
前回の8月広島旅行1日目 からずいぶん時間が経ってしまいました。
10月に人事異動があり仕事で時間が取れず、11月に高熱を出す風邪から持病の鼻が悪くなり…
ようやく体調が戻ってきたので広島旅行の続きを書きます。
8月24日 今日は、マツダの本社工場見学の日です。
朝、ホテルの朝食で北海道ではみかけないヨーグルトを食べました。
チチヤスの瀬戸内レモンヨーグルト 美味しかったです。
広島は市電が充実しています。ホテルに広電のポスターが掲示されていました。

午前中はホテルから徒歩圏内にある広島城に向かいました。
広島城のお堀を進むと被爆樹木クロガネモチのプレートがかけられている木がありました。

この地は爆心地から910メートルの場所にあったそうです。現在、被爆樹のクロガネモチの木は大きく育ち、葉も繁々しています。

広島城の天守閣に登る前に広島護国神社を参拝しました。護国神社には昇鯉(しょうり)の像があり、広島城は鯉城と言われおり、昇鯉(しょうり)の像は鯉の滝登りの意味が込められているそうです。

天守閣から市内が一望できます。とても風が強かったです。
このあと、午後からのマツダミュージアムの時間まで縮景園を足早に見学しました。

とても立派な日本庭園です。縮景園(読み方:しゅっけいえん)は、回遊式庭園で各地の勝景を集めて縮めて表現して庭園を作庭したことに由来していて、または中国の西湖周辺の風景を模して縮景したからともいわれています。戦前までは園内にある広大な池から「御泉水(おせんすい)」と呼ばれていたそうです。

カニがいました。

被爆直後多くの人が園に避難してきたが治療をほとんど受けることもできずに息絶え、遺体は園内に埋葬されたそうです。それで千羽鶴がお供えされているんですね。

JR広島駅から山陽本線に乗って二駅の向洋駅(むかいなだえき)に着きました。
広セキ115系?古めの黄色い電車に乗りました。
それと北海道と違って、連結されている列車の台数も多くてホームもとても長いです。自分の住んでいる地域の電車は長くても6両編成です。

駅を降りるとZOOM-ZOOM薬局がありました。ロゴのフォントも一緒だと尚イイですね。

駅から徒歩数分でマツダ病院と道を挟んでマツダ本社があります。

受付を済ませゲストカードを受け取りました。

マツダのカモメマークの前で記念撮影しました。
よくみるとデミオの模型で出来てます。(^^)
ただ、なぜかデミオ同士が絡まりあって、カモメマークが少しいびつです。

ファミリアクーペ

CX-8

新型アテンザ カッコイイです。マフラーカッターは今までは小さかったですが、より大きくなって車格に合っていると思います。

内装も上質です。前回の2015年の大幅改良の時も別の車のように変わってびっくりしましたが今回もダッシュボードがまるごと作り変えられていてフルモデルチェンジのようです。

ゲストカードを見せるとタリーズコーヒーの飲み物が割引になるそうで少し早めに昼食をとりました。
集合時間まで時間があるので、グッズショップが外にもあるそうなので行ってみました。
途中、デミオのEV車が充電中でした。

本社から少しだけ離れたところの地下道を通って、工場入場ゲート内の向って左側にグッズショップがあります。マグカップやロータリーエンジンのキーホルダー、人馬一体のトートバックとロードスターのミニカーなどを購入しました。

CX-3 ホイールの形状が変更されていますがこちらもいいですね。

CX-5 赤の陰影がとてもきれいです。

出発の時間が近づき、マツダの送迎バスが来ました。
この後、工場内の撮影禁止ということでミュージアムに着くまでは写真なしですが、工場内がとても広くて驚きました。ずらりと並んだ完成部品が見えたり、運送会社のトラックが行きかっていたり、川の反対側へ渡るためのマツダ専用の長い橋を渡ったり、まるで大きな町をすっぽり飲み込んでいるようです。途中、マツダR&Dの車両?やBMWやAUDIやトヨタのライバル車らしき車両も走っていたり。

ミュージアムに到着して、初めにマツダの歴史の映像を見ました。
そのあと展示車両の場所へ移動し、引率するマツダの女性から説明していただきました。
販路をもたないマツダが三菱商事に販売を委託したため、この緑色の三輪トラックはMAZDAのロゴと三菱のロゴが表示されています。

初代ボンゴ かわいい形です。

コスモスポーツの現物を見るのは2017年のロイズのクラシックカーフェスティバル以来2回目です。

ファミリアのカブリオレ 珍しいです。

今見ても流麗なRX-7

歴代のロータリーエンジン

この模型を見て中学生の時に技術の授業でレシプロエンジンとロータリーエンジンの仕組みを習ったのを思い出しました。

ル・マン24の覇者 マツダ 787B

こちらは小樽市総合博物館の自動車展示館に常設展示されていた2015年11月に撮影した際の787B(レプリカ)です。2015年の夏季営業を最後にマツダからの要請でマツダ本社に返却されたとのこと。同じ車両でしょうか?

ここからCX-5の製造過程の展示です。

CX-5のモックアップ(プラスチック製)です。原寸大でまるで本物のようです。

こちらは大分小さく木製です。

スカイアクティブMT KF型のCX-5のMT車が日本でも最近販売されましたね。

乗員保護のためのクラッシャブルボディー

一つのパネルから車両の側面がプレスされ出来上がる工程です。

モジュール化された運転席回り。
この後、組み立て工場見学でアバルトスパイダーの運転席回りの部品が一瞬でボディーにロボットアームで取付されたのを見て、取り付けの手際良さに驚きました。
マツダの方が説明してくれるのを聞いていると写真が取れず、写真を撮っていたら皆から置いて行かれます。
この年表は最初の方の説明されたものを帰り道に撮影したものです。

この後、製造ラインの一部を見学しました。
写真撮影禁止ですが車が出来上がっていく工程を見学できてとても楽しいです。
いろいろな車種がばらばらにラインに並んでいるのが面白いです。
CX-3の次にアバルトスパイダー、その奥のラインはフロントのウインカーのマーカーが黄色いのでアメリカ向けのCX-9でしょうか?大きな車でした。
フロントウインドウの縁にデコレーションケーキにクリームを飾り付けるようにロボットアームから黒い出来立ての接着剤がきれいに縁取りされたあとボディに接着されたり、作業している人がてきぱきと部品を取り付けていたり、もっと長い時間見ていたいと思いました。
製造ラインの見学の後、港とタンカーが見えました。
マツダの新車たちがずらりと船着き場に並んでいて圧巻です。

最後にミュージアム1Fに現行のマツダ車が展示と小さなグッズ販売の場所があり、お土産のロードスターの眼鏡拭きをいただき、バスに乗り込みました。

ロードスターRF かっこいいです。マツダミュージアムは車に興味がない方でも十分楽しめると思います。
説明と写真撮影の時間がもう少し長ければ尚イイです。あと、マツダグッズ販売はほかのメーカーのようにもっと大々的にネット販売やカタログ販売もしてくれてもいいのになと思いました。
このあと、広島駅から市電に乗って原爆ドームへ向かいました。

広電に乗っているとCX-8のラッピングカーが走っていました。

原爆ドームにつきました。

広島平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑から原爆ドームがまっすぐ先に見えます。
外国の方が数多く見学に来ているのが印象的でした。
この後、広島平和記念資料館の東館に訪れました。本館は耐震工事のため2019年春まで見学でできなくなっています。
音声ガイドの機器を借りて見学しましたが出口付近の1階にある当時の方の手記がたくさん展示されているコーナーでは手記を読むと今と変わらない暮らしをしていた人たちの日常が奪われていく様子が伝わってきて、涙なしにはいられませんでした。

オバマ大統領の平和へのメッセージ

この日の夜は瀬戸内レモンラーメンを食べました。レモンの酸っぱさでさっぱりしています。
広島旅行3日目につづく。