
もたつき解消になるかどうか不明だけど、さしあたってエアフィルターの交換と、ちょっと気になるブレーキパッドの交換をしました。
ブレーキパッドの銘柄には迷うところです。
本庄サーキットを走るなら、迷わず対フェード性の高いものに交換しますが、「中庸を目指す」と縛りをかけたので、とりあえずノーマルに毛の生えた程度で様子見です。
純正パッドのコントロール性が捨てがたいので、AutoExe製にしてみます。
つまり、ノーマルに一番近いチューナーの製品ということで「確認」です。
カタログにはストリートスポーツと銘打っていますが、ロータ適正温度は0〜400℃とあります。個人的には0〜600℃程度が希望なんだけど、車重とローターサイズ(発熱量/冷却性)とのバランスなので、闇雲に高温対応だから良いというわけでもないのです。
結局のところ温度域が合わないとやたらと磨材が減るし、キーキー煩いし、しかも冷間時には効き難い。なので本当は温度計で測っちゃうのが手っ取り早いのだけれども、そんなの持っていないし。
あとフロントの効きが勝るとつんのめるので、少々慎重気味になっています。(この時点ではまだノーマルサスですから)
ちなみに鳴き止めシムもグリスも着けません。そのせいでキーキー鳴るのは問題ないです。
残量警告の鳴き爪も取っちゃいます。当然、自分でしっかり管理します。特にスポーツ走行の前後には。
ついでにブレーキフルードも交換します。
ノーマルはDOT3なので、沸点を上げてヴェイパーロック(ベーパーロック)回避と耐久性向上目的でDOT4に交換します。今回はディーラーでも手に入るCastrolの「
REACTパフォーマンスDOT4」を初めて使ってみます。DOT5.1に匹敵するドライ沸点260℃とウェット沸点180℃なのに何故DOT4か?
それは、-40℃での粘度がDOT5.1規格を満たしていないからだと思います。
これでブレーキ・タッチの剛性感とコントロール性が少しは増したはずです。
ホース交換までするかどうかは、マスターシリンダーの取り付け剛性にも依りますので、後で考えます。
またリア
パッドの交換予定は今のところありません。
*そうでした。デミオのリアはドラムブレーキなので、ブレーキパッドではなく「ブレーキシュー」でした。
(たぶん、ジムカーナ目的以外ではリアの効きを上げる必要はない?かも)
*
ちなみに「ペーパーロック」じゃないです。Vapor Lockですね。(って、他人の間違いを指摘していますが、もちろん自分もミスします。自分としては間違いを拡散してしまうことは本意でないので、投稿前に自信のない箇所を調べたりしますが、投稿後に気がついたらその都度修正したいと思います。)
エアフィルター交換はスポーツインダクションボックスに変えるべきか否か、と迷った挙句、フィルターのみを交換してみます。
これもコンピュータ制御の時代にあっては、交換当初の気分だけかもしれません。
いずれ学習されたら元の木阿弥だったりして?(その頃には自分が交換前のことを忘れている)
ということで、この際マフラーも交換します。
そしてなぜか
柿本改に食指が動いてしまう。
さてパッドの第一印象ですが、
(当然、交換直後は効きが甘いので、アタリをつけてからの印象です。)
絶対的な効きはそんなに変わっていない?かも。コントロール性は、純正の吸い付き感の方が一定で気持ち良かった。対してこちらは、状況によって微妙なレベルで徐々に強めに踏み足したり、逆に減らしたりと加減する必要があったりします。つまり、純正の方が車速が落ちるに従って効きが上がり、徐々にリニアに踏力を抜いていけるけど、対してこちらは逆だったりするということです。無意識に加減してしまっているので、状況別に説明できませんが、微妙に加減していることは確かです。個人的には純正パッドのタッチの方が楽で尚且つ判りやすいと感じました。
では肝心のスポーツ走行では?
最初に断っておきますが、装着しているタイヤとスプリング・レートで明らかに変わります。
なので、ノーマル足にProxes R39のセットでは、あまり不満は感じませんでした。
というか、実は純正パッドと同一条件で試せていないのです。
サスペンション交換後のハイグリップタイヤとのセットでのインプレッションは改めて後述します。
一方、もたつき解消の方は?
エアフィルター交換の結果ですが、案の定、心なしかレスポンスが良くなったような気がする程度でした。
ですが、少々遅れて交換したマフラーの効果は有りだったようです!
あくまでも感覚ですが、効果の度合いがマフラー単体での結果なのか、それともエアフィルターとのセットで更に良くなったのかは不明です。エアフィルター単体の時よりも、感覚的に変化を感じられたので良しとします。
音は……、大人しいもんです。Loud Pipes, Save Livesには程遠い、けど良い音です♪
デミオというクルマをどう捉えるかで、この音質とのマッチングについては意見が分かれるのでしょうね、きっと。
音量的には、ノーマルが大人しすぎてエンジン音で判断できなかったので、今が丁度良いのです。
見た目もただの細いパイプからちゃんとマフラーになった、ということで大満足!
もたつきについては、スロットル・バイ・ワイヤ(電子制御スロットル)原因説以外に、もしかしたらフライホイールの重量が関係しているのかも?と、最近感じてます。
関連リンク:
http://www.autoexe.co.jp/products/buyers_brake.html
http://www.autoexe.co.jp/products/af_repla.html
http://www.castrol.com/ja_jp/japan/products/cars/brake-fluids/react-performance-dot-4.html
http://www.kakimotoracing.co.jp/image_z71330.html
つづく
Posted at 2016/10/10 15:36:42 | |
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