リアピラーバー自作（2）

今回はブラケットの作成です。
使用するのは6×38のフラットバー。
自作図面に従い、ケガキ線を入れます。

シートベルトアンカーボルトが10mmなので11.5ｍｍにて穴明け。

ある程度の自由度を出す為に、蝶番を作る要領で作成。
ブラケットをストレートにしますとガラスに当たりますので、端面から70ｍｍの位置で35°に曲げ加工。
パイプはф15mm　ｔ=3.2　内径8.6ｍｍ

ここへ8mmのステンボルトを通します。

ターンバックル側へ付くブラケットには強度を持たせるためにシャフトをセンター位置へ嵌め込む形状にします。
その後、MIG半自動で部分溶接。

左右のシートベルトの穴位置ピッチが1070mmなので、それに合わせてターンバックルに自由長を持たせパイプを切断します。

先程のシャフト付きブラケットを、こちらはMIG半自動にて全周溶接。

85度の釜へ入れて熱し、シルバーのスプレーにて焼き付け塗装を行いました。

中間ジョイントへ正ネジ・逆ネジ用のナットを装着。
これでターンバックルを締めたのち、完全に固定できます。

完成した物がこちらになります。
どうしても仕事柄、強度を重視してしまいますのでこのような形になってしまいます＠＠；
しかも重い（汗）

休みに入ったら取り付けてみます。
ただ、t=6のフラットバーを使用していますので、リアシートベルトと共締めは無理そうです。
恐らくネジが4～5周しか回らなくなりそうですのでダイレクトに留めた方が無難かも。

以上がピラーバー作成手順です(^-^)
ご清聴ありがとうございました<(_ _)>