• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

global garageのブログ一覧

2019年11月09日 イイね!

R35: 旅先でのトラブル

R35: 旅先でのトラブル軽井沢はほぼ毎年、夏に訪れているワケだが、秋にきたのは初めてかも知れない。夏とはかなり様子が異なっていてどこを走っても紅葉が見れてなかなか楽しい。快適ドライブ・スーパーおでかけマシンとなったGT-Rとはいえ、それでも渋滞を嫌う僕はまだ暗いうちから圏央道を抜け関越、上信越を下りハルニレテラスの沢村で朝食をとることにした。ここも夏とは異なり、特別な朝食メニューはなく普通にパンを買ってテラスで食べた。ハルニレテラスの駐車場はP1、P2、P3とあるが、スロープが緩くGT-Rでも入れそうなのがP3なのだが、結構ギリギリな感じで入ったことはない。それよりもハルニレテラスのほぼ目の前にロマンチック街道沿いの路面駐車場があり、いつもここに停める。15台くらいのスペースだ。もちろん段差は道路と一体なので皆無である。

朝食を取りクルマに戻ると左のミラーが逆側に倒れていた。ミラーを折りたたんだ方向と逆。チキショー...当てられたか、悪戯かは解らないが何らかの強い力が加わらないとこうはならない。見ると傷な全くなく、手で元の位置に戻すと戻ったもののグラグラで10mmくらいのガタが出てしまっている。隣のクルマが超寄っているのでそのクルマから降りた者が抜ける際にミラーに引っ掛けたなって感じだ。ドライバーが戻ってくるまで待って、人類史上、最も深い後悔と反省を述べてもらうこととし、動作確認のためにミラーの折りたたみスイッチを入れるとこちらは正常だった。すると一緒に来ていた友人がミラーを揺らしガタが治っていると言い始めた。触ってみると確かに元通りだ。なるほど、ミラーとは衝突安全のために逆を向いてしまうのも可動域なんだと理解した。クラッチかなんかの構造になっていてそれがハズれただけで折りたたみのきっかけで戻るようだ。もう一度試してみたいが壊れたらアホである。とにかく、ドライバーを待つ必要がなくなり、逆に気分が良くなりウキウキとそこを後にした。次からはミラーを折りたたんで駐車する僕でありたい。多分...忘れるけど...

いくつかの"THE 軽井沢"なポイントを散策し、紅葉のメッカである雲場池に向かうことにした。ここは前日にテレビで紹介されていた影響で奥様のたっての希望であり助手席でずっと騒いでいるが、ナビの渋滞情報を見る限り恐ろしいことになっている。どう考えても雲場池を中心として夏の軽井沢ですら見たことのないほどの大渋滞が起こっている。雲場池の駐車場に入れる、なんてのは絶対に無理だ。段差とかいう問題ではなくそれは最初っから期待していない。予定通り、軽井沢駅付近まで向かいクルマを駐車場へ入れてレンタル自転車で雲場池に向かう。ロマンチック街道からR18中山道に入るなり大渋滞だった。全然動かない。しかし正にここが、快適ドライブ・スーパーおでかけマシンと化したこのクルマの真価を問われる場面である。軽井沢駅付近まで結局1時間ほどかかったワケだが、精神的ストレス以外のダメージは感じられない。奥様は劇場版コードブルーをガン見しているので果たしてこの渋滞に気付いているかさえ怪しい。さすがだ。さすがSR7。GT-Rとこのシートの相性の良さに僕はすっかり満足している。

軽井沢駅付近の矢ケ崎公園前の駐車場は50台くらいの規模のものだが、段差がなく舗装もしっかりとされていてたいていは空いている。レンタサイクルまでのアクセスも良く僕が軽井沢で愛用している駐車場だ。ちなみに矢ケ崎公園前には駐車場は2つあり、駅寄りのほうの話をしている。もう一個のほうはスロープがキツいので僕は使っていない。
クルマを停めて、そこから50mほど歩けばR133、軽井沢銀座に続くメインストリートに出る。そこにはレンタサイクル屋は山ほどあるので適当なところで自転車を借りて雲場池に向かう。どうでもいい話だが...そもそもこの記事自体がどうでもいい話なんだけど...僕はアシスト自転車に乗ったことがなく今回初めての経験だったが、ホント凄い。ちょっと感動。よく出来てる。確かにこれなら軽車両の域を超えない。でもしっかり楽チン。このバランスが素晴らしい。

雲場池の周囲は笑ってしまうくらいの大渋滞だった。延々と連なっている車列を横目に見ながら僕のアシストチャリはさっそうと走る。いやぁ、気持ちいい。暖冬の気配か紅葉の具合はまだまだ全開ではないながらもそれなりに楽しみ、ランドアバウトのところにあるピレネーに予約を入れていたので昼食を済ませて、矢ケ崎公園前の駐車場に戻った。帰路に向かうべく、クルマに乗り込みエンジンをかけると、何の前触れもなくABS異常とVDC異常が出た。かけ直しても消えない。遅くなると渋滞が激しくなるので、とりあえず走りながら考えることにした。この異常は走行に特に問題はない。むしろ僕はABSやVDCが嫌いなくらいだ。
帰路はあちこちで渋滞していて、考察するにはもってこいである。以前一度、ブログに記載したがABSが壊れたことがある。GT-RのABSの品質は悪く極めてよくある話で、そのときは自宅で取りずしてABS JAPANというところに送り修理してもらった。詳しくは解らないが設計欠陥に近い箇所がありそこを直したとのことで、希望的観測を含んで言えば再発の可能性は低いはずである。それと、前回は走っている最中に突然警告が灯った。今回はエンジンをかけた直後でまだ走ってもいないのに灯った。確か以前ABSが壊れた際、バッテリーをリセットしたら治ったりしないかと思い、試したときは...実走行して1分後くらいに灯ったと記憶している。つまり、ABSに異常があるというチェックはある一定量の走行をしないとシステムは判断できない可能性が高い。それと前回異常だったからといってエンジンをかけるなり警告を出し続けるワケではない。都度、診断をしていると考えられる。しかし今回は、エンジン始動直後にシステム側はABSの異常を検出できたってことになる。なんかおかしいな。
よく見るとポップアップボンネットの警告灯も点灯している。ABSに異常が発生した際、ポップアップボンネットの機能が使えなくなる?...頭を巡らせて連動性を考えみたがちょっと思いつかない。では共通項は何かと言えば、信号管理システムが統合されている可能性が高い。全て安全装置である。前日にステアリングを交換したことによりエアバッグを久々に復活させたが、これの影響か?それなら直後に出るはずだ。数百キロ走ったワケだから既に学習は完了し最適値で管理されていると考えるのが普通だ。エアバッグは関係ない。
とすると、信号管理にノイズが入った?もしくは、電圧降下してる?
休憩もかねて適当なパーキンングに入りトランクの工具箱からバッテリーチェッカーを持ち出して計測してみたが問題はない。オルタも含めて電圧降下の可能性は極めて少ない。エンジンをかけるとやっぱり警告は点灯する。
となるとノイズか?じゃぁ何故点灯し続けるんだ?一度エラー診断されたらディーラーとかじゃないと消せないんだっけ?以前にABS交換後ディーラーに消しに行ったっけ?思い出せないなあ。でも前回異常だったからといってエンジンをかけるなり警告を出し続けるワケではないとさっきの考察では理解した。

ん~。整理しよう。
電圧降下の可能性:超低い
ABSユニットの破損の可能性:低い
ノイズが入った可能性:超低い
センサー類の故障の可能性:あり
ノイズが入り続けている可能性:あり

この中で最も希望的な事象は、ノイズが入り続けている、だ。システム側が異常だと判断している閾値が現状に最適化されていない状態だとすれば、走り回って学習が完了すれば警告は消えるはずだ。ただし、この診断はエンジン始動時のみだと思われるのでパーキングに入りまくることにした。

3つ目に立ち寄った寄居のパーキングで、消えた。それ以来、出ていない。僕の仮説が合っていたのかどうかはどうでもいいのだが、次に同じことがあったときの考察のために備忘録として。
Posted at 2019/11/09 15:36:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ
2019年11月04日 イイね!

R35: "快適ドライブ・スーパーおでかけマシン"への道

R35: "快適ドライブ・スーパーおでかけマシン"への道「No Motorsports, No Life.」
そんな標榜してきたワケだけど、最近の僕は全然そんなことはなくクルマでスポーツしなくても充分カーライフを謳歌していたりする。この件は、以前より何度か書かせてもらっているので割愛するけど、とにかく趣向というものは年齢や環境によってやっぱり変化するもので、僕も特に例外ではなかった、という話なだけ。

で、コンペティションなSPECからツーリングなSPECへ、僕のこのクルマはかれこれ2年がかりで変更を...つい先日遂げた。快適ドライブ・スーパーおでかけマシン、完成~!

じゃぁ何をしたのかっていうと、ただただひたすら普通にしただけ 笑。元々このクルマは快適ドライブ・スーパーおでかけマシンである。それを10年かけて魚雷みたいにしてしまったので、元に戻したって話。でも単にもとに戻すのも性分じゃないので素に近い良質なものを試しながら着地させた。
なんだかんだ言って2年もかかっちゃった、そのあらましをもう少し具体的に書くと以降のような試行錯誤の経緯になる。

まず最初に取り掛かったのは、何より車高の見直し。このクルマは車高を下げれば下げるだけ顕著に機敏さが倍増するため低車高化は毒饅頭だ。他のどんなモノより単純に効果が出るためやめられなくなる。一時はその魔力に完全にのまれてしまい最低地上高が5cm程度ってときもあった。曲げやすいし止まりやすいけど、どこにも行けない 笑。以前につけていたフロントのスポイラーは友人にオーダーしてオリジナルで制作したものだが、車高を落としやすいように純正のフロントスポイラーの縦の長さとほぼ同等にしてもらっていた。
で、今回はまず標準車高を上げにかかったワケだけど、GT-R NISMOより1cmほど低い位置ならダルさも何とか妥協できるかなって。でもこの車高だとスタイルがイマイチ、グッとこないので、出来るだけ低く見えるエアロに変更した。お陰で2017ルックにもなった 笑。

車高が決まったので次は足。ゴムアッパーとダンプトロニックを使うことが絶対条件だったため、探すと選択肢は限られていてAragosta SA-PnPをチョイス。バネレートを大幅にダウン(F:24Kgf/mm R:14Kgf/mm → F:16Kgf/mm R:10Kgf/mm)した。癖の強い僕の好みのアライメントセットはクローズドなコースでは楽しいが、かなり神経質なため街中ドライブでは疲れてしまう。片減りも激しい。純正基準値に少し手を加えた程度に見直して、かつブレーキパッドをタッチ感が柔らかいものに変更した。渾身の10年かけて作ったレーシングな機敏さは儚くも消え、随分とダルく緩くなり...まぁ、でも純正よりは...。2007モデルのGT-R(僕のクルマ)のスポーツ度(速さではなくストイックな性能)が「10」だとして、乗ったことがある2017モデルは「8」。前のこのクルマのセットは「15」。今回は「11」か「12」を目指している。
足の変更に伴って全く出番がなくなったロールバーを取り外し、これを組み付けるために大穴を空けたリヤのサイドトリムも新調してついでにロブソンレザーに赤皮を張ってもらった。ロールバーがなくなれば、CRAFT SQUAREの必要以上にレーシーなミラーもスタイル的なバランスを崩すだけなので純正ミラーに戻す。でもただ戻すのもつまらないので、GT-R NISMO風にメタ黒に塗り、アンダーにカーボンを張って外装は完成。

次は、快適ドライブ・スーパーおでかけマシン造りに最も重要な操作系なんだけど、とにかくシートの選択に四苦八苦した。僕は操作系にもの凄く神経質で特にシートは全てのパーツの中でも最重要視する。当初の希望はRECAROのSportster。デザインが素晴らしく、展示会や店頭の物色で何度か座って試した際、見た目より座った感じが硬く、かつシートバックの剛性があり気に入っていた。しかしながらこのシート、致命的にステアリングセンターが出ない。座面がデカ過ぎるのだ。センターコンソールの内張を外さない限りはどうやっても無理。計算上、45mmドア側にオフセットされる。とてもじゃない。僕はステアリングセンターのズレは5mmが許容範囲でそれ以上は無理。フルバケだと1mmズレていても気になるタイプだ。色々調べてみるとGT-Rのドライバースペースは床の構造、空間的な点からリクライニングは必ずオフセットされてしまうとのことだが、レカロのSR7だと計算上はセンターが出る。店頭のSR7の座面やボルト位置を計測してあくまで計算上は何とかなることが解った。このシートならば、前にABARTHで使用しており今回のテーマにもモッテコイだ。シートレールを溶接を解きほぐしバラして作り直すことを前提に最も座面が低くなるモノを入手して組み付けた。悪戦苦闘したがステアリングセンターは完璧である。2mmズレくらいで全く気にならない。シートはロブソンレザーに技術的にかなり無茶な頼みを聞いてもらいフルオリジナルのデザイン、赤皮+アルカンターラで作ってもらった。

そして、最後がステアリング。momoのNEROを気に入って使っていたが、フルバケをやめた今、ステアリングがストイック過ぎてバランスが悪い。だけど、純正ではサイズ的に大き過ぎてどうも僕は苦手。momo NERO同様の35径は妥協できない。仕方なく純正をベースにフルオリジナルで制作してもらった。

それぞれの詳細はパーツレビューで別途記載させてもらおうと思っているんだけど、全体バランスとしては上々の出来栄えだ。とにかくドライブが楽しい。以前よりも身構えることなくお気楽に乗れて疲れない。
昨日、日帰りで軽井沢までドライブに行ってきた。紅葉シーズンの三連休のド真ん中、どこに行っても大渋滞。累計運転時間は9時間にも及んだが、モノともしない...とは言い過ぎだが、許容範囲であるのは間違いない。前のセットなら死んでいる。しかも、道が空けばそれなりのスポーツ感もしっかりと残してあるので、死神が見えるくらいに攻め立てて遊ぶこともできた。

今年50歳になってしまった僕のクルマ作りの新しい方向性は、まだまだ分からないことが多く未知で手探り感があるんだけど、まぁ、飽きるまでこのベクトルで楽しんでみようと...。

あ、そうそう。
僕の使用したパーツをご購入頂いた皆様、今回もその節は色々ありがとう御座いました! すべてのパーツはできる限り良質な状態で保てるよう大切に使っていますので、引き続き楽しんで頂けたらと思います! ありがとう御座いましたー!
Posted at 2019/11/04 09:47:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ

プロフィール

「R35 : マジンガーZだってプールから出てきてたワケだし。 http://cvw.jp/b/261822/48587479/
何シテル?   08/08 10:01
神奈川県の懲りないクルマ馬鹿です。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/11 >>

     12
3 45678 9
10111213141516
17181920212223
24252627282930

愛車一覧

日産 NISSAN GT-R 日産 NISSAN GT-R
実はあまり期待していなかったんだよね。 僕はスポーツユーザであるからして電子制御だらけの ...
レクサス LBX レクサス LBX
C-HRを6年乗り深く理解できたことは、①ハイブリッドの素晴らしさ、②現在のトヨタのクル ...
日産 キューブ 日産 キューブ
日本列島が大好況に沸いたバブル経済が崩壊し、「不況」という言葉が定着し始めた1998年に ...
トヨタ ソアラ トヨタ ソアラ
チューニングベースとして最初に手にしたのがこのクルマ。ノーマルで215PSのパワーは、今 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation