MINI原人のクマ道具 Diese sind fast harmlos und nutzlos.

MINI原人は若い頃から昆虫採集が趣味で、人里離れたクマ出没箇所に単独で出没することが多い。先日、新潟でクマさんの胃のなかからヒトが出てくる事件があったが、ツキノワグマに比べ、北海道のヒグマの強さは格別である。　



そこで危険度に合わせて原人が携行するクマ道具を紹介しよう。ちなみに原人はテロリストではないので誤解しないように。



①は鈴。これはスイスにいたとき買ったもので、カランコロンと音がする。クマさんにこちらの存在を知らせるためのものだ。クマさんが子連れの場合、出会い頭に会うと、子グマを守るため、タックルしてくる。そうなるともう助からない。会う前にこちらの存在を知らせてあげれば、クマさんはそっと立ち去ってくれる。ちなみにスイスでは、ヒトや原人がつけるものではなく、ウシがつけるものだ（カウベル）。



②はハチェット。ナイフなどはヒグマには歯が立たない。どこを刺してもダメだ。爪でがーっとやられると肉は１～２ｋｇはなくなる。そんな接近戦で有効なのはマサカリでクマさんの急所の鼻をそぎおとすことである。



③はカプサイシンスプレー。接近戦になる前には急所の鼻めがけての飛び道具が有効だ。しかし、こちらが風下の場合は使えない。



④は携行スコップ。オサムシ用のトラップをしかけるため地面を掘るためのもの。鋼鉄製でダイヤモンドシャープナーで念入りに研いである。接近戦でハチェットを奪われた場合、口の中にこれを突っ込む。喉の奥も急所だ。なにも持っていない場合、腕がなくなるのは覚悟し、腕をクマさんの口の中に突っ込み助かった人がいる。　
　ちなみに、いつもはこのような重装備を持って行くことはまれである。本州から登山に来る場合、鈴のみで十分な場合が多いでご安心ください（登山道はヒトが多いのでクマも近寄りません。昆虫採集はヒトがいかない所に行くのでクマがいます）。

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