地図と言われるとゼンリンを思いつく人が圧倒的に多いと思うし、旅行好きなら昭文社のまっぷる、コアな人はMapFanでおなじみジオテクノロジーズ(旧インクリメントP)、ソフトウェアやWebサイトをを開発する人ならMapbox、スマホが当たり前な時代だとGoogleマップ、といろいろあると思います。
(いや、ここまで来ると変態か?)
今日はゼンリン地図に文句を言わせてくれ、の記事です。
Yahoo!カーナビをはじめ、トヨタ純正ナビなど、ゼンリン地図を採用している地図サービスやナビゲーションで見られる、「ちょっと狭い道路が存在しなかったことにされる問題」が最近購入したゴリラでも起きていました。
これわかりますか?道路はちょっと狭いくらいなのにゴリラでは道路が全く表示されてないことが。
Yahoo!カーナビでも同じように「無かったこと」になっていますね。(ピンの位置に 県道9号 四日市員弁線 があります)
パイオニアやケンウッドのナビ、MapFanなどで採用されているジオテクノロジーズ社(旧インクリメントP社)の地図ではちゃんと 県道9号線 四日市員弁線 が載っていますね。
※最近できた道路ではなく、自分が小さい頃から存在する道路です
ゴリラではこの道路が地図に載っていませんから、マップマッチングどころかルート案内すらできません。
しかもこの道路沿いには集落というか、普通に住居も住人もいるので、その道路が地図から消されているようでは大問題だと思うのです。
仮に住所検索でこの道路沿いの建物がヒットしても、その建物まで案内できないわけですよ。(いわゆるドア to ドア 案内ができない)
例えば観光先などの土地勘ゼロエリアで「存在しなかったこと」になっている道路沿いに旅館でもあったら永久に到着しない説あります。
運転しながらスマホを使うのもNGですから、スマホで調べながら行くのも1人だけだとキ・ツ・イですしね。(玉置浩二)
たまたまこの場所はナビ無しでも分かるエリアなので良いのですが...
ちなみに市街地図では県道9号線として載っています。
でもマップマッチングやルート計算、ルート案内はできません。
相変わらず無かったことにされています。
なので、道路があるのはゼンリンも認識しているが、何らかの事情で地図データには載せておらず、「存在しなかったこと」として扱っている可能性が高く、余計にタチが悪いですね。
しかもこの道路、路線バスも通りますからね。
これよりクソ狭い、いわゆる酷道とか険道は収録されているのに、なぜここは?っていう感じです。
というわけでゼンリンさんこの記事見てたら修正してください。
※多分パナソニックやトヨタ純正ナビ、Yahoo!カーナビ、Mapboxなどは悪くないと思う。
トヨタ純正ナビを使ったこともありますし、いつもナビを使ったこともありますし、Yahoo!ナビを使ったこともあります。
最近パイオニアからCOCCHIっていうナビアプリがリリースされまして、有料会員で使っていますが、ゼンリン地図はカーナビ向けではない気がしています。(ゼンリンさんスマソ)
ちょっと狭い公道が「無かったこと」にされている道路は過去2、3回くらい遭遇したことがあります。
一方ジオテクノロジーズ社(旧インクリメントP社)は最近までパイオニアの完全子会社ってこともあってか、カーナビ向けに最適化された情報量というイメージがあります。「存在しなかった」ことにされた道路に遭遇したことは今のところありません。
※地図データが古いからっていうことじゃないよ
改めて、このカーナビはどの地図会社のデータを使っているのか、という重要性を感じました。最新データなら何でも良いってわけではないんですね。
ちなみに最近Mapboxっていう地図データも知名度上げてきていますが、ゼンリンの地図がベースですのでお察しください。
パイオニアのCOCCHIもMapboxベースですが、同じ場所で同じこと起きています。でもマップマッチングとルート案内でできるのでまだマシです。(てかなぜルート案内とマップマッチングできるんだろ?Mapboxが独自でデータ改変してるのか?)

パイオニアのナビアプリ「COCCHI」は何故かMapboxのデータを利用しているため、画像を通り。お察しください。
「COCCHI」もジオテクノロジーズ社の地図で良かったと思うよ...

参考までに、パイオニアのサイバーナビの地図も載せときます。
(ジオテクノロジーズ社の地図を採用)
ちなみにサイバーナビの地図は最新バージョンです。
Posted at 2024/01/14 17:37:11 | |
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