
2018年8月25日広島旅行3日目 前日はマツダミュジーアムや広島城、原爆ドームなどの広島の中心街を観光し、この日はJR広島駅から南側の呉に向かいました。

朝食は、連泊しているホテルで前日とは別のチチヤスのプレーンヨーグルトを食べました。こちらもおいしかったです。
広島の中心街から呉に向かうにはJRや高速バス、船での移動がありますが平成30年豪雨災害により道路が寸断され、JR呉線も不通になっていました。
広島と呉の間で運行されていた災害時臨時輸送バスで呉に向かうことができました。

広電の路面電車で広島駅の電停から広島バスセンターに近い紙屋町西の電停に向かいます。
広島バスセンターはデパートのそごうの内部でつながっていて、乗り場は3階にあり、たくさんの会社のバスが行き交っていて、各方面への乗り場もたくさんある大きなバスターミナルでした。
災害時臨時輸送バスは広島電鉄と中国JRバスの共同運行で広島バスセンターと呉駅前の間で運行されていて、一般車両の通行が規制された広島呉道路の一部区間を走行します。

バスを待っている間に外側の呉行きではなく、内側のライナーの高速バスが止まり、並んでいた乗客が次々乗車しました。初めての場所なのでどの会社のバスが呉に向かうのかこの時点ではあまりわかっていません。

中国JRバスに乗って呉に向かいました。
マツダ宇品工場付近 仁保JCTのあたりを通過中です。

マツダスチール第3工場が見えてきました。 安芸郡坂町付近を走行中です。

安芸郡坂町 国道31号線と平行して、山側にJR呉線が走っています。トンネル手前に青い文字で番号が書かれた土嚢がたくさん積まれていました。

呉ポートピアパーク付近 災害の土砂の集積場になっているようで重機で大きな流木か家の柱の木材を掴んで作業しているようです。

広島呉道路(クレアライン)に入りました。 土砂崩れののり面に広範囲にブルーシートが掛けられています。高速バスが180度方向転換して呉方面に向かおうとしています。バスのUターンってめったに見ることないですね。一般車両の通行が規制されているため、高速道路上にはバスか土砂を運搬しているダンプカーくらいしか走行しておらず、閑散とした高速道をスイスイ進みます。

午前9時20分ころ、約1時間弱でJR呉駅前のバスターミナルに到着しました。

JR呉駅から空中回廊を通ってヤマトミュージアムのある港の方へに向かいました。

ゆめタウン呉という大きなショッピングセンターの中を通ると非番の日なのか海上自衛隊のセーラー服を着た海士とその友人たちがG-SHOCKのショーケースをのぞいていました。呉に来たという感じがします。

ヤマトミュージアムの建物の前で呉艦船巡りが始まるとツアーガイドの方に声を掛けられ10:00出発だったので、フェリーターミナルの艦船見学ツアーのデスクで申込みしました。
ツアーガイドの方は豪雨災害によりいつもの時期よりお客がずっと少ないと話していました。

コンテナ船ONE AQUILAとONE COLUMBA
桟橋から船に乗って一番初めに見えたのは、2隻のタンカーです。とても大きいです。
コンテナ船ONE AQUILAを調べてみると次のように記載がありました。
【本船概要】
主要寸法 :全長約364.15m x 幅50.60m x 深さ29.50m x 夏季満載喫水15.79m
載貨重量 :138,611トン
総トン数 :145,647
主機関 :DU-WinGD W9X82 ディーゼル機関1基
航海速力 :22.4ノット
定員 :30名
船級 :NK
船籍 :パナマ

コンテナ船はブロック工法によって作られているそうです。ブロック工法は船体をいくつかのブロックに分けて同時に製造し、最後につなぎ合わせて完成させる工法。最後につなぎ合わせるって、すごい技ですね。

てんりゅう型 訓練支援艦ATS-4203てんりゅう

しまゆき型 練習艦 TV-3513(旧 護衛艦 DD133 しまゆき)

むらさめ型 護衛艦 DD-106 さみだれ

しまゆき せとゆき たくさんの自衛官の方が船上にいるのが間近に見えます。ガイドの方が手を振ったり、旗を振ってみたら船の上の自衛官も手を振ってくれると言うので、みんなで手を振ったら、自衛官の方も応答してくれました。また、ガイドの方は元海上自衛官を退官されたOBなので船の説明はとても詳しいです。

いずも型護衛艦DDH-184 かが いずも型護衛艦の2番艦です。
海上自衛隊のホームページより
基準排水量 19,500t
主機械 ガスタービン4基2軸
速 力 30kt
主要兵装
高性能20ミリ機関砲 2基
対艦ミサイル防御装置 2基
魚雷防御装置 1式
対水空レーダー 1基
対水上レーダー 1基
水上艦用ソーナーシステム 1式
EW装置 1式
情報処理装置 1式
馬 力 112,000PS
乗 員 約470名
主要寸法 248mx38.0mx23.5mx7.2m(長さ、幅、深さ、喫水)
この艦船巡りの翌日8月26日から10月30日まで行われるインド太平洋方面派遣訓練に護衛艦「かが」は護衛艦「いなづま」、「すずつき」とともに参加し、インド、インドネシア共和国、シンガポール共和国、スリランカ民主社会主義共和国、フィリピン共和国を訪問のため出港しました。

潜水艦3隻が見えてきました。潜水艦をじかに見るのは初めてで興奮しました。 手前 左奥 そうりゅう型 右奥おやしお型。

船尾の羽がX型になっているのが新しいそうりゅう型の潜水艦で船尾の羽が+型になっているのがおやしお型の潜水艦とのことです。

表面は吸音・反射タイルでステルス性能がアップし、索敵されにくい構造になっていてより隠密行動がとれるようになっているそうです。

護衛艦かがに接近

手術室も完備され、航海中はお医者さんが常駐していて船上で手術もできるそうです。

あさぎり型 護衛艦 DD-158うみぎり

曳船YT-89とYT-96

船首と船尾にいる2つの曳船(タグボート)が護衛艦を左右から押して回頭させようとしています。

護衛艦回頭中です。タグボートは小さいのに力がありますね。
このあと呉艦船巡りを終え、ヤマトミュージアムに向かいました。

10分の1戦艦大和

船尾側から10分の1戦艦大和
お昼になり一度ヤマトミュージアムを後にして、海軍カレーを食べに出かけました。

辛さは二種類あり、辛い方を選びました。牛乳がついていてボリューム満点の高級な学校の給食のようです。
クジラの肉や肉じゃがもついていました。満腹になってまた大和ミュージアムに戻りました。
ヤマトミュージアムでは写真撮影不可になっている呉の歴史のエリアがあります。呉鎮守府の開庁から旧海軍や工廠ともに成長した呉の街の歴史が紹介され、 戦艦「金剛」に搭載されていた「ヤーロー式ボイラー」や艦船や航空機の模型などが展示されています。

零式艦上戦闘機、通称零戦

特殊潜航艇「海龍」

エンジン:中島「栄」三一甲型空冷複列星型14気筒

戦艦「大和」などで使用された46センチ主砲弾など 砲弾のサイズが人より大きいものもありますね。

航空機用空冷星型エンジン:火星ニ一型エンジン

10分の1戦艦大和 このあとてつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)に向かいました。

てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館) 魚雷の仕組みや海底での掃海艇の不発弾の除去の活動や潜水艦の内部など詳しく紹介されています。

潜水艦の中に入りました。左側の赤い照明は、出航中に昼と夜が分からなくなるため、昼夜の区別をつけるため潜水艦では航行中に赤い照明が使われているとのことでした。

潜望鏡を覗いてみると遠くに船が見えました。
このあと海上自衛隊の基地の横を通って山の方にある入船山記念館を徒歩で目指しました。17時くらいで終了してしまいますがこのとき16時を過ぎていて、急いで向かいました。日差しが強くて帽子をかぶっていましたが日傘が欲しいくらい暑かったです。

旧呉鎮守府司令長官官舎を公開している記念館です。

金唐紙

裏に回ると住宅部分は和風建造物という和洋折衷の建物です。

旧呉海軍工廠(こうしょう)塔時計

すぐ隣にある呉市立美術館では『この世界の片隅に』のマンガ原画が展示されていたようです。

道路の反対側の呉市立美術館の別館側には走る童子(わらし)が展示されていました。奈良のせんとくんの作者の薮内佐斗司氏の作品だそうです。なんとなくせんとくんに似ていますね。
帰りは、広島電鉄の都市間バスで広島バスセンターに戻りました。

運転席側に赤い通行証が掲示されていて、災害時臨時バスの電光表示になっています。

ホテルは一泊だけ高級なホテルに泊まりました。JR広島駅直結のホテルグランヴィア広島です。

貸出スマホが用意されていました。ホテルグランヴィア広島に連泊していたら、いろいろ使えたかも。
前日にマツダミュージアムやマツダエースで購入したものをホテルで開けて写真を撮りました。

ローターハウジングキーチェーン(可動式)

1/64 ROADSTER (ND) (2015)

1/64 ROADSTER (ND) (2015) ブルーリフレックスマイカのマツダ車にあまりすれ違うことがありませんがCX-5購入の際にいい色だなと思い、この色も検討していました。

マツダミュージアム記念品

マツダエースでグッズ購入した際、カタログもいただきました。
MAZDA GOODS COLLECTION カタログ

Be a driver.マグカップ これはマツダミュージアムで購入

人馬一体マイバッグ
いつアップできるかわかりませんが最終日の広島旅行4日目に続く(予定)。