CEP コムエンタープライズ イルミスター取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
コムエンタープライズのフットライト『イルミスター』を取り付けます。
選んだポイントとして、カラーLEDでもあるのですが…。
ドアやイルミ連動のほかにパーキングポジション(もしくは、パーキングブレーキ)でのLED点灯条件があるため、
シフトレバーを『P』から『D』にした時に
フワ〜って減光したら、
高級っぽいかな?ってゲスな考えでした。
この製品はNシリーズの専用品もあり、
お高い分『LED4本』『車種専用取り付け説明書』が付いているそうです……。
後からテープLEDを追加出来るし、コネクタや配線等も何とかなるかし、
何よりこっちには『サービスマニュアル』があるからね。
1番お安い『汎用品のLED2本タイプ』を選びました。取り付け説明書は一般的なものが付いています。
(それでも6000円オーバーですが…。)
ちなみに、コントローラからLEDに繋ぐ『分岐ケーブル』は、別売りになっていないため電気工作の苦手な人は4本LEDのタイプにした方が無難です。
2
今回のフットライトの取り付けには、
前回自作した『電源カプラ』と『ドア連動線カプラー』を使いたいと思います。
まず、バッテリーを外し、その後取り付けます。
電源取り出しカプラーはハメるだけですが、
ドア連動カプラーは取りづらいので、手前のコネクタも抜いたほうが作業しやすい。
抜きづらい時は、中央のロック部をツマミドライバーで押しながら引っ張ると簡単に抜けます。
最後に空いてるヒューズに10Aをセットします。
3
以前に整備手帳でやりましたが、
取り付ける前に、暗電流を測っておきます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2625152/car/2190649/3740036/note.aspx
普通やらないと思いますが……。
取り付けミスなど、後から調べると何かと大変なのと、今回のコントローラは常時電源を使用するため『何がどれだけ使ってるか?』を把握しておきたいと思います。
らおる( ^ω^ )のNBOXには、
現在、常時電源を使う電装品は
『キーレス連動ドアミラー開閉キット』
(ネットなどで買える安いヤツです)
が付いてます。
マニュアルを調べると……。
ノーマルのNBOXの暗電流は『15mA』
オプションを付けている場合『25mA』
だそうです……。
現在のらおる( ^ω^ )NBOXの値は、23mA
(前より低いけど、測るタイミングかな?)
40mAになる時もありますが、2秒周期なので
セキュリティーインジケーターの消費電流だと思います。
4
取り付けはハーネスを各ラインにつなげます
常時電源
イルミ
Pポジション/パーキング
ドア
アース
それぞれをつなげます。
コントローラはセンターコンソールの中に設置します。
電源カプラーから、常時電源とイルミは長めにケーブルを出してるため、コルゲートチューブでここまで引っ張ってきました。
本体にDIPSWがありますが、各入力の極性設定のため、設定すれば、後から変更する事は無いので、見えないところに入れちゃいます。
カラー変更用のスイッチだけとりあえず
床に出しときます。
CEPのホームページには取り付け2時間とありますが、
らおる( ^ω^ )はこだわりの配線なので、
半日つやしました。
5
パーキングポジションの検出は、
『パーキングピンスイッチ』を使います。
(シフトボタンです)
このスイッチは、『Pポジション』でOFF
『ボタンを押す』、又は『Pポジション以外』でONという動作をしますので、
このフットライトに丁度良いので、コイツを使います。
スイッチコネクタもセンターコンソールを外せば、シフトの下側に付いているので、すぐアクセス出来きます。
6
ドアオープンの検出ですが……。
『ドアオープン連動カプラー』と称してネットなどで売られていますが、
回路図で確認した通り、やはり『ルームライト』のマイナス側でした。(´;ω;`)
このまま、フットライトのドア検出のラインに繋ぐと点灯条件が異なってしまいます。
本来、望んでいるのは、『ドアの開け閉め』に反応して欲しいのですが…。
『ルームライト』が点灯する条件も含まれてしまうため、以下の点灯条件になります。
① アンロック時
② ドアの開閉
③ エンジンOFF時
の時にフットライトが点灯してしまいます。
『まぁいいんじゃない?』って思われるかも知れませんが……。
ドア連動の消灯タイミングが
『ルームライト』が消えてから5秒後にフットライトが消え始めるため、
フットライトがなが〜〜く点灯してしまいます。
しかも残念な事に、ルームライトスイッチをOFFにしていても、
点灯回路はMICU内部のため、この動作は変わりません。(´・ω・`)
これって『ウエルカムライト』なら、
マッチする動作ですが、フットライトには
チョット不向きですね〜。
らおる( ^ω^ )もカプラー作ってて、いざ回路図確認したら、あれ?なんか違くね?と思ってて、付けてみたら、やっぱり違う…。
確かに、ルームライトはドアに連動して点灯するけど……。
ドア連動じゃなくて、『ルームライト連動カプラ』にしてって言いたい。
7
とりあえずドアオープン検出は、
今回の作業ではつなげずに『イルミ連動』と『Pポジション連動』だけにします。
夜になっての写真ですが、青系の色がいい感じです。
動作は………。
①『スモールON』+『Pポジション』時
LED100%点灯
②『スモールON』+『Pポジション以外』
LED10%点灯
それぞれのタイミングでカラー変更が出来るためオシャレです。
また『Pポジション』からシフトチェンジする時も、ゆっくり減光するので高級感があります。
ただ、パーキングピンスイッチの特性上
ボタンを押すだけでも減光しますが…。
らおる( ^ω^ )的には、10%点灯でも明るいと感じるので、付属のLEDももう少し手を加える必要があると感じます……。
8
動作的なモノはOKでしたが、
暗電流はどう増えたか?と言いますと……。
15mA増え、38mAになりました。
セキュリティインジケーター点灯時には
60mA付近まで行きます。(;ω;)
昔、友人のセルシオが60mAあったのを思い出しました。
あっちはどデカイバッテリーなので、全然へっちゃらだったけどね……。
もう限界値だと思います。
(チョイ乗りしかしない車は無理かもね)
ここでもう一度計算してみます。
バッテリーのサイズは32AH(5)/M42R
32000mA/40mA=800時間
800時間/24時間=33.3日
ただこれは100%から0%の時間のため……。
(それでも短い……)
仮に、今が80%の充電率でバッテリーが怪しくなるのが40%だと仮定すると……。
32000mA×0.8=25600mA
32000mA×0.4=12800mA
バッテリーが80%から40%になるまで
25600-12800=12800mA
12800mA/40mA=320時間
320時間/24時間=13.3日
およそ2週間位でバッテリーが怪しくなってしまいます。
まぁ、80%も40%も『仮に』の話なので、
あくまでも『参考値』ですが、
ノーマルのNBOXと比べると、2.6倍の暗電流になってしまいました。
元々が15mAと少ないのもありますが、やっぱりバッテリーサイズが小さいので、
計算上持ちが悪くなってしまうのは、
しょうがない……。
ドア連動はつなげないので、ムダに暗電流を消費してしまうため、
とりあえず、常時電源のラインをACCとしておきます。
何かしら対策を考えないとな〜。
冬場は危なそうな気がする。
けど、せっかくだし…。
ドアオープンを生かす方向で考えよう。
とりあえず、いつバッテリーが上がってもいいように、ジャンプスタータは買っておこうかな?
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