6月28日に筑波2000を走行してきました。
もう、やっと走れた!といった気分です。というのも、5月のアルチャレ以来のサーキット走行ということもありますが、やっと、やっと車高調サスとLSDが装着されての初走行だからです。
当初の予定では車高調サスは5月のアルチャレに間に合わせる計画でしたが、リヤのブラケット形状が特殊でその製作に時間がかかるということで何だかんだずれ込み、そうこうしているうちにLSDを付けたくなり、サスとLSDの作業がバッティングするか?なんて心配していたらサスがさらに時間がかかってLSDの作業が先行し、サスはその後で完了したのが6月18日でした。
予定では21日に筑波でサスとLSDの具合を見るはずだったのですが、大雨でキャンセル。7月のアルチャレ前に残されたサーキット走行のチャンスが28日の筑波という事態になったのです。28日は稀に見る4輪走行枠が午前中から午後まで(普段はたいてい午前は2輪)と豊富にあったのですが、午前中は雨予報で午後の2枠にかけました。13時30分からの1本目はハーフウエットでしたが、15時からの2本目はほぼドライとなりました。まあ、今回の走行はサスとLSDの様子見と考えていたので、1本目からドライだと初っ端から無理する可能性もあっただけに、ちょうどいい慣らしになったかもしれません。
車高調サスはアラゴスタの全長調整式で、バネレートはとりあえずは前後10kg/mmです。街乗りでは減衰力調整の位置にもよりますが、これまでに装着していたアイバッハより硬いです。
筑波2000でのフィーリングはアイバッハよりロールが少なくタイヤのグリップをより引き出している感じです。リヤのキャンバーが増えたことやウイングの影響もあるでしょう。4月にウイングなしで同じダンロップのZ2スタースペックで走ったときのベストは1分6秒台でしたが、今回は1本目のハーフウエットでほぼ同タイムの1分6秒5が出て、2本目のドライでは何とか最終ラップに1分4秒7までこぎつけました。
2本目は走行前に前後の減衰力を高め、途中でさらにフロントの減衰力を高めたところ、結構いい感じになってきました。まだ若干フロントの落ち着きがリヤに比べて物足りない感じもありましたが、これは7月2日の富士アルチャレでの練習走行時に確認して何とか出来ればいいかなと思ってます。
LSDはとても自然な効き?といっていいでしょう。トルセンデフでそもそもバキバキに効く設定ではないのですが、コーナー進入時にはノーマルと何ら変わらず、立ち上がりでも大きな変化はなし。ただ、1ヘアピンで発生していた立ち上がり時のホイールスピンは起きませんでした。また、リヤが流れ出したときの修正も楽になったので効果は確かにあると思います。
一気に色々と変更しての走行だったので、どれがもっとも効果的なのかは正直よくわからない?とも言えますが、筑波2000での1秒半ほどのタイム向上は4月のまだ涼しい時期と今回の暑く湿気の多いという条件を加味すれば相当の収穫だと言えます。今週末の富士では2分を切れる可能性がかなり出てきました。まあ、今度の富士アルチャレはSタイヤを使えるMR300クラスにしたので、タイヤの性能だけでも2分を切れる可能性がグンッと高まるのですけれども。なんて言って切れなかったりして・・・。まあその時はきっと猛暑でパワーダウンしたと思ってください(笑)
動画は2本目のサス設定変更後です。
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2017/06/29 10:34:42