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2026年01月10日

あれから35年

あれから35年 3代目のRX-7(FD3S)をⅣ型→Ⅴ型と2台乗り継ぐ私。

1991年10月にアンフィニRX-7として新型RX-7が発表された頃、私は東京で独り暮らしの身でした。その翌月、幕張の第29回東京モーターショーで大勢の人垣を掻き分けながら辿り着いたマツダブースの雛壇の前。ルマン24時間レースで優勝したマツダ787Bの勇姿と、ヴィンテージレッドが眩いFD3Sの艶姿に甚く感激したことは、35年が経過した今でもハッキリ覚えています。

ただ当時、1.6LエンジンのFF車・エチュードで駆け出しのカーライフを送っていた私は、いかに話題騒然のFD3Sであっても、全く触手を動かすことはありませんでした。というか、ロータリーエンジン車を自らの保有対象として想定することはまだなかったのです。奇しくも私が国内耐久レース観戦に明け暮れていた時期。毎周毎周、レーシングロータリーの孤高のサウンドに陶酔していたコアなREファンだったにもかかわらず…です。

おそらくは・・・
私がその当時熱を上げていたサーキット走行会では同じ1.6LクラスのNAロードスターやBFMRファミリアをライバルに奮闘中でしたし、まだまだ自身のドラテクにも向上の余地があったことから、マツダを代表する本格スポーツカーのRX-7に畏敬の念を抱きつつも、現実的に愛車として迎えたいという気持ちは殆ど芽生えなかったのです。いうならば「いつかはロータリー」程度の感覚だったわけですね。

しかしその後、予期せぬ激震が走ることになります。

1996年、バブル崩壊で経営危機に陥っていたマツダが米国フォードの傘下企業となり、外国人社長のもとで不採算部門をドラスティックに切り捨てていきます。タクシーやバス事業から始まったその魔の手は、やがてマツダを象徴する技術であるロータリーエンジンにまで及び、その存続が危ぶまれる事態となってしまったのです。

んなバカな!

「いつかはロータリー」の漠然とした思いが突然断ち切られてしまうばかりか、私をコアなマツダファンへと誘ったロータリーエンジンの開発から撤退だなんて、到底看過できるはずがありません。私は居ても立ってもいられず、無謀にも決断したのです。

とにもかくにも
ロータリーエンジンの新車販売に貢献せねば!

そんな一途な思いに駆られた私の前に、選択肢として残されていた唯一のRE搭載車が、FD3S(Ⅳ型)でした。
もしこの時、新車購入できるRE車がユーノスコスモだけだったら、私は喜んで人生初のAT車を受け入れたでしょうし、仮にセダンタイプのクルマしかなかったら、若者に似つかわしくないジャンルでも迷わず手を出したことでしょう。でも有難いことに、そこには私を人生初のFRスポーツの世界へと誘う魅惑の"REベストピュアスポーツカー"が待ち受けていたのです。

こうして1997年の年初、衝動的にⅣ型の購入に走り、いちRE車オーナーの立場から、ロータリーエンジンの動向に関わる様々な報道に一喜一憂するようになった私。
そこにビッグニュースが飛び込んできたのは1998年の12月。RX-7のマイナーチェンジの発表でした。開発中止の暗い噂を掻き消しただけでなく、サーキット走行時の大幅な性能向上を図った良心的対策のオンパレード。サーキットでⅣ型の熱ダレに手を焼いていた私にとっては二重、三重の意味で朗報でした。逆風の状況下ながら果敢にRX-7の進化を世に問うたマツダの心意気にも応えなければと、すぐさまⅤ型へのスイッチを検討開始したのは言うまでもありません…。

というわけで
これが私と2台のFD3Sの馴初めであり、ロータリーエンジンとの波乱万丈のストーリーの一部でもあります^^。

ちなみに、そのⅣ型とⅤ型の車歴はなかなかに好対照だったりします。Ⅳ型は3年間で6万kmを走破し、初回車検を受けることなく放出されたのに対し、次のⅤ型は通算12回も車検を受け続ける展開に。奇しくも、こちらは26年間で6万km到達ですからね^^;。
また、Ⅳ型は渋めのシルバー色をまとって大人のスポーツカーの雰囲気を志向していたのに、次のⅤ型ときたらボディ色といい派手なステッカー群といい・・・(苦笑)

いずれにしても、37年間に及ぶ私のカーライフで、その約8割にあたる29年間をFD3Sと過ごしてきたわけですから、これはもう浅からぬ関係というほかありません。
ステージ上でスポットライトを浴びるヴィンテージレッドのⅠ型を眺めたあの日、自分がFD3Sとこんな蜜月関係を築くことになるとは…全く夢にも思いませんでしたね(^^)。

以上、

「3代目RX-7誕生35周年記念講演」および「3代目RX-7特別展示」のイベント内容そのものよりも・・・会場で約20年ぶりにWW2メンバーが7(+1)名も大集合したことに感激してしまった、本日のマツダミュージアム土曜特別開館のひとコマでした。
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Posted at 2026/01/10 23:05:28

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この記事へのコメント

2026年1月11日 7:13
Nuk-P@Railstarさん
こんにちは
私も以前RX-7を所有していた者として、いつも羨ましく、そして楽しくブログを拝見しています。
私は社会人になってすぐにⅠ型を購入したのですが、リーマンショックの影響で維持が難しくなり、やむなく手放すことになりました…。

それだけに、長年RX-7を維持されているのは本当にすごいと思いますし、尊敬しています。
これからの更新も楽しみにしています!
コメントへの返答
2026年1月11日 10:19
LFビアンテさん、コメントありがとうございますm(_ _)m。

いえいえ尊敬だなんて・・・REやマツダに対する愛情表現を試行錯誤しているうちに29年も経ってしまっただけで^^;。逆に、Ⅰ型を所有されていた心意気を尊敬します。コスト削減の跡が随所に残るⅣ型からすれば、装備が充実して高嶺の花だったⅠ型こそが"羨望のRX-7"でしたから。

ノーマル外観を大幅に逸脱した私のⅤ型。今後、オーナー自身の年齢やライフスタイルとどう釣り合わせていくか・・・自業自得の壮大なテーマと楽しく向き合っていきます。
2026年1月11日 12:31
Nuk-Pさん、こんにちは(^^)/
知り合ったのは2000年Dunlop走行会(タイヤセレクト?)だったのでしょうか~他にもレーステックとか何度も御一緒しました🏁 真っ赤なFDが各コーナーの入り口で向きを変えて加速されていくのが旨かった♪(というか、一緒に走ると美祢1コーナーを華麗なドリフトで駆け抜けられておられるのを真後ろで見てたなぁ👍)
そしてHPも拝見していましたよぉ~エチュードでのサーキット奮戦記も楽しかった👏

スーパー耐久の新宅選手とかも懐かしいですねぇ(お元気でしょうか? 後年TIでお会いしたかな)あとボクのマンション隣の方(名前を失念、同僚か上司の方)はオーストラリア(フォード?)へ行かれましたが、その後はどうされているのでしょう??

しかし35年前に東京モーターショーでFDを見られたと、、ボクは大学4年の時に住んでた渋谷の近くの(代々木辺り?の)ディーラーへ出たばかりの「RX7(SA)」を見に友人に連れて行かれたのを思い出しましたよ👀 ボクも広島に住んでなかったらロータリーを買っていたかもですね💖(マイナー好きww)
FDと30年目になるとのこと、、(何処かの御高齢のFD乗りの方のように)もっとドライブを楽しんで下さい(と、ひとのことは言えませんが😜)
コメントへの返答
2026年1月11日 18:21
sammyさん、こんにちは~
コメントありがとうございます。
ついこの前、昔のデジカメデータを見ていたら、まさに仰る通り、2000年のダンロップ走行会のパドックで白いRUFを捉えた写真がありました。あの頃は時々ご一緒させていただいてましたね。sammyさんのRUFはあっという間に視界の彼方に消えてしまうので、こちらがじっくり観察する機会はなかったです(^^;)。
逆に、私のFDがそんな挙動をしていたとは・・・たしかに、TIのヘアピンやMINEの便所下では積極的にアクセルONで曲がるのを楽しんでいましたが、MINEの1コーナーでもそんな姿勢の時があったとは!(←ミスした時だったりして 笑)

新宅選手は昨年11月の岡山イベントで久々にお会いしました。当然ながら皆等しく年齢を重ねているのですが、とても元気そうでいらっしゃいましたよ。

なるほど~SAのデビュー時、Sammyさんは大学生でいらしたのですね。当時はスーパーカーブームでしたから、さぞ若者の間で話題になっていたことでしょうね。私はちょうど同じ頃、東京観光ではとバスに乗ったら路上を外車ばかり走っていて大興奮。窓から身を乗り出してしまい、運転手さんに怒られた困った小学生でした(笑)。

初めてFD3Sのキーを捻ってから早30年。赤のV型はもうすぐ27年目に突入です。SammyさんとRUFのような素敵な関係を目指してこれからも精進します^^。

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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