長門国を第二の故郷とする私には、何か”縁”と言いますか、意識せずとも引き寄せられる何かがあるのでしょう。
私の勤務先はワーケーションやリモートワーク普及の為に多額のインフラ投資をしたにもかかわらず、それでも異動があるなんて・・・ブラックだな、
まあ、私、営業マンですから仕方ないかもしれませんけどね。
インサイドセールスとやらが盛んですが、やはりフィールドセールス(対面営業)には叶いません。それだけ物(最近はコト売りも)を売るのは大変ということですね
いつまでも”うだつ”のあがらないアラフィフの丁稚でございますw
ということで、GWに愛知に帰省した際に出かけた近江路のレポetcになります。
とある林道を目指し岐阜から滋賀入りしましたが、林道のアプローチはどこも通行止めでして、早々に諦めました。
鈴鹿山脈。最近、登山熱は冷めつつありますが、標高1,000m程度の山脈を隔てて気候や文化が大きく変わる魅力的な山脈ですのでいつか縦走してみたいと思ってます。
林道は早々に諦め、海苔鉄に!
さっそく古参が乳腺してきました。「赤電」と表示されていますが、私みたいな冴えない営業マンはこの「赤」いう字にやや抵抗があるのです。
この日は快晴で、愛知出発時は暑かったですが、滋賀についたら風が冷たく寒ささえ感じました
いかにも元西武顔の電車ですが、私が生まれる前に所沢で製造されたパイセンです。
パイセンも歳を取ってから埼玉から異動してきたのかと思うとなぜか親近感というか胸熱です。
近江線だけではなく、JR線も古参が活躍!
これもいつ更新されるか分からないので、乗っておく。 爆音が心地よい。
再び近江線に戻りましたが、赤電に比べると、とても新しい車両に見えますが
これも西武のお古ですね、
広い構内の高宮駅には私しかいませんでした。やはり風が冷たい。
何年か前に西武の長編成の車両が留置されてましたが、すでに短編成化され 色変えされ運用に就いていることでしょう。
多賀大社線がほぼ直角に分岐しているため、異様なほどに広いホーム。
ひとしきり海苔鉄したあとは、営業の大先輩を訪ねることにしました。
世界的な一流企業、伊藤忠商事・丸紅の源である伊藤忠兵衛旧宅ですね。
これが無料で、しかも館内の撮影も自由。ありがたや
過去を振り返らない性格だから歴史の成績が悪い。後悔はするけど反省はしないw
そんな私にはやや難しいというか、ちょっとお腹いっぱいなスポットですね
「わら」まで展示されております。え?
食器とか袢纏とか布団まで。。。 若干昔のおばあちゃんの家のような香りが漂っているのも歴史を感じさせます。
二条城よろしく、ウグイス張りではないのだろうけど、床が鳴りますww まあ、痩せろってことですねw
伊藤さんが扱っていた商材が所狭しと・・・

(使用済のジムニーのオイルエレメントとか置いてあっても違和感無さそうw)
5大商社のうち、2社の源流がここ。これは凄い!滋賀恐るべし!
ああ、これに近いようなものが当社にもあったような・・・
文系おじさんでありながら、現状、理解できておりません。
とても勉強になりました。
近隣には伊藤家(財団)が出資した病院があったり、学校にも支援したり、今も地元で愛される忠兵衛さんでした。
まさに「三方よし」ですね。
私の場合、がめつく売込み、口だけおじさん故、
三方よしとは真逆であり、四面楚歌で八方塞り状態で、この歳で転職を考えないこともない状況ですけど、え?
ついでに西武の堤さんも。
個人情報がうるさい時代に、住宅地図が堂々と掲示されておる。 ※一応モザイクしておきました。
堤康次郎さんの生家。それを示すものは何も無く、かろうじて人の手が僅かに入っていると感じる程度。
伊藤さんとの扱いの差は何なんだろうか?地元の足である近江鉄道もグループに治め、貢献度は高いと思うのですがね。
ただ、wikiを見る限りあまり良く書かれていないな。
数ある近江商人のパンフレットにも全く触れられておらず、まるで無かったことにされているような・・・
(私が見つけられていないだけかもしれませんが)
まあ、息子さんの義明さんもキャラ強い方ですからね。
「見たければどうぞ」という感じにもなってないのが淋しいですが色々あるのでしょう。
趣変わりましてこちらもなかなか貴重なお宝ではないでしょうか?
こちらの無造作に転がっているブラウン管テレビや家具調エアコンなんかも。
こちらは東京に戻ってから滋賀のアンテナショップで購入したもの。
とびだしとび太って言うんだね。
このアンテナショップが日本橋の高島屋の隣にあるところが、近江商人魂を感じさせます。
以下、近江商人とは関係ないですが、
秩父鉄道が日曜日でもせっせとセメントを運んでおります。
以前はこの茶色と、ブルーに白帯のデキしかなかったのですが
いつの間にかカラフルになってます。
まあ、運行管理もしやすいかなと想像します。
本当にこの景色は三岐線の東藤原あたりとそっくりです。
急行「秩父号」
以前は急行料金必要でしたが、PASMO導入キャンペーンで当面、無料となってます。
こちらも元西武車がかつての近江鉄道のあかね号と同じような手法で改造されていますね。
車内もあかね号に似ているような・・・
こちらは私より年下です。
近江線や富山地方鉄道より乗り心地は格段に良いですが爆音でした。
そんなわけで再び車無し生活なので、林道ネタは過去ネタが中心になりそうですが、髙い思想を持ち、自分だけでなく、相手や世間の為になる物を汗水たらして普及させることを生業とし、環境を問わず老体に鞭打って働く営業マン(商人)になることをお誓い申し上げ、このブログの〆とさせていただきます。