
10/12〜13は、スーパーフォーミュラ(以下SF)を見に富士スピードウェイへ。実は過去18年のレース観戦では初の現地観戦。とは言え2010年〜2013年に行われた富士スプリントカップで、当時のレースは見てるものの、シリーズ単体で開催したのを観戦したのは今回が初めてになる。前身はフォーミュラニッポン(以下FN)で、2013年より現在の名称で行われている。車両は昨年からSF23に代わり、エンジンがトヨタ製かホンダ製どちらかを選択できる以外はイコールコンディションで行われている(タイヤは横浜ゴムのワンメイク)今季はトヨタエンジンを搭載した車両が11台、ホンダエンジンを搭載した車両が10台の計21台で競うチームも、FN時代から参戦しているチームもあれば、ここ2〜3年で参戦をしてるチームもある。ドライバーは、ヨーロッパ等で経験の選手もいれば、海外を見据えて参戦してる選手もいる。
今回のレースは、土曜日に第6戦、日曜日に第7戦と、土日で2レース行われ、ポイントのシステムも従来のレギュレーション通りに加算される。レース距離は土日共に約190km(41週)
まず土曜日に行われた予選では福住仁嶺選手がPPを獲得。決勝では一時TEAM MUGENの2台が1-2体制となるが、これを追い上げたのが坪井翔選手。予選では7位と沈んだが、決勝では中盤から華麗なるオーバーテイクショーを見せ今季2勝目を飾った。
日曜日の予選でも、坪井翔選手がPPを獲得。決勝では3度のSCが入り、結果的に完走16台の荒れたレースに。そんなアクシデントとは無縁のレースをした坪井翔選手がポール・トゥ・インを達成。今季の富士ラウンド3連勝を飾ると同時にランキングも首位へ浮上した
ここからは簡単に各チーム&ドライバーの紹介&第6戦、7戦の成績も合わせて載せて行きます
KONDO RACING
SUPER GTでお馴染みのKONDO RACINGは2022年から現在のカラーリングで参戦。2018年にはチームチャンピオンを獲得している。昨年に続き山下健太選手、小高一斗選手を起用
3号車 山下 健太選手
Rd6 予選13位/決勝10位
Rd7 予選6位/決勝8位

4号車 小高 一斗選手
Rd6 予選20位/決勝16位
Rd7 予選19位/決勝12位

DOCOMO TEAM DANDELION RACING
毎年優勝、チャンピオン争いに絡む強豪チーム。今季も2勝をあげ、ランキングも上位に付ける。ドライバーはSUPER GTで2度のチャンピオンを獲得した牧野任祐選手と成長著しい太田格之進選手
5号車 牧野 任祐選手
Rd6 予選9位/決勝4位
Rd7 予選4位/決勝3位

6号車 太田 格之進選手
Rd6 予選2位/決勝9位
Rd7 予選14位/決勝4位

Kids com Team KCMG
現役最年長の小林可夢偉選手とホンダから移籍した福住仁嶺選手を擁するチーム。今季は第4戦富士でチーム初のポール獲得と、コンスタントに上位につけている
7号車 小林 可夢偉選手
Rd6 予選 11位/決勝3位
Rd7 予選 9位/決勝5位

8号車 福住 仁嶺選手
Rd6 予選1位/決勝5位
Rd7 予選3位/決勝2位

ThreeBond Racing
初参戦は2020年。ホンダエンジンを使用する。ドライバーは今季から三宅淳詞選手を起用。苦戦したシーズンを送っているが、羽車が噛み合えば上位に入れるポテンシャルは充分ある
12号車 三宅 淳詞選手
Rd6 予選14位/決勝14位
Rd7 予選16位/決勝 リタイア

docomo business ROOKIE
富士スピードウェイに拠点を置くチーム。ドライバーもベテラン、大嶋和也選手を起用してる。少々苦戦したシーズンを送っているが、速さはあるだけに結果に繋げたいところ
14号車 大嶋 和也選手
Rd6 予選15位/決勝15位
Rd7 予選18位/決勝 リタイア

TEAM MUGEN
チームは過去に4度のドライバーズタイトル、2度のチームタイトルを獲得している。どのサーキットでも安定した走りを見せ、予選/決勝共に常に上位に付けている
15号車 岩佐 歩夢選手
Rd6 予選4位/決勝2位
Rd7 予選12位/決勝6位

16号車 野尻 智紀選手
Rd6 予選3位/決勝6位
Rd7 予選2位/決勝7位

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
今季は2016年にチャンピオンになった国本雄資選手と、前戦のもてぎからニック・デ・フリース選手が参戦。実力の高いチームだけに上位進出が期待される
19号車 ニック・デ・フリース選手
Rd6 予選18位/決勝11位
Rd7 予選17位/決勝11位

20号車 国本 雄資選手
Rd6 予選19位/決勝13位
Rd7 予選20位/決勝15位

VANTELIN TEAM TOM’S
初参戦は2006年。昨年ドライバーズタイトルを獲得したチーム。今季も第4戦の富士で優勝をしている。現在のSFにおいて最も勢いのあるチームと言える
36号車 坪井 翔選手
Rd6 予選7位/決勝1位
Rd7 予選1位/決勝1位

37号車 笹原 右京選手
Rd6 予選12位/決勝12位
Rd7 予選15位/決勝14位

VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
同チームで4年目の阪口晴南選手にホンダから移籍した大湯都史樹選手を擁する。チームとしてのレベルは高いが、今季はアクシデントによるリタイアもあり、是が非でも優勝が欲しいところ
38号車 阪口 晴南選手
Rd6 予選5位/決勝18位
Rd7 予選11位/決勝 リタイア

39号車 大湯 都史樹選手
Rd6 予選17位/決勝 リタイア
Rd7 予選8位/決勝10位

San-Fi Gen with B-Max
2017年から参戦をしており、ホンダエンジンを選択。今季、ルーキーとして木村偉織選手を起用。1台体制ながら孤軍奮闘している。多くの経験を学んで、来季に繋がる走りに期待
50号車 木村 偉織選手
Rd6 予選16位/決勝 リタイア
Rd7 予選13位/決勝9位

TGM Grand Prix
昨年から参戦を開始したチーム。ドライバーは大津弘樹選手と、ルーキーで唯一の女性ドライバーのJuju選手。2年目のチームゆえ、これからの飛躍に期待がかかる
53号車 Juju選手
Rd6 予選21位/決勝17位
Rd7 予選 21位/決勝16位

55号車 大津 弘樹選手
Rd6 予選10位/決勝19位
Rd7 予選10位/決勝13位

PONOS MAKAJIMA RACING
ベテランの山本尚貴選手と若手の佐藤蓮選手を起用。時に速さを見せるもアクシデントに巻き込まれる事もあり、なかなか上位に入れないのが気がかりなところ
64号車 山本 尚貴選手
Rd6 予選8位/決勝8位
Rd7 予選7位/決勝 リタイア

65号車 佐藤 蓮選手
Rd6 予選6位/決勝7位
Rd7 予選5位/決勝 最低重量違反により失格

初観戦となったSF。SUPER GTやスーパー耐久とはまた違った面白さがあり、フォーミュラレースならではの楽しみも多かった。これまで7月のみ開催していた為、仕事の関係上、土日で行くのは難しかったが、10月開催なら問題なく行ける。来年もまた10月の開催は決まってる為楽しみにしたいところ
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2024/10/26 21:35:11