ビニールレザーとは、織物の生地表面に塩化ビニール樹脂を塗ってつくられた素材で、ソファや車のシート・ハンドル・内装などに使われています。
最近では技術が向上し、パッと見では天然皮革との見分けが難しいような高品質なものも出ています。
プロショップのレザー修理の工程は、表面のクリーニング、ダメージ部分のヤスリがけ、弾力のある特殊なパテを使って穴を埋める、アイロンで熱を加えて固める。
この作業をくり返して仕上げます。
大きなキズや破れでなければ、この方法でかなりキレイになります。
破れの応急処置として、市販の補修キットで破れ部分を止めておくという方法があります。
また、裏側の余った生地を切り取ったり、よく似た生地を裏側から当てて、接着剤で張り付けておくのも良いでしょう。
仕上がりは美しくありませんが、そのままにしておくとダメージが広がってしまいますので、何らかの処置が必要です。
ビニールレザーなどの合成皮革は本革のように厚みがなく、加工方法が限られるため、
お店でレザー修理をお願いしても断られてしまうことがあります。
お店によって技術に差がありますので、サイトで確認したり、直接問い合わせるなど、事前にしっかり情報収集しておきましょう。
ブログ一覧 |
レザー修理 | 日記
Posted at
2016/06/21 12:22:27