ＳＥＩＫＯ スピードマスター　ジウジアーロ復刻版の修理

腕時計の電池交換を時計屋さんで依頼たら、電池交換しても動かないとの事で返却された。

気に入ってるし、一応3000本限定（３色で9000本）のジウジアーロ復刻版なので、メーカーで
修理してもらおうかと思ったが、1999年製で部品の在庫がヤバイらしい・・・
当時の定価は30000円でしたが、SEIKOのOUTLET店で半額だったんですよね。
ちなみに、オリジナルとかかなり違いますが雰囲気や回転ベゼルコンセプトは残っています。
30年前は、オリジナルは高すぎて貧乏人には手が出なかったしね・・・(；´Д｀)

イロイロネットで調べてみたら、ムーブメントがもう無いのでSEIKOで修理を断られたとの
ネットの記述で発見・・・(；´Д｀)
確かにW680のムーブメントを使ってる時計なんて売ってないもんなぁ。

仕方ないのでダメ元でバラすと、確かに電池を替えても10秒くらいで液晶の表示が消える・・・
ネットでも同じ症状で修理を諦めた人が居たが、液晶が点かない訳じゃ無いし、この消え方は
どう見ても電池の接触不良っぽい。
マイナス側は接触不良を起こすような形状じゃないので、＋側を重点的にチェック。
接点を曲げたりイロイロするが、症状は解消しない。



よく見ると＋側の接点を押える役目をしているパーツが、樹脂製の細いピンのようになっていて
ほぞ形状にでもなっていればもうちょっと強度もあるんだろうけど、電池受けのバネのほうが強く
経年変化で接点を押えるピンが劣化して折れてしまうようです。
ウチのは幸いにも完全に折れていなかったので、瞬間接着剤で固定して修理完了！



結局、ボタン電池105円　裏蓋オープナー210円、瞬間接着剤105円の計420円で修理完了。



無事動くようになるましたが、一つだけ問題が・・・
裏蓋のパッキンが劣化していたので交換したいのですが、単品ではなかなか売って無いんですよね・・・
時計屋では315円って言うけどAmazonで78種類×３本が1980円とかだけどそんなに要らないしなぁ（笑）