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2011年10月04日 イイね!

新世代アクセラ試乗記(その2)

新世代アクセラ試乗記(その2)新世代アクセラの試乗で、リニア感のあるアクセルペダルの反応が強く印象に残った私。
もちろん、そこには新しい6速AT「SKYACTIV-DRIVE」が実現したスムーズな変速フィールや、爽快なまでのダイレクト感が大きく寄与していることは言うまでもありません。
おかげで終始、気持ちの良い加減速を味わうことができました。

その一方で、ハンドリングに関しては、フルチェンジ直後の二代目アクセラや最新のSKYACTIVデミオの試乗時に感じた、目から鱗が落ちるほどの感動がなかったことも確か。
・・・はて、デミオのしなやかな足回りに慣れてしまって感動が薄まったのか? それとも、アクセラに対する過度の期待があったのか?・・・そんな疑念を解消すべく、翌日もまたディーラーへ足を運んだのでした。

今回訪れたのは、普段RX-7の入庫をお願いしている旧・アンフィニ店。
ここは試乗コースに海沿いのワインディングセクションを含んでいるため、交差点以外でも「ステアリングを切る」シーンが多く、短時間の試乗でハンドリング性能を試すには最適なのです。

そんなわけで、担当セールス氏と乗り込んだアクセラスポーツは、スカイブルーの20S-SKYACTIV。
昨日のベロシティレッドの試乗車と比べると随分エクステリアの印象は異なりますが、ひとたび乗り込めばインテリアの風景は全く同じ^^;。
起伏の多い工業団地内の道路に海沿いの連続カーブ、そして幹線道と、バラエティ豊かな試乗コースを20分ほどドライブ。
「5.0」のi-DMスコアをビシッと叩き出し、意気揚々と引き上げてきました(笑)。

で、気になる検証結果ですが・・・
結論としては、新世代アクセラのハンドリングに魅力がないわけでは決してなく、ただ単に前出の2台のような「新鮮味」を感じなかったというだけ。
そして、その味わいは、SKYACTIVデミオよりも二代目アクセラに圧倒的に近いもの(←当然といえば当然)。
つまり、初代アテンザから始まった”Zoom-Zoom”のレスポンスの良さはそのままに、熟成した足回りと高いボディ剛性で走りの質感をぐんと引き上げた、2年前の二代目アクセラの感動がほぼ等身大で蘇ってきました。

では、“統一感”を全面に押し出した最新SKYACTIVデミオとの関連性はどうかと言われると・・・正直なところ「薄い」と感じました。
良路では吸い付くように走る一方、悪路ではややバタバタする足回りは、良い意味でも悪い意味でも従前のアクセラのイメージを色濃く残していたからです。

でもそう感じたのには、試乗車がオプションの17インチタイヤを装着していたことが多分に影響しているはず。
実際、アクセラスポーツで最高の10・15モード燃費「20km/L」を謳うSKYACTIV搭載グレードは、15インチタイヤが標準の仕様。
つまり、ある意味この新世代アクセラの象徴的存在である15インチ仕様を試さずして、今回のアクセラのハンドリングを結論付けるわけにはいかないと思うのです。
SKYACTIVデミオだって、現在の14インチタイヤがスポルトの16インチタイヤに換装されたとしたら、今と同じ"統一感"を感じられるとは思いにくいですしね。

そんなわけで、核心に近い部分のハンドリング評価はお預けとなりましたが、"統一感"の話は一旦置いておくとしても、今回の17インチ装着車で感じた、旧来の"Zoom-Zoom"路線をより洗練させたようなハンドリングと、リニア感が絶品のSKYACTIVパワートレインとの新しい組み合わせは、アクセラらしい明快な個性を維持しながら大幅な技術的進化を遂げたという意味で、大いに「アリ」だと感じました。

P.S.
それにしても、ハンドリングの方向性に関して、デミオとアクセラの関係が今ひとつスッキリしないので、もう少し解明を続けてみようと思います。(つづく)
Posted at 2011/10/05 03:06:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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