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2019年01月07日 イイね!

箱根駅伝


今年の箱根駅伝は掛け値無しに面白かった。

往路優勝の東洋大学でもなく、復路新記録の青山学院大学でもなく、総合優勝は東海大学だった。
ここにも駅伝の面白さがあったような気がする。

東海大学のOBであり、佐久長聖高校で高校駅伝日本一となった名将を、東海大学は「三顧の礼」で呼んだのだという。しかしすぐに結果が出たわけではなかった。シードを落とし、連続出場も途切れた。両角監督自身が一番苦しかった時期だったのではないかと想像に難くない。相当なプレッシャーの中での戦いだったのだろう。胴上げの両角監督は本当に嬉しそうだった。

「平成最後の」という形容詞が耳に慣れる昨今、視聴率も史上最高だったらしい。それでも良いことばかりではなく、見ていて明らかにおかしいと思うようなことや、首をかしげざるを得ない事も多かった。

1区で大東文化大学の選手が、スタート直後に捻挫、転倒しながらもその後21キロ以上を走り、繰上げスタートギリギリで2区の選手に襷を手渡した。

監督車はスタート後、約10キロ地点で合流するため、その場での状況判断が遅れたのはやむを得ないのかもしれないが、昨年のプリンセス駅伝での、いわゆる「四つん這い事件」に端を発したこの手の事案についてはネット上でも様々な意見が飛び交っている。

「感動した」「これこそ駅伝」という意見の中、「ドクターストップはできなかったのか」「選手の将来のためにも止めるべき」という走った(走らせた)ことに否定的な意見も多かった。

襷を繋ぐ駅伝は、日本人のDNAに深く染み込んでいる気持ちを表しているスポーツでもあると思う。「たとえ自分が犠牲になっても、チームのために・・・」的な感覚は、誰の心の中にも存在するものなのかもしれない。

しかし、どんな判断をしたとしても、その基準は同じ目標に向けて、命をかけるレベルで、同じ時間を過ごしてきた当人同士にしかわからないことなのではないだろうか。見ている他人には到底判断できるようなものではないのだろう。

それより今回の件で問題とするべきは、それを伝えるメディアの対応・姿勢であると思う。

大迫傑選手が発信したツイートの後半「ただ、娘が言った一言[テレビで喋ってる人(実況)なんか喜んでいるみたいだね!]これが全てを物語ってるよね。心配する場面ではあるけど、感動する場面ではない」娘さんは興奮したアナウンサーの様子が明らかにおかしいと感じたのだと思う。

箱根駅伝が「スポーツ中継」であるとすれば、多くの場面で行き過ぎと思われるような実況があったのではないだろうか。復路の1月3日、所用のためNHKのラジオ放送で駅伝の実況を聞いていた。落ち着いた放送ではあったが、若干声の若いアナウンサーが興奮気味に実況するのが耳障りだったが、放送そのものは悪くなかった。

関東での視聴率が30%以上となり、もはや学生スポーツの範疇を超えた箱根駅伝。中継放送もそれに見合ったレベルをお願いしたい。



Posted at 2019/01/07 18:14:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記みたいなもの | 日記

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