
今年もS耐の時期がやってきた。今年は金曜日から場内で宿泊可能との事で、残業がありながら前乗りする事に(着いたのは夜11時半前)土曜日の朝はのんびりできたが、雨が…。雨具は持ってきたが、少し待っていたら雨自体は止んだ為、ウォームアップ走行から見る事に

その後はイベント広場を周り、レースのスタート進行を待っていたが、雷雨の影響でスタートが30分遅れになったが、その後1時間遅れで16時スタートに(写真は雨が降る前に撮影してきた)

結局雷雨の影響でスタンドの屋根下にいるしかできなかったが、レースは16時にスタート。チェッカー時刻は翌15時は変わらず。まず全体の流れとしては、スタートしてからはしばらくレースが続き、17時前には雨は完全に上がった為自分も早めの夕飯をとって、アドバンコーナーで撮影した後は花火を撮影する為に去年と同じ場所に移動。しかし今年は霧の影響で満足の行く撮影ができず。それでも雨は上がったのだから、そこはヨシとするべきかもしれない

その後はセクター3付近で夜撮しつつ、最終コーナーで撮影していたらレースはSCに。霧が出た為ここからしばらくSC先導に。自分もこれ以上撮影は難しいことから0時前に車内で寝る事に。と、その戻る途中でなんとすぱーくに遭遇。今までずっと会えなかったから、これは嬉しいサプライズになった

そして気付いて4時半過ぎにふと起きた時にエンジンが完全に止まってる事に気付く。霧の為赤旗で中断していた。その後7時半に再開してからは15時までレースが行われて(FCYは入ったが)チェッカー。波乱波乱のレース観戦になったが、終わってみれば全ていい思い出になったし、笑顔で帰宅できた。また61号車がグリッドに着いてマシンを降りた山内選手に旗を振ってるのを気付いてくれた事、じゅんいちダビッドソンともすれ違った。レース以外の思い出も沢山できた
今回参戦したマシンはなんと10クラス60台。それぞれのクラスにドラマがあり、レース後のコースウォークでは1台1台のマシンを見て、その勇姿を見届けた(ここからは各クラスの結果を載せて行きます。全てのマシンを撮影した訳ではないのであしからず。順位は正式結果より記載。カッコ内の予選&決勝順位は総合で記載)
ST-Xクラス FIA GT3公認車両及、びFIA GT3規格に準ずる車両
参戦車両 Mercedes AMG、LEXUS RC F、NISSAN GT-R NISMO、Porsche 911、Audi R8
総合優勝を争うクラス。今回6台がエントリー。PPは33号車が獲得。決勝でも常に上位に付け、レースをリードする展開に。ところが終盤にトラブルが発生しまさかのリタイアに。この時2位に付けていた23号車が変わって首位に立ったが、これを追い上げたのが666号車。両者のバトルはチェッカー直前まで続いたが、666号車がスプラッシュの為ピットインし決着が付いた。23号車は24時間レースで初優勝する結果となった
1位 23号車 TKRI松永建設AMG GT3(予選4位/総合1位)

2位 666号車 seven x seven PORSCHE GT3R(予選5位/総合2位)

3位 101号車 Hitotsuyama Audi R8 LMS(予選3位/総合3位)

4位 31号車 DENSO LEXUS RC F GT3(予選6位/総合29位)

5位 81号車 DAISHIN GT-R GT3(予選2位/総合45位)

R 33号車 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(予選1位/総合-)

ST-Zクラス GT4公認車両及び、FIA GT4規格に準ずる車両
参戦車両 TOYOTA GR Supra(EVO2)、Mercedes AMG、NISSAN Z NISMO(RZ34)、Porsche 718Cayman
GT4車両によるクラス。9台がエントリーしており、今回は4メーカーのGT4車両が参戦。PPは25号車が獲得し、決勝では序盤20号車と首位を攻防する形に。夜間に26号車がリタイアする等荒れた展開になるが、その後は25号車が首位を守り、52号車に1周差を付けて優勝。ポールトゥインを達成した。2位は52号車、3位は22号車と、異なる車種が表彰台を獲得する結果になった(5号車はグループ1最後尾スタート)
1位 25号車 raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(予選9位/総合5位)

2位 52号車 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2(予選11位/総合6位)

3位 22号車 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS(予選10位/総合7位)

4位 885号車 シェイドレーシング GR Supra GT4 EVO2(予選13位/総合8位)

5位 5号車 マッハ車検 GR Supra GT4 EVO2(予選-/総合9位)

6位 20号車 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z(予選12位/総合10位)

7位 111号車 AMG GT4(予選15位/総合15位)

8位 21号車 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4(予選16位/総合49位)

R 26号車 raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(予選14位/総合-)

ST-TCRクラス TCR規格車両及び、TCR規格に準ずる車両(HYUNDAIは現ヒョンデですが、ここではHYUNDAIと記載します)
参戦車両 HYUNDAI ELANTRA、SEAT CUPRA
TCR車両によるクラス。FF+ターボの組み合わせの車両で行われ、今回は2台が参戦。その2台共に日本ではあまり見かけない車両の為、注目度は高い。PPは98号車が獲得するも決勝ではトラブルが相次いで後退。ほぼノーミス、ノートラブルで走り切った19号車が優勝を手にした
1位 19号車 BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCR(予選18位/総合11位)

2位 98号車 WAIMARAMA Elantra N TCR(予選17位/総合46位)

ST-Qクラス STMOが定めた開発車両(ポイント対象外)
参戦車両 TOYOTA GR86、GR Corolla、GR Yaris、MAZDA MAZDA3、ROADSTER、SUBARU WRX S4
次世代の自動車作りを目指す、開発車両によるクラス。章典外クラスの為ポイント等は付かないが、各メーカーの開発してる車両はどれも興味深い。今回は6台が参戦しており、61号車がこのクラスで活躍している(応援するチームの為少し話が長くなります)
予選でクラストップ、グループ2の先頭からスタートした61号車は順調に周回を重ねる。夜間の霧やアクシデントに巻き込まれる事なく無事に走りきる。結果ほぼノーミス、ノートラブルで走り切りクラス2位(総合17位)でチェッカーを受けた(ペナルティーも無し)せっかくならクラストップでゴールして欲しかった感はあるが、チームは昨年オートポリスから車両をBRZからWRX S4に変えて初の24時間を走り切ったのだから、この結果は賞賛の値に位置する。マシンはまだまだ速くできるとの事から、ますます期待が大きくなる。そして何よりSUPER GTがあのような形で終わってしまった為、今回は笑顔でレースを終えられた喜びは大きかった
1位 28号車 TGRR GR86 Future FR concept(予選24位/総合13位)

2位 61号車 SUBARU HighPerformanceX Future Concept(予選23位/総合17位)

3位 12号車 MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept(予選34位/総合27位)

4位 104号車 GR Yaris DAT Racing Concept(予選29位/総合32位)

5位 32号車 TGRR GR Corolla H2 concept(予選57位/総合41位)

6位 55号車 MAZDA SPIRIT RACING 3 Future concept(予選30位/総合53位)

ST-1クラス ST2〜5以外の車両
参戦車両 KTM GTX、Porsche 911 GT3R (992)
これまで2号車の1台のみの参加だったが、今年から47号車が参戦。予選こそPPは2号車が獲得したが決勝ではトラブルで大きく後退。47号車が優勝を手にし、ST-1クラスながら総合でも4位に入った
1位 47号車 D'station Porsche 992(予選8位/決勝4位)

2位 2号車 シンティアム アップル KTM(予選7位/決勝39位)

ST-2クラス 2400cc〜3500ccまでの前輪駆動及び四輪駆動車(ターボ車は排気量×1.7換算)
参加車両 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ、TOYOTA GR Yaris、HONDA CIVIC TYPE R
8台が参加するこのクラスはGR Yarisが席巻するレースが多かったが、CIVICの速さが際立ってきている。そこに2台のLANCER EVOLUTIONを走らせる老舗チームの6号車、7号車と3メーカーのバトルは見応えがある。レースは743号車がPPを獲得するも中盤に後退。その後は95号車と72号車が激しいバトルを展開。しかし終盤に95号車にペナルティが出て、この僅かな差で2位に。72号車は嬉しい24時間レース初優勝となった
1位 72号車 OHLINS CIVIC NATS(予選31位/総合12位)

2位 95号車 SPOON リジカラ CIVIC(予選21位/総合14位)

3位 13号車 ENDLESS GRヤリス(予選26位/総合18位)

4位 743号車 honda R&D Challenge FL5(予選19位/総合20位)

5位 225号車 KTMS GR YARIS(予選28位/総合23位)

6位 6号車 新菱オートDXL☆ネオグローブEVOⅩ(予選20位/総合26位)

7位 36号車 HCM 内野製作所FL5(予選33位/総合48位)

8位 7号車 新菱オートDXL☆MART☆VARISエボ(予選22位/総合51位)

ST-3クラス 2400cc〜3500ccまでの後輪駆動車
参加車両 NISSAN FAIRLADY Z(Z34)、LEXUS RC350
昨年同様に2チームが2台体制で参戦。現代では数少ない大排気量車が参戦するクラス。予選でPPを獲得したのは16号車だが、決勝はLEXUSの2台がレースをリード。その中で39号車が2位に4ラップ差をつけて優勝。結果的にLEXUSがワンツー。4台全てがチェッカーを受けた
1位 39号車 エアバスター WINMAX RC350 TWS(予選27位/総合16位)

2位 38号車 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS(予選32位/19位)

3位 16号車 岡部自動車フェアレディZ34(予選25位/総合21位)

4位 15号車 岡部自動車フェアレディZ34(予選-/総合24位)

ST-4クラス 1500cc〜2500ccまでの車両
参戦車両 TOYOTA GR86、MAZDA ROADSTER RF、ROADSTER(NC)、SUZUKI SWIFTSPORT
かつては86主体のクラスだったが、ROADSTERに加えSWIFTSPORTも今年から参加。元スイフト乗りからしたら注目の1台であったが、1年目とのことでまだまだ産みの苦しみが否めず、今レースも規定周回に満たずリタイアとなったが、開発が進めば必ず上位争いに加わるハズ。レースは884が予選でPPを獲得。決勝も常に上位に付けて優勝を飾った
1位 884号車 シェイドレーシング GR86(予選35位/総合22位)

2位 41号車 エナジーハイドロゲン EXEDY GR86 Winmax(予選37位/総合25位)

3位 37号車 DXLパワーミネラルEVO☆NOPRO☆NCロードスター(予選42位/総合28位)

4位 3号車 ENDLESS GR86(予選36位/総合30位)

5位 18号車 WedsSport GR86(38位/総合31位)

6位 66号車 odula TONE MOTUL ROADSTER RF(予選40位/総合50位)

R 60号車 Zenyaku GR86(予選39位/総合-)

R 290号車 AutoLabo Racing(予選43位/総合-)

R 216号車 HMRスポーツカー専門店GR86(予選41位/総合-)

ST-5Fクラス 1500cc未満の前輪駆動車
参戦車両 HONDA FIT4 RS、FIT3 RS、TOYOTA VITZ、MAZDA MAZDA2
今年からST5クラスはFクラスとRクラスに分かれる。Fは前輪駆動(FF)、Rは後輪駆動(FR)でクラス訳がされる。PPは4号車が獲得。決勝は夜間に11号車がトップに立つがこれを追い上げたのが821号車で、トップに立つとそのまま逃げ切って優勝。11号車が2位、222号車が3位に入った
1位 821号車 アンドリーガル Moty's Fit(予選50位/総合35位)

2位 11号車 SAKAE MOTORSPORTS FIT(予選52位/総合37位)

3位 222号車 DURANCE J-net Cars Tokai FIT(予選51位/総合38位)

4位 67号車 YAMATO FIT(予選47位/総合40位)

5位 4号車 THE BRIDE FIT(予選44位/総合42位)

R 110号車 ACCESS BARDEN VITZ(予選55位/総合-)

R 17号車 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2(予選-/総合-)
ST-5Rクラス 1500cc未満の後輪駆動車
参加車両 MAZDA ROADSTER(ND)
こちらのクラスはROADSTERのみが参戦。PPは過去に優勝経験のある88号車が獲得。決勝でもトップをリードし、2位に3周差をつけて優勝を飾った
1位 88号車 村上モータースMAZDAロードスター(予選45位/総合33位)

2位 610号車 KOSHIDO RACING ロードスター(予選49位/総合34位)

3位 120号車 倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER(予選53位/総合34位)

4位 76号車 PROGRESS 高砂 ロードスター(予選46位/総合43位)

5位 50号車 LOVEDRIVE ロードスター(予選56位/総合44位)

6位 89号車 村上モータースMAZDAロードスター(予選54位/総合47位)

7位 65号車 odula TONE 制動屋ROADSTER(予選48位/総合52位)

おまけです。11月の最終戦も行くのが楽しみだぜ