
C_Roadさんから2月10日の夕方にこんなイベントがあるけど参加する?とLINEが届き、1月下旬に罹った風邪をこじらせ鼻が悪くなり耳鼻科通いで最悪な体調だったのですが2週間くらいで治ればいいなあととりあえずエントリーしました。
MAZDA SPIRIT RACING SNOW DRIVING EXPERIENCE 新千歳モーターランド ダートコースでの開催です。
今回は山野哲也選手と猪爪杏奈選手が直接指導に当たってくれました。そしてゲストドライバーとして猪股京介選手が座学の担当でした。猪股選手は以前、十勝スピードウェイで開催されたマツダドライビングアカデミーても指導いただいたり、コースをロードスターで同乗させていただいた方です。
7時開場でしたが7時15分頃にはだいぶ集まっていました。この日の前日から暖気が入り、朝は寒かったですが9時過ぎには4℃、12時には7℃と雪解けが一気に進んだので深い水たまりやザクザクの雪、タイヤで路面が掘られて土も見えていて、午後のタイムアタック時はダートトライアル状態になりました。
下の写真は朝7時半少し前。
はじめに北海道マツダの常務の方から開催ご挨拶、ジミーレーシングの方からタイムスケジュールなどの説明があり、9時にスラロームからスタートしました。
スラロームはリズムに乗れないと大回りになって修正も難しくなるのでなるべくパイロンギリギリを通過できるように早めにハンドルを切り始める必要がありますが、リズム良く通過できてくると楽しくなります。
猪爪杏奈選手からアドバイスを受けるの り た まさん。
スラロームで猪爪選手から何度かアドバイスを受けました。アクセル操作だけで旋回せずに今度はブレーキで減速、アクセルで再加速もしてみるようにとアドバイスがありその後はだんだんラインどりが良くなりました。
そして、次の回で猪爪選手がファイブくんの運転席に座り自分が助手席に座ってスラローム走行してくれたのですがハンドル回しがとても早くてスムーズ、ブレーキの減速からアクセルへの踏み替え連携、全てがスムーズに連携していて感動しました。同じ車ではないかのような挙動です。

10時からは猪股選手の座学講座でした。受講者から質問に回答いただいたなかでサーキット上ではなるべくタイヤの良い状態を保ち最後はワイヤーが出てくるまで、常に走り方を変えてタイヤが偏摩耗しないように満遍なく使って走るそうです。そんな感覚があるので街中でも普通の運転で注意している事の説明ではどのタイヤがタイヤのどのあたりを強く接地させているかタイヤの内側なのか外側なのか、真ん中あたりなのかを感じようとしているという説明があり、上級者の人は漫然と運転せずに常に注意を払っているのがわかり、印象的でした。
11時からはオーバルの練習を行いました。オーバルといっても定常円旋回は今回なくて大回りのオーバルと8の字を組み合わせたコース設定になっていました。8の字は大きく入って小さく出るが出来ればいいのですがライン取りを失敗すると後手後手になって舵角も増えて小さく出られず大回りになるのでどこまでにブレーキで減速を終わらせ、タイヤの力を旋回優先に持っていけるかなどを調整しないといけませんが、うまく行くときもあればダメダメな進入になったり、難しいですね🤨
お昼ご飯を食べながら、山野選手がどうやってレースの道を歩んだのかとか、今回の講習では「普段の道路で車のパフォーマンスの15%ほどの利用だが、今回はその先の85パーセントの領域をクローズドコースで安全に限界に近い辺りまでを体感して欲しい」と仰っていました。
お蕎麦は結構、量もあって美味しかったです😋
クローズドコースではタイヤの性能の100%を超えても滑り出したとしても100%以下のコントロールできる範囲にブレーキやハンドル操作で戻し摩擦コントロールができる事で何十周も間、誤差0.2秒のタイムで競技中は走り続けることができるのだそうです。そのためには何度も限界を超えてスピンしていて、通算で100回以上はスピンを経験しているので、どうしたらスピンしてしまうのかを知っているので、怖さも無いんだそうです。また、ウインタースポーツのスキーやスノーボードも摩擦コントールなので、モータースポーツとやっている事は共通しているとも話されていました。

猪爪杏奈選手は車にはもともと興味がなくてピアノを習っていたりバレーボールを続けていて体育大学の教職課程でバレーのコーチとかを目指していたそうですがお父様がジムカーナチャンピオンの方で運転免許をとって隣に人を乗せるなら、サーキット走行も経験してからにしろと言われ、マツダの女性ドライバー育生プログラムを経て、レーサーになられたのだそうです。サーキット場では自分より運動神経が良くなさそうなおじ様が早かったり、なんで負けるのか悔しいという、スポーツマンらしい負けん気が成長や強さの源なのかなと思いました。
午後13時からは雪上コーストライアルでした。

お手本を山野選手と猪爪選手が実演してくれました。山野選手は36秒台 猪爪選手は38秒台 とてもアグレッシブな走りでした。CX-80はおろしたてで総走行距離が40キロくらいしか走っていない新車だそうです。CX-60もまだ走行距離が340kmくらいだったような。北海道マツダさん、太っ腹ですね。
タイムトライアルは2本測定があり、1本目は40秒台、2本目は37秒台でした。全体では10位でした。
ルーフやボンネットの上までドロドロのファイブくん。
タイムトライアル 計測前のゼッケン14プジョー207、ゼッケン15ロードスターRF、ゼッケン16ポルシェ964。
15時からはCX-60とCX-80の試乗希望者の時間で自分はCX-60を試乗しました。初めはゆっくりそろりと運転していたのですが助手席に同乗されているマツダの方に全開走行OKですか?質問したら「北海道マツダの常務もOKと言っているので試してみてください」と言われたので、8の字辺りから全開走行するとまるで小さい車のように小回りが効き、インに吸い付くように自在に車を動かせて、まさしく人馬一体を体現していてとても楽しかったです。
そして、試乗と同乗走行の順序をはっきり覚えていませんが
山野選手が運転するCX-60に同乗させていただきました。うちのファイブくんを運転してくれた時より無茶苦茶アグレッシブな走りで楽しかったです。ハンドル捌きの速さが凄いです。最後に握手していただきました🤩
山野選手のレーシングスーツやヘルメットの蛍光3本ラインの事でファイブくんのフロントグリルのGoolRC taco vinyl風のグリルバッジのカラーと似ていると朝方にマツダの方に声をかけられ、後で山野選手から1970年代のアメリカのモンタースポーツで使われていたカラーリングが好きでヘルメットやレーシングスーツにも3本ラインを入れたものを着用しているとお聞きしました。
山野選手のレーシングスーツの首元に3本の蛍光カラーラインが見えますね。

CX-80を運転する猪爪選手。長いボディですがクルクル回っていました。

タイムトライアルのトロフィー
下のファミリアはなかなかのネオクラシックカーだなと眺めていたら「平成3年式 60万で売却しますよ」と猪股選手からお声がけが。猪股選手が経営されているマルテンサイトで販売されている車のようです。
最後に表彰式がありました。1位はアルトターボRSの方 ダントツに早かったです。34秒台 2位はデミオ(ガソリン車)のの り た まさん。35秒台 3位はデミオディーゼルのまよいさん。36秒台
軽いは強しですね。
帰りに同じイベント参加のCX-5と団体走行のようになりました。
C_Roadさんと近くのコスモスタンドで洗車後にコメダ珈琲でおしゃべりして帰りました。
夜に千歳から札幌の自宅に着く直前、ザクザクの雪道でスタックしました😢
夜の11時15分頃でした。
右前タイヤは半分くらい埋まる。右前タイヤのサスストロークはほぼ伸びた状態。左前タイヤは逆にサスが縮んだ状態。右後ろタイヤは氷の氷板の溝にはまってサスは縮んだ状態。
左後ろタイヤは完全には埋まっていない状態でサスも伸び切っていなく少し伸びている状態でした。
床下は亀の子スタック状態ではなくかろうじて隙間がありました。スコップでタイヤの周りの雪をどかせて、さらにトラクションコントールをOFFにしても前にも後ろにも雪を掻くのみで動けなくなりました。

はまった場所が家から近かったので奥さんに電話してスノーヘルパーと剣先を持って来てもらっている間に救援車の手配を頼みました。自動車保険特約のレスキューに電話し、出動要請するも札幌市内でスタックが相次ぎ、すぐは無理で23日昼くらいに駆けつけられるかもと告げられました。
そして次に道路を塞いでしまったので警察に110番通報して、ミニパトに道路を塞いだ場所に来てもらいました。氏名、電話番号、車両登録ナンバーなどが控えられ、警察官のお二人は次の現場に移動されました。
その後もスコップで掘ったりヘルパーをタイヤの下に差し込むように当てがったりしても状況は変わらずタイヤはギュルギュル空転するばかり。そのあとはパンタグラフ式のジャッキでタイヤを持ち上げてその下のスノーヘルパーを入れようと作業していました。
スコップで掘ったり作業していると近くにお住まいのご夫婦が声をかけてくれましたがなす術なく。さらにしばらくしたらレヴォーグにお乗りのご夫婦が止まってくれて、「牽引ロープで引っ張ってあげます」と声をかけていただき、無事、深夜12時過ぎに救出していただけました🙇 楽しかったけれど長い1日でした。
MAZDA SPIRIT RACING SNOW DRIVING EXPERIENCEに次年度も参加できるとしたらもっと厳寒期の1月とか2月初め頃の北海道で例えば場所は剣淵町のマツダの剣淵試験場とか、パウダースノーの雪質で定常円旋回とか、TCS/DSC ON ・OFFを試したり急ブレーキでABS作動で障害物回避の練習とか、高速オーバルとかの冬道運転を目一杯楽しんで学びたいなと思いました。今回はこの企画に参加できてとても有意義でした。こんな企画を待っていたので楽しかったです。