所用で広島に行く用事があり、
有給やらをくっつけて10年ほど前に赴任していた山口県を旅して参りました。
羽田→山口宇部はJAL利用。
運良く足元が広い非常口にあたりましたが、非常時は避難のサポートをすることが決められております。
英会話勉強中の身分。その注意書きも英語で読解しております。
裏を見れば日本語訳になっているので何気に優れた教材ですね。
すると読解し切れないうちに山口宇部空港に到着
ザ地方空港ですね。空港というよりは町役場のような空気が流れておりました。
レンタカー受付はどこだ?
提灯が賑やかいな。そのおかげで基本情報である案内板が見えにくくなっておりまして改善が必要かと
錦帯橋、角島大橋・・・
山口の名所はいくつかありますが、今回はかつての赴任時を偲び巡る完全に自己満足の旅ですのであしからず
ココは下関市菊川
下関というと海のイメージですが
内陸は長閑で牧歌的なボンチが広がっております。標高の高い山はないのですが山塊の雄大さはなかなかのものがあります。
さっそく昼だ。川棚温泉で名物の瓦そばをいただく
カメラの腕がない&一人前なので迫力がないのでイマイチな見た目ですが
茶そばのようでクセもなく美味しいです。
全国的な観光地ではありませんが名水百選である別府弁天池。
とても小さい池ですが、湧水が池底のあちこちからブクブクと・・
これが本当の水色ってやつですね。鮮やかーーー!!
平日ですが涼しげな湖畔には涼しげな熟jo様が何名かいらっしゃいました、
この鉄橋のようなものはセメントのコンベヤーです。
鉄ちゃんならどこかそそるものがあるのでは?
田園風景の良いアクセント?それともぶち壊し?
帰宅してから調べたのですが、住友セメントの物です。
内陸の美祢から日本海の仙崎港まで約17km。
セメントを24時間運搬しているそうです。
著名な観光地が目的ではありませんがここは大好きなところなので立ち寄りました。
秋吉台。ここは全国区の観光地でしょう。
そのど真ん中に秋吉台林道というのがあり、かつては走行可能のようでしたが今は車両NGです。
清清しい。ビーナスラインのような爽やかさ
こんもり、もっこりりしているのは長者ヶ森
秋吉台道路と立体交差になっていて直接降りられないので10kmほど遠回りする
この先はゲートこそないものの、車両NGのため歩きます
秋吉台林の長者ヶ森の終点。
いつか開放される日が来るのならジムニーを駆り出しのんびりと走ってみたいものです
珍しい標識。マニアの中では知っている人も多いのでは?
「とまれ」「○○禁止」と命令調が多いお役所仕事にあって謙虚な言い方に好感が持てます。
ちなみに今回は通ってませんがかつては会社のファンカーゴで通過したことがありますが、l国道をあきらめてわざわざ県道に迂回するほどの苦労しなかったような・・・
むつみひまわり畑。
高台に広がる高原地帯。
青い空、白い雲、緑の大地、黄色い向日葵。絶景ではないけどいつまでも残したい素朴な風景ですね。
日本海側に来ました。
高原から一転、荒々しい須佐のホルンフェンスです。
地質学的なことはよくわかりませんがなんかおいしそう。
ミネラルが豊富なんでしょうね
田んぼを入れると多少、優しい風景に
まわりの木々からはツクツクボウシの大合唱
普通は夏の終わりに鳴くものだと思うのですが、早くから暑くなり始めたから、セミももう夏の終わりと勘違いしているのでしょう(゚∀゚)
ここで鉄ネタ
かつての餘部鉄橋を思い出します。
日本海の夕日を浴びて国鉄型のキハが重低音を響かせて爆走していきました。
コンクリート製の橋なので鉄橋特有の音はしません。
駅も昭和風情が色濃く残ります。当然、suicaなんかは使えません
こちらは難読駅名で話題にな読めますか?
コットンコットンコットン気分で(゚∀゚)
珍しく人がいる。駅前には民家が3件ほどあります。
駅ネコがいるようで、水と餌ようの皿と寝床がしつらえてありました^^
小串。硫黄鉱山はありません(あちらは「こぐし」ではなく「おぐし」)
下関市内の駅ですが、下関⇔小串間の電車も設定されてます。
山口県をドライブしているとすぐに分かるのですが
赤い屋根の家がとても多い、というか大部分の集落はほぼ赤い屋根ということ。
これは島根県産の石州瓦によるものです。
飯井駅より。この画角の写真はWEB上でも割と見かけます。
あれ?真ん前の家は普通の瓦?
新しい目の家でも石州瓦が多いのですが、むしろ普通瓦の家の方が目立ってますね。
赤い屋根と赤い電車
青い空、青い海、赤い屋根。
これを美しいと感じるかどうかは君しだい
下関と京都を繋ぐ日本一営業距離の長い山陰線の線路が緑に飲み込まれそう
一つの画像にいろんな要素を詰め込むから写真が下手なんだな・・・
寺社仏閣も石州瓦。
私の実家の三河も三州瓦の産地でそちらはねずみ色。
石州瓦は雪害や塩害に強い釉薬が塗布されているため、この独特の色と艶になるとのことです。
10年前の赴任当初は違和感があったのですが・・・
たまに無性に見たくなる、クセになります(゚∀゚)
クセといえば山も個性的。
こちらは防府市の右田ヶ岳。ゴツゴツした岩が印象的で登山ファンの間ではあの瑞牆山に倣って「周防瑞牆山」と呼ばれています。
取り巻く小さな山も個性的。付近の方々は自宅の裏山がコレですから。。。
なかなかのクセですね(゚∀゚)
男岳╰⋃╯。山口には1000mを超える山は数座しかないのですが
700~800m級の個性的な山がたくさんあります。
それらが盆地を形成し、盆地には石州瓦の集落が点在し、そこには人々の生活がある。
中山間農村は全国どこにでもあるのですが、長野や群馬の集落に比べると、さらに密度が低いような気がします(σ゚∀゚)σ
本来ならばもう1泊する予定でしたが、台風による欠航で横浜に帰還不可能になりそうなので泣く泣く大幅短縮。
飛行機とホテルをキャンセルし、新幹線で帰りました。
山口宇部空港の最寄駅の草江駅に新山口行きの黄色い電車(ワンマン)が乳腺。
普段はICカードなので久しぶりにワンマンに乗ると乗り方が分からずアタフタしたのはショナイです (*´゚3゚`)
今回はネコは見かけませんでしたので今日のニャンコはお休みですが・・・
かわいいイタチさん。
実はこの可愛らしいイタチさんですが、大きめの蛇を踊り食い中でした。
カメラを準備しもたついている間に対抗車の軽トラがやってきて小枝を投げつけ追い払ってしまいました( ゚д゚ )
その運転手の元熟女さんとお話ししたのですが
「食べていたのはハミ(マムシ)で、イタチは食に対する執着が凄いらしく自分がエサと認識したものは毒蛇だろうが車に轢かれそうになろうが完食するまでそこをどかない」と言ってました。かわいい顔して獰猛なんですね(^Д^)
ただただ走ってばかりの旅、しかも台風接近で思わぬ予定短縮になりましたが
山口の青い空、青い海、緑の山、赤い瓦、黄色いガードレール・・・・
カラフルでマニアックな楽しい旅になりました。
他にも笠島、見蘭牛、波の橋立、津田恒美の故郷、和田・・・も行きたかったのですが
またお金が貯まったら企画しようと思います。
おわり
おみやげは、萩夏みかんのランド愚者
黄色いガードレールは萩夏みかんを意識しているのと、警戒色の両面で採用されているようです。
宿泊したルートインホテルで販売していた「上田カリー」
ルートインの本拠地、長野県上田に由来してますが、その薀蓄や名産を使用しているとかはなく・・・
山口に来ても私の上田LOVEが炸裂しちょる(^^)
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