yuwanのブログ一覧

世間は明日から4連休ですが諸事情で一足早く本日からお休みをいただいております。
しかし天気も悪いしコロナも心配だし、その他諸々、あまり嬉しくない連休スタートです。
しかし体調だけはすこぶる健康、せめてもの救いです。(笑)



先日久しぶりにZを走らせました。
(前回ブログより)



その際コスモのGSでガソリンを給油しました。



VQ35DEエンジン
3.5L MT 中期型 294ps
お財布に優しくないハイオク仕様です。





その時のレシートです。
スーパーマグナム？


まさかスーパーマグナムと記載されているとは。


例の問題が発覚した今、ただのハイオクとの表記になっているのではと思っていましたが・・・。


そう、例の問題とは、ご存知の方も多いと思いますが6月末に報じられたハイオク混合問題、

20年も前から流通過程でのコスト削減の為に貯蔵タンクを他社と共同利用しているとのニュース、

ハイオクは各社独自のオリジナルブレンドを謳っている商品、それが他社ハイオクと混合されて流通していたのです。

乱暴な言い方をすると、どのメーカーのハイオクを入れても同じハイオクだと言う事なのです。
混合比率は多少ばらつきはあるとは思いますが。



レシートのスーパーマグナムの表記、
おいおい違うだろう、スーパーマグナム100％じゃ無いでしょ、混合ハイオクでしょ。

近くにいた店員に突っ込んでみようかと思いましたが、やめました。


そもそもこのハイオク混合問題のニュース、あまり報道されていない様で少なくとも私が知る限りテレビのニュースでは一度も目にしていません。

そんな事からこのニュースを知るにはネットで検索するのが一番、

すると石油元売り各社の見解が報じられていました。

他社との混合ハイオクでも自社のハイオクの規格に適合している又は国の品質基準を満たしているので問題無との見解。

なんか納得いかないです。

独自に開発した自社ハイオクに他社ハイオクが混ざっていても自社ハイオクの規格に適合？
規格の幅が広いのか？
そもそも他社ハイオクとの性能差なんて微々たるものなのでしょう。



唯一、出光昭和シェルの昭和シェルブランドのハイオク、シェルV-POWERだけは他社との混合はしていないと否定しいるそうです。(出光興産ブランドのハイオク、スーパーゼアスは混合)



この様な事からコスモ石油のハイオクは今でも堂々とスーパーマグナムを名のっていると言うことの様です。



それにしても20年もの間公にされなかったこの事実、

石油元売り各社も先に書いた様に品質上問題無いとの見解から、公表する必要が無いと考えたのでしょう。



「俺は○○のハイオクしか入れない」

「私はいつも○○に決めている」

「○○のハイオクはパワーが出る」

「○○のハイオクはオクタン価が高い」

「○○のハイオクにすると燃費がイイ」


良くこんな話を耳にしましたが、
出光昭和シェルのシェルV-Power以外はみんな同じハイオクだったとは(笑)



最後にまとめると、

エネオス→エネオスハイオク(混合ハイオク)

コスモ石油→スーパーマグナム(混合ハイオク)

出光昭和シェル→スーパーゼアス(混合ハイオク)
シェルV-Power(混合無し)

キグナス石油→α-100(混合ハイオク)

太陽石油→SOLATOプレミアガソリン(混合ハイオク)

と言うことになります。

シェルV-powerの株が上がりましたね。


それとこの話とは別にコスモのハイオクの性能表示に偽りがあり、景品表示法違犯の疑いで消費者庁が調査に入るとのニュースがありますが・・・、
そんな事より20年もの間、混合ハイオクである事を隠蔽していた事の方が大問題だと思います。

皆さんそう思いませんか。