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2009年04月22日 イイね!

「 ドメル艦隊 決死の挑戦状!! 」#131


「ここがガルマリウスの三つ子星団です」
「だめだ、あそこは放射能嵐が強すぎる」

モニターの資料を映しながらドメルはヤマトとの決戦の場を捜していた。

「それではポジ星系の重力星団はどうでしょう?」
「ここには我が艦隊の隠れるところがない」
「これは?」

切り替わったモニターには幾つもの星が連なって映し出されていた。

「七色混成発光星域、通称七色星団です。それぞれ違った習性に基づく6つの星と、ガス状の暗黒星雲とからなる、混成星団だ」
「よぉし、決まったぞゲール。七色星団を決戦の場に選ぶ。ヤツを迎え撃つには絶好の場所だ」

ゲールにそう言ったドメルは、もう一度モニターに向き直った。

「ゲール」
「はっ?」
「俺の挑戦状をヤマトへ送れ」
「しかし、ドメル司令。ヤマトに勝つ手だては?」
「心配するな。すでに兵器開発部で計画は進行中だ」

ドメルは開発中の新兵器についてゲールに話し始めた。

「新しく開発した瞬間物質移送機だ」
「瞬間物質移送機?」
「そうだ、俺はこの構想を長いこと練ってきた。これで物質移送空間を作り、環状機でヤマトに急襲をかける」
「しかしヤマトには波動砲という決定的な武器があります」

波動砲の威力はゲールにとっても思い出したくないものだった。

「ハハハハ。それも計算済みだ。あれを見ろ」
「これは?」
「ドリルミサイルだ」

巨大なミサイルがそこにそびえ立っていた。まさに巨大なドリルのようだ。

「これをヤマトの波動砲の発射口へ打ち込み、とどめを刺す」

ドメルはゲールに向き直って命令した。

「ゲール、直ちにヤマトへ挑戦状を送り、各戦線に決戦のゲキを伝えろ」


「なんだ、雪君も呼び出しかい?」
「えぇ、そうなの」

ヤマトでは緊急招集がかけられていた。

「何が起こったんだ、古代?」

真田の質問に古代が立ち上がって答えた。

「聞けよ、ガミラスから挑戦状が送られてきたんだよ」
「挑戦状だと・・・?」

徳川が驚いて思わず声を発した。



Posted at 2009/04/22 08:08:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

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