
先週末の様々な出来事をもとに、日~月~火とブログをリレーしてきた今週。
日々の掲載画像の主役も、我が家のビアンテ~RX-7、そして実家のアクセラ、の順に変遷してきたので、トリを務めるべきクルマは・・・やはり、このデミオですね(^_^)。
で、標題の「ゴキゲン」の主は、他でもない私のことなんです。
所有3年目も終わりが近付き、今夏には初車検を控える我が家のSKYACTIVデミオ。
今更、新鮮な感動や新たな発見をする余地は殆ど残っていないはずですが、私が土曜日に何度か繰り出した市内のチョイ乗りでは、デミオのi-DMに対する心象が従来とは違い、随分とスッキリとしたものに感じられたというから、私自身、結構サプライズな出来事だったのです。
ま、正確には・・・スッキリというよりは、冷静な割り切りができるようになった、というべきかもしれません。
私がそう感じるに至った原因を端的に表すなら・・・
「ペダルはたった2つよねー」
という、悟りにも近い心境に集約されます。
言わずもがな、その陰で暗躍しているのは、3ペダルのアクセラXD.(^_^.)。
現在、実家のアクセラXDでの私のi-DMトレーニングは、実家⇔自宅の近距離往復という条件に限定して、人生初体験の5thステージで平均スコアをジワジワ向上させている最中。
そのトライアル過程で、私が最も強く感じ入っているポイントといえば、何よりもまず、アクセル操作に対するクルマ側の素直なレスポンスの有難み。
つまり、リニアでダイレクト感のある加減速パフォーマンスが介在してくれることで、自らのアクセル操作に対する車両の挙動、および、その結果としてのi-DM判定までが判りやすく直結してくれるので、時にCVTが意図に反した唐突な段付き加速を演じてしまうデミオに比べると、私には精神衛生上”遥かに”好ましいものと映るのです。(・・・ま、MTの加速時の青判定は少々甘過ぎるかな・・・と思わなくもないですが 爆)
その一方で、ブレーキ操作やステアリング操作に対するクルマ側の反応は、デミオもアクセラも好印象。
とくに両車間で有意差はないと感じていますが、ことi-DMの判定に関しては、3rd(デミオ)と5th(アクセラ)のステージ差を考慮しても、アクセラの方がやや厳しいなぁ・・・と感じているところ。
とくに興味深いのが、各操作を開始した直後のゲージ判定ですね。
つまり、ブレーキの踏み始めやステアリングの切り始めであり、当初なんて、同じ人間が同じように操作した「つもり」でも、デミオの「青」判定に対しアクセラは逆に「白」判定といった、真反対の印象さえ持っていたくらい(爆)。
しかし、前述した通り、アクセラの6MTの素直なアクセルレスポンスが甚く有難いと感じ、それだけでアクセラのi-DMを好感している私にとっては、ここで幾多の課題が生じたところで、それらを克服していくモチベーションに全く不足はありません。
現時点、アクセラは朝夕の片道2kmずつの限定レッスンゆえ、まさに牛歩の歩みではありますが、少しずつ「白」判定を排除できるようになりつつあり、その結果として、平均スコアもジワジワと上昇しているという次第。
そしてこの私自身の状況が、ふとデミオに乗り換えた際に、思わぬ副産物を生んだのです。
実は私、アクセラXDのドライブ時は、低速の市街地走行であっても減速にはエンジンブレーキを多用。
そこでは、アクセル(OFF)操作とシフトダウン操作、ブレーキ操作のタイミングを上手に連携させ、着実な操作を積み重ねていかないと、ついついABC何れかのペダル操作がラフになり、どこかで「白」判定を喰らってしまうのが、関の山^_^;。
このため、アクセラでは無い知恵を絞りながら、3つのペダル操作とステアリング操作のより上手な連係タイミングを日々模索しているわけですが、これがひとたびデミオになると、状況が一変。
ペダルが1つ減って左足は解放されるし、直進時に限って言うなら、シフト操作が不要な左手はもちろん、右手もハンドルに軽く添えるだけ。アクセルなりブレーキなり、右足のペダル操作にだけ全神経を集中すれば良いわけですから、この構図のシンプルさ、気遣いの少なさは、6MTの比ではありません。
「なぁんだ、そう思えば良いのか」
と、あらためてデミオの右足に意識を集中させてみたら、あらビックリ。
突如、ブレーキ操作のコツを掴んだかの如く、ペダルの踏み始めにスッと青判定されるケースが飛躍的に増えたのです。
これは、スコアを云々する以前に、極めて気持ちの良い好感触として、私の印象に残りました。
何せ、これまでの私ときたら、超低速域からの再加速時、慎重なアクセル操作の甲斐もなくCVTがドンッと段付き加速をする限定的シーンに激しく閉口。ただそれだけで、他のブレーキ操作やステアリングの操作に関する向上意欲まで一気に削がれていたきらいがあったのですが、偶然にも今回、6MTのアクセラでのi-DMチャレンジ体験が、デミオにおける突破口となり、事態打開へのキッカケを与えてくれたような気がします。
ちなみに土曜日のスコアは、狭くて見通しの悪い急坂エリアからの発着、しかも、初回スコアがギリギリ表示されるという短距離走行ながら、連続した3回のスコアが「5.0」、「4,9」、「5.0」。当然ながら、私とデミオのコンビでは過去にはあり得なかった、上出来な部類の結果です(爆)。
とはいえ、例の唐突なアクセルレスポンスによる忌わしい白ゲージ判定が撲滅されたわけではありません。
強引に喩えて言うなら、普段からロクに指示に従わないごく一部の造反メンバーが足を引っ張り、チームの成果が不当に低められているような理不尽な状況。
従来であれば、そのことがチーム内の不協和音やメンバーの士気低下まで招いてしまっていたところが、現在は幸いにもチーム全体の雰囲気が変わり始め、問題児の分まで皆でカバーしよう!と、俄然メンバーのやる気が出てきた状況かもしれません。
ま、問題児をそのまま放置するか、あえて矯正に乗り出すかで、リーダーの資質が問われるのかもしれませんけど(汗)、ひとまずは、チーム全体のムードが一気に好転したことを素直に喜びたいと思います(笑)。