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らおる( ^ω^ )の愛車 [ホンダ N-BOXカスタム]

整備手帳

作業日:2019年1月29日

キャリパー&ローター交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
前回、オーバーホールしたキャリパーを取り付けます

オクで買った中古の『4WD用』のキャリパー
買ってから長かったな〜。

バラして、掃除して……。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2625152/car/2190649/5059821/note.aspx

塗って……。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2625152/car/2190649/5091325/note.aspx

オーバーホールして……。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2625152/car/2190649/5129060/note.aspx

やれる事はみんなやったことになるかな?


今まで頑張ってくれた
12インチのブレーキシステムに感謝したい。






2
キャリパーを取り外しますが………。

かなり「固く締まっている』ので
『パワー系』の工具が必要になります。

ハンドラチェットなんかじゃ
オッさんの力じゃ歯が立たない……(´;ω;`)

キャリパーブラケットはナックルに『17mmボルト』で固定されているので、キャリパーはそのままで
ブラケットごと外します。
(その方が時間短縮になるので)

ここで使うのは『KTC 14×17ストレートメガネ』
オフセットか無いので、100%の力が加わるから非力なオッさんでも緩めることが出来ます。
(それでも固かった)

また、ブレーキホースのバンジョーボルト『14mm』ここも『固い』ので、この時点で緩めておきます。
(キャリパー外した後だとボルトが緩めにくい)
3
キャリパーをブラケットごと外しますが……。

そのまま放置するとブレーキホースに『変なテンション』がかかってしまうので、ホースのステーを外します。(12mm)

キャリパーは邪魔にならないようにサスに針金で吊るしておきます。
4
次にローターを外しますが……。

ホンダ車特有のローター固定の『皿ネジ』があります(ホンダ車くらいじゃない?皿ネジあるの)

サビてハブに固着するんだし……。
無くてもイイんじゃね?って思いますが……。

プラスのネジなので、ドライバーで取れそうに思えますが、とても固いので手で回すのはとても大変です。

ボルスタードライバーや貫通ドライバーで外しますが
らおる( ^ω^ )さんは『ハナから』諦めてるので、
『ショックドライバー』を使います。


ちなみに……。
このプラスのネジは『3番』のドライバーになり
(写真右上の一番太いヤツ)
普通のドライバーではネジ山が合わないので
『ナメて』しまう可能性があります。
(普通は2番真ん中のヤツ)

番手のあったドライバーを使いましょう。( ^ω^ )

また、ハンマーで叩いて外しますが、
『叩いても外せない』って人は………。

ハンマーが『軽くて』打撃力が『回転力』に変わってませんので、もっと『重いハンマー』で叩いてあげれば、緩んでくれると思います。

ちなみに、私は『細身』のものを使っていますが、叩くハンマーは『片手じゃ重い』くらいのヤツじゃないと回りませんでした。


もし不幸にも『ナメて』しまったら……。

ドリルで皿ネジの頭を飛ばして、『逆タップ』のリストラクターなどで取り出す事になります。

余計な作業を増やさないためにも、ネジを『ナメない』ように注意しましょう。

ハブはまあまあのサビがあるので、ワイヤーブラシでサビを落としますが、ある程度までにします。
(ムキになってもまたサビるし……。)
5
ここから折り返しの作業になります。

ローターは『DIXCEL タイプPD』
普通タイプにしました。
本当は、純正ローターをと思っていましたが……。

純正パーツが『45251-SAA-901』又は
『45251-T6G-J01』とあって、
んで結局どっちなの?って
最後まで分からなかったので( ^ω^ )

『物が同じ』で部番が違うらしいけど……。

『付かない』だけはシャレにならないので、
適合が確実だったディクセルにしました。

固定用の皿ネジ 部番『93600-06014-0H』
ナメずに取れましたが、これもせっかく頼んだので交換します。(1個30円)

あまり塗らない方がいいかも知れませんが、いつかまたローターを外すことも考えて……。

『カジリ』防止のために『スレッドコンパウンド』を皿部だけに塗ります。
(ネジ山には塗らないオーバートルクになりやすい、カジるのは皿の部分だけです)
締め付けトルクは『0.9N』ですが、緩める時はこんなトルクじゃないよね……。



ちなみに、豆知識ですが……。

『サビる』からと言って『ステンレス』の皿ネジにすればイイんじゃね?って思った人……。

確かに『M6×14』だから、ホームセンターで探せばあると思います。(M6×16でも大丈夫そう)

しかし『ステンレスネジ』は『熱で膨張する』ので
おそらく『カジリ』ます。

ステンレスネジのカジリは『ネジ山全体』になるので
ショックドライバーでも緩まないと思います。
(普通のユニクロームネジは『皿のテーパー部』だけが固着してるだけなのでショックドライバーが効く)

ドリルで頭を飛ばそうとしても、ステンレスなのでドリルの刃が負けてしまいます。

運良く飛ばせても、逆タップをかける穴を開けてなきゃならないので……。

多分、死ぬほど大変だと思うのでステンレスネジは使わない方がいいと思います。

もし抜けなかったらどうやるんだろ?
ドラシャごと抜いて、ナックルごと交換なのかな?
考えるだけでもガクブルだ…。((((;゚Д゚)))))))
6
キャリパーブラケットを取り付け、規定のトルクで締めつけます。
ブラケット固定ボルトのトルクは『108N』です。
(ちゃんとトルクレンチ使いましょう)

パッドはキャリパーについていた物をそのまま使います。まだまだ厚みがあるし…。

それに『純正の状態』を知っておかないと、
『基準』が分からなくなってしまうのは避けたいと思ったのでそのまま使います。

とは言え…。ブレーキメンテで『一般的』なことはやっておこうと思います。( ^ω^ )


①シムへのブレーキグリスの塗布

元の状態ではシムにグリスは『付いていません』でしたが、鳴ってもイヤだし…写真の段階はつけすぎで、この後使わなくなったカードなどを使って『削ぎ落とす』と均一グリスが塗れます。
はみ出したグリスは拭き取ります。

②パッドの角を落とす

これも鳴き防止ですが、普通のパッドなので別にやらなくてもイイと思うが……。『習慣』見たいなものでどうしても『面取り』したくなる……。( ^ω^ )

③キャリパーブラケット接触面へのグリス塗布

低速のバックなどでの切り返すとき『カチン』とか『カキーン』などのパッドの当たり音がすることがあるので、ブラケットとの接触面に『シリコングリス』を薄く塗ります。

あまりシリコングリスを塗ると『柔らかい』ので
時間が経つとグリスが『染み出て』きますので
少なめに塗ります。

やらなくてもいいかも知れませんが、
『気分的』なものです……。
だってノーマルは一切やってないし……。( ^ω^ )
7
グリスを塗ったパッドを取り付け、キャリパー本体を付け替えます。

写真とってなかった(´・ω・`)

バンジョーボルトを外すとブレーキホースから
ポタポタとフルードが出てくるので『サッ』と外してワッシャー2枚を『サッ』と入れて『シャ』とバンジョーボルトを締めます。

あまりドバドバ漏れる訳では無いけど、フルードが飛び散らない様に『素早く』変える必要があります。

バンジョーボルトのトルクは『35N』です。

キャリパー本体を固定しますが……。

スライドピンが『共回り』してしまうので、スライドピンを『17mm』のスパナで押さえて

キャリパー固定ボルト『14mm』を締めつけます。
トルクは『23N』になります。


最後に『エア抜き』をしますが……。

せっかくなので『ワンマンブリーダー』を作ってみました。

材料は『逆流防止弁(ワンウェイバルブ)』
と『4パイ耐油ホース』の2つあれば作れます。

バルブはホームセンターの『鑑賞魚の水槽コーナー』などで200円くらいで売ってます。

ホースは何でもイイのですが、柔らかいと『負圧』に負けて潰れてしまうので、『耐油ホース』くらいが丁度いい『硬さ』で使いやすいです。
1mで100円くらいです。

これなら、ロンリーな人でも、エア抜きが出来ます。

廃液受けはペットボトル500cc辺りが使いやすいですかね。ホースとペットボトルはショックなどに針金で固定すると良いです。
不意にホースがペットボトルから外れたり、ボトルを倒したりすると大変なので、必ず固定しましょう。

安くてイイのですが、あまり『持たない』も思いますので、ワンウェイが効かなくなったら交換です。
(使い捨てと割り切った方がいいかもね)
8
エアブリードしながら、そんなに汚れていませんが、せっかくなのでフルード交換も合わせて実施しました。
ここでも豆知識ですが……。

エアブリードは『イグニッションON』にしないこと。
イグニッションONすると、ABSユニットが作動するので、ABSユニット内にエアが混入する可能性があります。

ABSユニット内にエアが混入すると……。
たぶん、『奥まで踏めちゃう』か『カチッと』踏めなくなると思います。
(やらかした事は無いのでたぶんですが…)

ABSユニットのエア抜きはHDS(ホンダの自己診断装置)をつなげ、『ABSモーター強制駆動』させて抜くはずなので、一般ピーポーでは、
まず出来ないと思いますので、必ず『オフのまま』で実施して下さい。


最後に各部をもう一度『規定トルク』でチェックして終了。


キャリパーの色はソフト99『耐熱チタンカラー』
で、あまりキャリパー塗装に使ってる人は少ないと思うので、『とても地味』だが……。
パッと見分からないくらいが私には丁度いい。( ^ω^ )



けど、ホイールを戻してビックリ……。

キャリパーブラケットとホイールの隙間が
『3mm』くらいしかない……。(´⊙ω⊙`)

らおる( ^ω^ )さんは現在スタッドレスで、ホイールも量販店で売られて安いホイールセットです。

以前乗っていた車から引き継いでいました。

今のホイールが
14インチ 4.5J オフセット+43なので
ホイールデザインにもよりますが+45がギリギリかアウトかと言うラインだと思います。

純正ホイールが14インチ 4.5J+40なので、
当たらないと思いますが……。

もし当たっちゃったら
とりあえずスペーサーでしのぎますかね?

制動力が上がったと思うのは『がんばった』自分の
『プラシーボ効果』かも知れません……。


一つだけ実感出来るのは、
朝一の『カックンブレーキ』がなくなったこと。

NAのブレーキって最初の一発目のブレーキが
『ある一点を超えると急に効く』ので、
朝一番のブレーキは結構『神経質』だった。

ズルズルとブレーキングして止まりたいのに
あんまり止まらないからもうちょい踏むと『カックンブレーキ』になってしまう現象……。

あったまっていない
『朝一だけ』なるのがイヤだった。

ターボや4WDの方はわからないと思いますが、
NAの方はわかるんじゃないかな?

それがなくなっただけでも良かったと思う。( ^ω^ )


これまで4回にわたって中古のキャリパーの移植をやって来ましたが……。

ブレーキ関係は『事故』に直結する重要な部分になりますので、あくまでも『参考レベル』で見て頂ければと思います。( ^ω^ )


最後までお付き合い頂いた方は
ありがとうございました。

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