クーラント交換と水温センサー取付け
1
クーラントはウォーターポンプ、ヘッドガスケット交換時に抜けた分を補充してましたが、いままで全交換はしてませんでした。
18年150,000km走行しており、流石にヘタってると思いますので、全交換します。いずれ水温計も付けたいので、ついでに水温センサーの取付けもします。
2
スーパーLLCでは最安値でしたので、ミヤコ自動車のプレミアムクーラントを使用します。
ブルー2リットルを3本用意しました。
3
エンジン冷間時にラジエーターキャップとインマニのエア抜きボルトを緩め、ラジエターとサーモスタットケースのドレンボルトを外してクーラントを抜きます。
5リットル以上抜けました。
4
水温センサーアタッチメントを取付けるために、エンジン上部のL型ホースを外します。
5
水温センサーアタッチメントを割り込ませるためにホースをカットします。
マスキングテープで印をつけてカッターナイフで切ります。
この時、シリコンスプレーをカッターに吹きつけながら切るとスパッと切れます。
6
アタッチメントにセンサーをねじ込み、車体に戻します。
エア溜まりが出来ない様にセンサーは下向きにします。
7
後輪に車輪止めをガッチリ掛け、フロントを思いっきり高くジャッキアップします。
この車種はエアが中々抜けないと言われますが、おそらくフロントの上げ方が足りないのではないかと思います。
8
サービスマニュアルには、ホイールのセンターを地面から50cmの高さまで上げるように指示されています。
絵で見るよりも実際には中々の角度になり、ちょっと怖いです。
ここまで上げるには、大きめのジャッキが必要になります。
9
ラジエーターにクーラントファンネルを取付け、インマニ1ヶ所とウォーターパイプ2ヶ所のエア抜きボルトを緩めます。(5MTの場合)
クーラントを注ぎ、エア抜きボルトからエアーが抜け、クーラントが溢れてきたら締め込みます。
作業中はファンネルの水位に注意します。
10
OBD2の水温計をセットし、ヒーターのダイヤルをHOT側にしてエンジンを始動します。
サーモが開く78℃付近まで暖気します。
アクセルペダルとシートの間に適当なつっかえ棒を入れ、2500rpm付近で固定します。
水温計が98℃になるとラジエーターファンが回り始め、水温が下がりファンが停止します。
このくらいの水温になるとファンネルにボコボコ気泡が出て、水位も下がっていきますので、クーラントを補充します。
11
ファンが回るのを待っている間に、ラジエーター下やエンジン周りのホースをモミモミしてエアを追い出します。
ファンが止まったらエンジンを停止し、インマニのエア抜きをします。
10〜11の行程を2〜3回繰り返します。
最後にリザーブタンクのMAX線までクーラントを補充します。
エア抜きに掛かる時間は1時間程です。
このやり方は自己流であり邪道です。
ご参考にされる方へは、サービスマニュアルにエア抜き作業は1500rpmとの指示がありますので、2500rpmでの作業はリスクがありますとお断りしておきます。
12
各部締め付けや水漏れ等の確認をして、OBD2水温計をモニターしながら試運転します。
平坦な道では84℃付近で安定していますので、負荷を掛けるために近所の急坂で九十九折の舗装林道をガンガン登ります。
水温98℃を超えファンが回り、水温が少し下がります。水漏れがないか目視と臭いでチェックします。
この時、リザーブタンクの水位が下がっていたらMAX線まで継ぎ足しておきます。
13
通常走行で再び水温チェックをし、問題無く安定した水温でしたら試運転を終えます。
エンジン停止して完全に冷え切ったら、リザーブタンクの水位をチェックし、MAX線より下がっていればエア抜き完了です。
エア抜きのコツはフロントをしっかり50cm上げる事と、安物でも良いのでクーラントファンネルを使う事だと思います。
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