コーラルは床が低く、他メーカーの車がされているように室外機を横にしても地上高が足りず搭載する事が出来ません。それで、普通は後ろの荷室を仕切り搭載するのですが、私は荷室をつぶしたく無いのと、重量物を後ろに搭載するとハンドリングが悪化するため、特技を生かして、床下に搭載してみました。工事をしたのは、6月の梅雨時だったのですが、最近の高温で外気温が35℃程度でも動作する事が確認できましたのでアップしました。工事はワンオフなのと、フレームに穴を開けずすでに付いているボルト、穴などを使用して制作したので10日位かかっています。

室外機を分解し、放熱器を床下に斜めに搭載しました。ファンは本来の物は厚すぎて使用出来ず、格安の中華製自動車用ファンです。12V用ですが、5V程度の駆動で風量も十分で音も静かです。

ファンが付いている黒い部分はアルミで作成した台形状のファンカバーです。取り付け金具も軽量化と錆防止の為アルミで制作。通常室外機の放熱器はL型に曲がっていますが、それを直線状に伸ばして搭載しています。アルミフィンをつぶさずに真っすぐに伸ばすのは少々難儀でした。(制作時の写真が見つかりませんでした)

ショートサーキット防止の為、車体下の空気を吸い込み、車の側面に排気します。外気温が35℃でも保護装置が働くこと無く動作します。最低地上高はマフラーと同じ高さにしています。

車体中側からです。空気吸い込み側。

コンプレッサーと電気回路は整備性を考慮しプロパンガス庫に搭載。FFヒーターを軽油タイプに変更し、プロパンは冷蔵庫とコンロで使用するのみなので、ボンベは1個あれば十分。尚、このエアコンに使用されているR32冷媒は微燃性なので、このエアコンに使用している制御回路は万一ガスが漏れて可燃性の雰囲気で使用しても、発火元にはならないだろうと解釈しています。
プロパンガス庫の温度限度は40℃のようなので、念のため室内から温度を見れるよう温度計取り付け。

プロパンガス庫に換気ファンも設置。先日の猛暑で初めて温度上昇の試験をしたところ、外気温が35℃を超えると庫内温度が45℃位まで上昇しました。

室内機は収納庫をつぶしたくなかったのでベッドスペースの壁に付けています。リビングへはサーキュレーターで送風。
電源はリチウムイオン電池とソーラーパネル800Wです。晴天で有れば、エアコンはソーラーだけで十分賄えます。以前は日陰を求めて駐車していましたが、今は日陰にならない所に駐車しています。
Posted at 2018/08/17 21:43:22 | |
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