新車の輝きを取り戻せ！

　先週の休みは、久々に洗車だった。私の場合、洗車は約３ヶ月に１回。その内の梅雨明け間近と年末と、大体半年に１回ぐらいの周期で念入り洗車を行う。
　念入り洗車？それは何かと尋ねたら、「ワックスの前にネンドを使う洗車」のことである。まずは車体を軽く水洗い、そしてシャンプー。ここまでで泥や埃、軽い水垢は落ちるのだが、ボディーは何となくザラザラ感が残る。
　そこでネンドの出番となる。水を流しながらネンドでボディーを擦ると、赤く錆びた鉄粉が落ちる落ちる。このネンド、鉄粉だけでなく、こびり付いた虫はもちろん、染付いた水垢もある程度落としてくれる。そして、ネンドに赤錆が付かなくなるまで、要するにネンドが汚れなくなるまで擦り、締めは再度ボディ全体を水で流し、水滴を綺麗なタオルで拭きあげて完成。そのときのボディの手触りと言ったら、まるで新車の様にスベスベ。まさに「ネンド恐るべし」である。
　そして最後の工程、ボディーのワックスがけである。ここで、前回のブログに登場したローバーにさえ使ったことの無い「マンハッタンＧＯＬＤ」を、贅沢にもステージアには導入（このステージアに乗ってから、常に愛用）。とても深みのある艶が出るこのワックス、ネンドを使ったときは、更に輝きが増す。
　洗い始めからワックスを拭き取るまで、５回にわたりボディを往復する念入り洗車。確かに終わった後はとても疲れるが、仕上がった車を見ると、とても登録から１０年も経ったようには見えない仕上がり。もちろん、外装の黒い樹脂製の部分の艶出しも、いずれ紹介するであろう「艶出し剤」でやるので、なおさらそうなのかもしれない。