フロアシフトではなく、コラムAT…そしてベンチシート。今はほとんどの乗用ワゴン車に採用されているモノだと思われます。(パネルシフトも増えてますね)私の子供の頃の認識では「高級車」という括りの一つでした。子供の頃…自動車に乗車することは、バスやタクシーを利用する以外は自分の家の車(父親の車)しかありませんでした。ある日家に黒塗りの大きな車(それでも5ナンバー)がやってきたのです。それは「トヨタ クラウン」…ではなく、「日産 セドリック」…でもなく、…「三菱 デボネア(初代)」でした。外観は丸目4灯のヘッドライト・網状のフロントグリル特徴的でエッヂの効いたフロントやリアの上部。立派なメッキのバンパー室内に入れば水平に伸びるスピードメーターコラムシフトで足元広々広い車内・6人乗り(ベンチシート)乗り心地の柔らかいシートクッション上記のすべてが「高級車」の条件として子供心に刷り込まれたのです。さすがにハンドルを握ることは無かったのでどのようなドライブフィールだったかは分かりませんが、同乗していて感じた乗り心地は柔らかくフニャフニャでした。免許を取得し自動車を所有するようになった今、様々な車に接する機会が増え、高級車に対する認識は変わりましたが、5ナンバー枠内でのあの堂々としたデザイン、現代の解釈で復刻したら面白いのではないかと思うのです。復刻であれば…・3ナンバー枠のボディ・最低V6・2.5リッター できればV6・3.0リッター以上・ドイツ車並の足回りこの辺は欲しいですね。あるいは既存のボディを補強し、現存する別のエンジンに載せ替えたりして…もう三菱にこのようなことは期待できませんので、脳内で妄想して楽しみたいと思います。今夜は若い頃の思いでなので…青春の歌本家の「風」が歌うのも良いのですが、個人的に太田裕美がかわいいのでこちらの方を