは思いますが高齢化が進む中で再びかつてのプログレ、ブレビスのように小さな高級車というカテゴリーが誕生するのを願ってます。
それまで我が家は今回のアリオンを大切に乗り続けて行きたいと思ってます。