2020年10月13日
宇都宮ブレックスvs信州ブレイブウォリアーズ
ブレックスアリーナ宇都宮
◯信州ブレイブウォリアーズについて
昨季までB2に所属していた信州が念願のB1に昇格してきました!
信州は元々B2の強豪で、一昨年もB2で優勝を果たしていたのですが、チームの財務状況の面でB1クラブライセンスが発行されずに、昇格出来なかった事情があり、チーム力は折り紙付きです(*・∀-)b
信州もディフェンスのチームなのですが、実は信州のHCである勝久マイケルHCはブレックスがBリーグ初年度にチャンピオンになったシーズンに、現ブレックスHCの安斎HCと共にブレックスの ACを務めており、ブレックスと深い関係のあるHCです(^^)
タイトなディフェンスに、勝久マイケルHCの的確な指示を遂行する遂行力と修正力が信州の強みだと思っています(^^)
◯ブレックスプレビュー
ブレックスの新外国籍選手、ピーク選手がついにチームに合流!
若さと高い身体能力を誇るフォワードタイプの外国籍選手!合流したてで、果たして出場はあるのか?
また、前節終盤で足に違和感を感じたという比江島選手はどうなるか?
◯信州プレビュー
信州は未だに外国籍選手が合流出来ておらず、外国籍選手はこの試合はジョシュ ホーキンソン選手のみ。さらに、小野選手、三ツ井選手が故障でベンチ入り出来ずに、9人でこの2連戦を戦わなければいけない、苦しい状況!そんな状況下でブレックスからB1初勝利をあげられるか?
◯試合内容
GAME1
ブレックス74-52信州
やはり高さの差が大きく、ブレックスがリバウンド等、ゴール下を支配!スコット選手が18得点する等、ブレックスが全てのQをモノにして、勝利!
信州はプレーに迷いがある様に見受けられ、シュートに嫌われたり、パスミスが多かったりと、散々。2Pシュートの確率が30%を下回りました。
逆にブレックスもオフェンスがイマイチパッとせず、軽いプレーが見受けられました。正直言って、この試合内容だったら、得点は85点に乗せて欲しかったです。
比江島選手はベンチ入りしていましたが、出場なし。ピーク選手は比江島選手が欠場の影響もあり、いきなり16分弱のプレータイムを与えられました。詳しくは後述。
GAME2
ブレックス84-74信州
点差を見れば、ブレックス快勝じゃん!と思うでしょうが、試合に勝って勝負に負けた感じでした(;・∀・)
信州、GAME1の修正点をしっかり修正してきており、エースガード、西山選手とホーキンソン選手を起点に攻撃を組み立てます!
信州、この日は迷いなくシュートを打ってきており、1Qだけでいきなり得意の3pを6本沈め、勢いに乗ります!
それ以降も西山選手とホーキンソン選手のツーメンゲームや信州のパス回しに翻弄され、リバウンドをホーキンソン選手が頑張り、3Q終了まで信州がリードを保ちます!
ただ、4Q序盤で西山選手がテーブス選手に対してアンスポを犯してしまい、流れがブレックスに傾きます。
さらに残り6分半当たりでした。1人の外国籍選手、9人で戦う、この状況下ですので、信州の選手、素人が見てもわかるぐらいにガス欠状態に陥ります!
今まで入っていたシュートが内外関わらず入らなくなり、ディフェンスの圧も明らかに落ちました。
ブレックスはそこを見逃さず、高さのミスマッチを徹底的につきます!
ホーキンソン選手がスコット選手をマークしているので、ロシター選手は190cmに満たない日本人選手がマークする事になり、ロシター選手はこの4Qだけで12得点をあげ、一気に逆転!
その後もブレックスは得点を伸ばし、10点差で勝利となりました!
◯信州 西山選手
昨年の天皇杯予選でもブレックス相手に活躍した西山選手、GAME2は大活躍で、両チーム最多の24得点、9アシスト!自慢のスピード、ハンドリング、パス、3pを駆使してブレックスを苦しめました!
ホーキンソン選手とのツーメンゲームはブレックス、最後まで確実に止める事は出来ませんでした!
まさに信州の大黒柱ですね(*・∀-)b
◯信州 ホーキンソン選手
外国籍選手1人の状況下でGAME2は23得点17リバウンドのダブルダブルを達成!
外国籍選手が1人という事は、ゴール下のマークが集中するので、得点、リバウンド共に厳しくなるのですが、この数字は純粋にスゴイです( ゚д゚)!!
今後の活躍に期待大です(*・∀-)b
◯ブレックス ピーク選手
ブレックス期待の新戦力であるピーク選手。196cmという、フォワードの外国籍選手になり、チームに新たなケミストリーを与えてくれるか楽しみで✧+(0゚・∀・) + wktk✧
チームに合流して1週間という状況ですが、ピーク選手は2試合とも15分ぐらいのプレータイムを与えられました。
比江島選手の怪我の影響や、試合勘を取り戻させる事が理由に挙げられていました。
初めての日本でのプレー、まともな調整が出来たのは1週間、約8ヶ月ぶりの試合、これらの点を踏まえて見てみましょう。
ブレックスといえばディフェンスが真っ先に来るチームです。
外国籍選手の中にはディフェンスをあまりやらない選手もいますが、ピーク選手はかなりディフェンス意識が高い選手でした。
小柄なガードの選手に対してもしっかり足を動かしてついていき、対人ディフェンスはかなり上手い印象でした(^^)
マークが空いた選手へのショットコンテストもしっかりしており、かなり献身的にディフェンスをしていました(*・∀-)b
気になったのはハンドチェックです。Bリーグはドリブルで抜きにかかっている選手に対してのハンドチェックはファウルをとられやすいです。ピーク選手、GAME1、GAME2共に同じ状況下でハンドチェックのファウルをもらっており、「なんで?」という感じでした。
ここは笛への適応という事でしっかり適応して欲しいですね。特にGAME1のファウルは、特にファウルをして欲しくない場面だったので(;・∀・)
さて、次はオフェンスです。プレリリースですと、高い身体能力からのドライブ、ダンク、昨シーズンはヨーロッパのリーグで3p成功率40%超えを記録し、内外から得点が取れるとの事。
このリリースをみたり、ピーク選手の見た目から(完全に偏見ですが)、多少強引にでも自分で決めるタイプと思われます。
ただ、昨シーズンのプレー動画2試合を見たところ、パスを散らすイメージで、俺が俺が!という感じではありませんでした。
さてさて、実際のピーク選手、どうだったかというと、、、
メッチャ献身的でした( ゚д゚)!!
自分がシュートを打てる場面でも空いてる仲間にパスを出す事が多く、シュートを撃つのは、殆どドフリーの時ぐらいでした。パスのセレクションもかなり良く見えました(^^)
3pはGAME1で1/3とまずまずでしたが、外し方もそこまで悪い感じではありませんでした。
また、ドライブに行く機会は少なかったのですが、仕上がってない状態でも、かなり早く、強いですね( ゚д゚)!!GAME2ではドライブからゴール下に切り込み、ファウルを貰いながらシュートを決める場面もありました(*・∀-)b
何より、ドライブからのパスアウトも上手く、GAME2ではゴール下にドライブしてからのギブス選手へのノールックパスは「うわ!上手い!」と声が出ました( ゚д゚)
また、ドリブルでマークを引き付けて、フリーになった遠藤選手にパスを捌いて遠藤選手が逆転の3pを決めたときは「アァァァァァ!」と奇声を発してしまいました(;・∀・)
ただ、初めてのチーム、調整不足等あり、TOが1試合で3つと多かったですが、これは仕方ない部分だと思います。
解説の方から「もうちょっと自分で仕掛けてもいい気がする」と言われていましたが、ピーク選手、インタビューで、「まずは各選手の特徴を頭に入れる事、チームでの連携を第一にしている。ブレックスは全員でボールをシェアするプレースタイルで、自分にはこのスタイルがあっていると思う。それでもTOが多かったので今日の評価はA〜E評価でF(アメリカで落第という意味)です」と語っていました。
昨シーズンの動画で見た時と同様にフォアザチームを優先する献身的な選手で一安心ε-(´∀`; )
純粋に身体能力が高い選手なので、観ていて✧+(0゚・∀・) + wktk✧ させてくれる選手です(*・∀-)b
コンディションが整ってからのプレーが楽しみで仕方ないです✧+(0゚・∀・) + wktk✧
◯ブレックス総括
全体的にモヤモヤする2試合でした。
GAME1は点差を離せそうで離せない。
GAME2は終始リードを許すも、人数が少ない相手に対して、ガス欠後に逆転するという展開に、チョット残念な感じでした(;・∀・)
特にGAME2に関しては、もっとゴール下を重点的に攻めていれば、ホーキンソン選手のファウルがかさみ、楽な展開になったのではないかと個人的に感じます(;・∀・)
ブレックスは常にブレずにチームプレーを遂行し続けるのが強みですが、それが裏目に出る事もあり、GAME2はまさにそういった感じでした(;・∀・)
この試合はもっとロシター選手やスコット選手の個の力を出しても良かったのではないかな?と思います。
ただ、何はともあれ、2試合とも勝ちきったのは非常に大きいのです(*・∀-)b
次は東地区強豪の千葉戦なので、しっかり対策をして迎えて欲しいですね(`・ω・´)
Posted at 2020/10/13 19:36:14 | |
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