
さて、タイヤ、ホイール、アライメントが変わったので、早速確認のためにひとっ走り!
予想通り、フワフワ感がさらに減りました。
印象として1割程度。
これでシートとタイヤで4割もフワフワ解消!?
って、、本当か?
きっとタイヤの剛性が上がったことによる安定感が増している分、そう感じるのでしょう。
懸念点は、タイヤのグリップ性能が上がったことによってロール感が増す、またはロール・スピードが上がるということですが、その点は、思ったほどではなかったです。
厳密には変わっているはずですが、元々ロールすることに既に慣れてしまっているので、自分が合わせている可能性も否定できません。何せ、ノーマル足のまま、とんとご無沙汰していたワインディングの快速走行に確認と称して足繁く通っているのですから。
むしろ、これハイグリップタイヤだよね??っていう印象です。
絶対的グリップ感が足りなく最後に逃げる(抜ける)感じ?
コーナリング時のトレース感不足、などなど。
いろいろな要因が考えられますが、現状では明らかにスプリング・レートが足りないということの証になるでしょうか。
やはりハイグリップタイヤの性能を活かすには、それに見合うスプリング・レートが欲しいわけです。荷重を掛けた際に、適切に押し付け続けてもらう必要がありますし、タイヤ剛性も高いので尚更です。そう簡単には潰れない。つまり反発されるとグリップし難いということが考えられるわけです。
ということで、ロール抑制のためのスタビライザー交換ではなく、タイヤの性能に見合うスプリングとダンパーへの交換が先という結論になります。
そしてスプリング・レートを変えるということは、ダンパー交換もセットで考えます。
なので、ローダウンスプリングは選択肢に入れません。
そうそうアライメントの続き。
実はトーアウトをリクエストしたつもりが、何を間違ったか、トーインに調整されていたのです。仕方がないので、キャンバー角をそこそこネガティブに振ってあるけどトータル・トーは純正推奨(12分)という状態でしばらく乗ってみることにしました。(どうせ、あとで車高調を入れるし……、自分のリクエストも曖昧だったのと、好奇心の方が勝っていたので。)
で、トーインのまま乗ってみた感想ですが、実際のところ、微妙にマッチしていない感じでした。具体的な感覚としては、ナーバスな感じが(特に中速域で)まだ改善されていないと思いました。
今回のタイヤ交換によってフワフワ感が多少減ったということもありますが、グリップ性能も上がっているので、逆に路面状況がダイレクトに伝わるようにもなっています。
また前々回にも記しましたが、ノーマルのフロント・トータル・トーインが推奨最大値を超えて28分トーインだったということから、以前のナーバスなハンドリング感の原因が推測できるわけです。それが残っているということは、自分が目指しているところには届いていないということになるかと思います。
ただ、おそらくアライメントだけでは解決できないのかも?
スプリング・レート、ダンパーの減衰特性もタイヤに負けているのは明らかですから。
なので、いよいよ車高調の出番というわけです。
この時点でのまとめ。
セッティングとしては、
タイヤの外径が小さくなった分(16mm)、車高が下がった(8mm)。
フロントキャンバー角は左右共に-1度54分に設定。
トータル・トーインは12分に調整されていた。
最終的な車高は(地上からフェンダーアーチまで)前:650mm、後:680mm。
タイヤ・ホイールセットの重量を確認していませんが、おそらく軽くなっているはず。
*不覚にもノーマル状態(アライメント変更前、Proxes R39装着時)で車高を計測するのを失念しました。。
印象としては、
タイヤ交換のおかげでフワフワ感が更に減った。
タイヤの剛性が増した分、しっかり感は増したが、ハイグリップタイヤらしい絶対的なグリップ感を得られていない。
でも、高速コーナリングは益々楽しくなり、全体のスピードレンジが上がった。そして運転が荒くなった?(i-DMスコアがどんどん落ちる)
タイヤ・ホイールがよく動き、またノーマルよりグリップするようになったことも関係しているのか、ナーバスなハンドリング感はまだ残っている。
同様の理由からか、ブレーキング時のノーズダイブもやや増えたけど、同時にブレーキの役不足もちょっと気になり始めた。
といったところでしょうか。
急に思い立って、ここまで一気にブログアップしましたが、実際には、納車から約半年後までの回想録でした。(パーツリストも含め)
*なお、冒頭の写真と本文は関係ありません。画が無いと寂しいのでイメージです。念のため。
つづく。
Posted at 2016/10/20 16:58:24 | |
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