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2013年11月17日 イイね!

TWIN: 売却...サニトラの魂は永遠だ!

TWIN: 売却...サニトラの魂は永遠だ!世界のスポーツを語るなら、イタリアならフェラーリのコンペティ、ドイツなら911のRS、アメリカならコルベット...じゃあ日本は?ってなると僕は戸惑うことなく、「サニトラ!」と答える。
高剛性でありながら超軽量なFR、少々手荒く扱っても全く根を上げない堅牢でかつ極めてストイックで優美な2シーターボディ。搭載されるA型エンジンは、シンプルなアーキテクチャーで解り易くラインナップも実に豊富。このエンジンに手をかけるということはチューニングの原点を知ることであり、まさに教科書の世界なのである。思えば、僕の今日の悪癖もそもそも310サニーが多摩川の川原沿いに捨てられていたことから始まっているのだ。
エンジンの載せ換えでさえ重機なんて要らない。クレーンもユニックも必要ない。気合が注入された人体が2つあればいい。だからこそレベルアップに伴って気軽に載せ替えていける。手をかけてやればそれが良かったのか悪かったのか痛烈なほどに即体感でき、ドライビングの上達とチューニング/セットアップの上達が伴った結果、それがタイムに現れたりするとその喜びはまさにクルマ遊びの真骨頂だ。汗をかき、考え、また汗をかき...このクルマをスポーツと言わずして何を言おう。日本...いや世界を代表する本格スポーツである。
かつて奥様にサニトラを買うと言ったら烈火のごとく猛反対され、「よりによって何故トラックなのか。」と非難轟々を浴びたことがある。「スポーツカーが欲しくて...」という僕のささやくようなつぶやきはそのときの爆風により掻き消されたが、実は今だ諦めていない1台である。

そんな僕がサニトラの魂を継ぐモノとして愛してやまないクルマがある。当家のエース・マシン、スズキのツインだ。このクルマはとにかく熱い。鈴木修の実業家スピリッツが乗り移ったようなクルマだ。
おそろしいほどに短いホイールベースで走行感覚は屋根のついた椅子がそのまま走っている感じであり、8年間かけて満足できる足を作りこんだが上手く走らせるのはとても難しい。しかし挙動も荷重感も極めて捉えやすく、コントロールはドシンッと座り直せばリヤにトラクションがかけられるほどダイレクトで、80km/hからは完全にスポーツだ。GT-Rの270kmより怖い(笑)ツインのキャパシティーの全ては日本の一般道路で充分発揮させることができ、わざわざ峠に出向く必要なんて全くない。ヘタすりゃ登らない。車庫から出した後、わずか5秒で攻め込めるのである。
それでも当家のツインがもしマニュアルであったならば、デフとロールゲージを組みショートコースで遊んでいたことは間違いないが、ちょい乗り快速スペシャルとして購入したクルマをそんな姿にしてしまったら、いったい街乗りはどれでするのかという話でまた非難を受けるのは火を見るよりも明らかゆえ、今ので正解なのである。

今秋、そんな楽しいツインな生活も遂に終わりを迎えることになった。このクルマをいよいよ手放す。当家のスポーツレベルが一時的に急落してしまうが致し方ない。そう、さすがに飽きてしまったのだ(笑) ま、8年も乗ってりゃね…このクルマの次のオーナーはクルマ好きな近所の方。僕のツインを街中でよく見かけていて強いラブコールをくれた。引き続きこのクルマが大切にされ楽しんでもらえることは確実であり、そしてまたサニトラのポテンシャルユーザーが増えていく...ハズである...

次のクルマもまた、ちょい乗り快速スペシャルの名車(候補)である。納車は来週の金曜日だ!
Posted at 2013/11/17 18:24:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | Twin | クルマ
2013年08月04日 イイね!

Twin: ドラシャとブーツ交換

Twin: ドラシャとブーツ交換超絶気持ちいい足を手に入れ、走行距離10万キロを目前にしてそれでもますます調子の上がる当家のTWINだったのだが、先日ホイールを洗っていた際、グリスの飛び散りを見つけた。覗き込むとロアアームとナックル間のブーツが切れている。反対側も同様だった。切れ目はわずかなのでボールに異物混入の心配はなさそうだが、見上げれば右ドライブシャフトのブーツも破れている。左のシャフトは最近交換したばかりなので問題は全くない。10万キロ(弱)まで耐えたゴム、これはこれで感心である。
早速、ヤフオクでドラシャを落札(最近は実に便利だ。コア返品無しのOEMドラシャが1万円を切る価格で簡単に手に入る。左を交換した際もこうした。)し、スズキのディーラーでロアアームのブーツを買ってきた。参考がてらディーラーで修理代を聞いてみたところ、以下の通りである。
右ドライブシャフトのブーツ交換(技術料): 19,125円
ドライブシャフトのブーツセット(部品代): 7,670円
ATオイル(部品代): 1,740円
左右ロアアームのブーツ交換(技術料): 11,475円
ロアアームのブーツセット(部品代): 2,600円
合計 44,741円(税込み)
純正のドライブシャフトは高額なので修理するという方針。妥当なところである。前述の通り、ドラシャの新品が1万円で手に入る時代なんだけどね。まぁ....あくまで参考なので無視して、上記"ロアアームのブーツセット: 2,600円"のみを購入した。

あまりにも蒸し暑いので、ガレージにTWINを入れてエアコン ガンガンで...と思ったが、GT-Rを出したりなんたりで結構面倒臭い。今しがたGT-Rにバックカメラを取り付けたばかりでカラダも暖まっているし、手間取っても1時間くらいだろう。日差しは弱いので、"即効でやっちゃおう"作戦にした。
まずは、車体右前輪をガレージジャッキで死ぬほど上げてミッションオイルを左に寄せる。こうするとATオイルは一滴も出てこない。前述の"ATオイル代"がまず浮く。
ストラットケース下17mm2本を外して分離、キャリパーとハブのセンターボルト、ロアアームの14mm1本を外すとナックルが左(車体後方)に避けれる。テンションがかからないように念のためABSのセンサーも外した。そのままミッションケースからドライブシャフトを引き抜く...抜けなかったので粘らず、下に潜りコジって抜いた。その姿勢のまま手を伸ばして新品のドライブシャフトを手繰り寄せミッションケースのスプラインを軽く噛み合わせたら、下から這い出てグイグイ押し込む。ボロボロになっているロアアームのブーツを外し、付属のグリスを塗りたくり新品ブーツを被せて付属の針金で縛る。ハブのスプラインを合わせながらナックルをロアアームに差し込めば完成。
ホイールをハメてジャッキを降ろし次は左のロアアームブーツを交換するためセンターで上げ直す。こっちはシャフト交換がないので一瞬で終わる。ロアアームの14mm1本を外した後、ロアアームを下げて...強化スタビ(ワゴンR用)が利いてて下がらないので、ボトルジャッキでナックルを上げてロアアームと分離、そのまま上げ続けてスペースを作り同様の手順でにロアアームブーツを交換。
ふう、終了。40分かかった。汗豪快。手は油でベトベト~。暑い!

今回、かかった金額は部品代だけなので、12,000円程度。ディーラーに頼んだ場合との差額は33,000円にもなる。それを考えると結構、嬉しかったりする(笑)しかも僕にとっては、コレも僕のカーライフのスタイルであり、この40分は至福の時間でもあるのだ。(もちろん、暑いのを除く!)奥様にはディーラーに頼めばいいのに...って言われちゃったりするんだけどね。長い付き合いでもなかなか解ってもらえないところだ。

"作って走る"...やっぱり僕はコレが基本スタンスなのである。
Posted at 2013/08/04 00:06:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | Twin | クルマ
2013年06月02日 イイね!

Twin: 7年越しの僕の希望、やっとかなった !

Twin: 7年越しの僕の希望、やっとかなった !僕がちょい乗りで愛用しているスズキのツインは足回りに悩まされるクルマで、乗り出してかれこれ7年になるが未だ足回りの納得がいくセットが見つからず、このクルマの唯一の欠点となっていた。
車重が600kgと超軽いが故にバネレートはかなり低めでないと乗ってられない。2.5kg程度が限界、それを超えると街乗りできない。しかしながら車高を落とすと、僕のユースでは頻繁に2名乗車があるため沈み込みが激しく、簡単に底突きしてしまう。しかも乗車位置はほとんどリヤタイヤの上に座っているような状態であり、さらに極めて簡素な構造から突き上げ感は顕著でダイレクトである。さらに加えて、構造上、ストロークが確保しにくい。どうやったって車高をある程度上げなくては乗り心地は大幅に悪化してしまう。というより乗ってられない。五臓六法に轟くような衝撃がくる。クルマが壊れるのではないだろうか、そう思えるほどだ。
車高を純正高まで上げるつもりはないものの(流石にカッコ悪い)、いわゆるローダウンスプリングでは落ち過ぎてバンプラを打ちまくってしまう。そうなると、セットアップ自由度がある車高調整式に手を出さざるおえなくなり、ぎょうぎょうしいがツインに車高調整を入れることになった。(ちなみに純正は笑ってしまうほど酷い。フワフワしていてハッキリ言って危ない。接地感はゼロ。)
僕の希望は以下の通りだった。
・純正よりは乗り心地を損なわない範囲で車高を落としたい。
・リヤにしっかりとした接地感が欲しい。
・ちょい乗り車であるからして、乗り心地は最優先したい。純正のようなフワフワしたのは論外。酔う。
そこで、車高調整キットをリーズナブルな価格帯で販売しているインシュランスグループというメーカーからキットを入手し組み付けたワケだが、その望みは、当初、大幅に適わなかった。確かにそれ以前に組みつけていたKYB new SR Special(ワゴンR用)+RSR Ti2000よりはマシではあったが、接地感は必要以上にあるもののダンパーの一次入力時の異常な硬さや、また致命的にも上突きのアタリ感が酷くその回避が出来なかった。ほとほと困ってインシュランスグループに相談をさせてもらったところ、非常に好意的な協力を得ることができ、今日、僕の理想とするこのクルマの足回りを作り上げることができた。
このインシュランスグループというメーカーをご存知だろうか ? このメーカーは、なんと僕にツインチューブ式のダンパーを送ってきた。ストロークも1cm伸ばしてのものだ。
以下メーカー側のメール文章の一部ではあるが、これだけのサポートをしてくれた。
・異音対策:上付き音→ ピストンロッド組み付けストッパー 樹脂製採用品
・プリロード調整幅が大きく取りやすいタイプへの変更 ケース長14mm ストローク10mm増 
・ショックの硬さ:初期の反発力、減衰力全般のダウン ツインチューブタイプショックへの変更
一次入力時の異常な硬さと上突きのアタリ感が消失したため、あとはどうとでもできる。ベストバランスのセットを探すだけだ。ストロークも前より1cm余裕があるので再計算しなおし理論値を出したあと現物調整にかかった。
今回のセットはイイ。非常にイイ。日本中探してもこれだけイイ足回りを持つツインはいないだろう。とてもしなやかだ。短いストロークの中でも足が路面を捉えてしっかりと動き、ガシャガシャした突き上げや音は大幅に低減された。接地感もしっかりとしていてトラクションもかかりやすい。

このクルマ、ますます楽しい ! 7年越しの僕の希望、やっとかなった !
Posted at 2013/06/02 23:16:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | Twin | クルマ

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「R35: なんか贅沢かなとも思うんだけどね。 http://cvw.jp/b/261822/47596696/
何シテル?   03/17 19:02
神奈川県の懲りないクルマ馬鹿です。
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