
入手しましたよ、20世紀末にリイシューされたMark IIIを。VOX USAです。
ピックガード欠品ですがそんなのは作れば良いんです。
ということでアルミ板で自作することにしました。
現物の画像をもとに型取りして型紙を作ります。
1.5ミリのアルミ板をノコギリで切って金ヤスリで整形します。仕上げに作業で付いたキズを磨いて落とします。3時間程で完成です。
やっぱピックガードはある方が雰囲気良いです。
ところで手元に届いたギターの詳細を確認するとですね、
ブライアンジョーンズのMark IIIとはあちこち違うことが判明。
本物のは0フレット付きの21フレットだが、リイシューは0フレットなしの22フレット。そして本物には無い、トラスロッドの調整ホイールがネックエンドにある。これは当時のイタリア製をコピーしたのかな…そして本物のバックパネルは白だがリイシューは黒。本物は菱形のジャックプレートだがリイシューは埋め込みタイプ。そしてブリッジは不要な部分を削り落としたフェンダーのシンクロを丸ごとボディに埋め込んでるのに対し、ガッチリした駒の6ウェイブリッジにブッシュを介して裏通し。そしてコントロールノブ…セレクターのノブは白いストラト用、ポットのノブはテレキャスみたいな金属の角のある円柱形という本物の仕様に対して、黒いテレキャス用のノブとVOXオリジナルの削り出しのノブ。
こんなに仕様が違うんだよなー。
どうせならとことんやってほしかったとは思いますが、せっかく入手したギターです。大事にします!
Posted at 2024/06/21 22:21:10 | |
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