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2024年01月14日 イイね!

カーナビの地図データ

地図と言われるとゼンリンを思いつく人が圧倒的に多いと思うし、旅行好きなら昭文社のまっぷる、コアな人はMapFanでおなじみジオテクノロジーズ(旧インクリメントP)、ソフトウェアやWebサイトをを開発する人ならMapbox、スマホが当たり前な時代だとGoogleマップ、といろいろあると思います。
(いや、ここまで来ると変態か?)



今日はゼンリン地図に文句を言わせてくれ、の記事です。


Yahoo!カーナビをはじめ、トヨタ純正ナビなど、ゼンリン地図を採用している地図サービスやナビゲーションで見られる、「ちょっと狭い道路が存在しなかったことにされる問題」が最近購入したゴリラでも起きていました。





これわかりますか?道路はちょっと狭いくらいなのにゴリラでは道路が全く表示されてないことが。





Yahoo!カーナビでも同じように「無かったこと」になっていますね。(ピンの位置に 県道9号 四日市員弁線 があります)







パイオニアやケンウッドのナビ、MapFanなどで採用されているジオテクノロジーズ社(旧インクリメントP社)の地図ではちゃんと 県道9号線 四日市員弁線 が載っていますね。


※最近できた道路ではなく、自分が小さい頃から存在する道路です


ゴリラではこの道路が地図に載っていませんから、マップマッチングどころかルート案内すらできません。

しかもこの道路沿いには集落というか、普通に住居も住人もいるので、その道路が地図から消されているようでは大問題だと思うのです。


仮に住所検索でこの道路沿いの建物がヒットしても、その建物まで案内できないわけですよ。(いわゆるドア to ドア 案内ができない)

例えば観光先などの土地勘ゼロエリアで「存在しなかったこと」になっている道路沿いに旅館でもあったら永久に到着しない説あります。

運転しながらスマホを使うのもNGですから、スマホで調べながら行くのも1人だけだとキ・ツ・イですしね。(玉置浩二)

たまたまこの場所はナビ無しでも分かるエリアなので良いのですが...







ちなみに市街地図では県道9号線として載っています。
でもマップマッチングやルート計算、ルート案内はできません。
相変わらず無かったことにされています。

なので、道路があるのはゼンリンも認識しているが、何らかの事情で地図データには載せておらず、「存在しなかったこと」として扱っている可能性が高く、余計にタチが悪いですね。

しかもこの道路、路線バスも通りますからね。

これよりクソ狭い、いわゆる酷道とか険道は収録されているのに、なぜここは?っていう感じです。

というわけでゼンリンさんこの記事見てたら修正してください。
※多分パナソニックやトヨタ純正ナビ、Yahoo!カーナビ、Mapboxなどは悪くないと思う。




トヨタ純正ナビを使ったこともありますし、いつもナビを使ったこともありますし、Yahoo!ナビを使ったこともあります。
最近パイオニアからCOCCHIっていうナビアプリがリリースされまして、有料会員で使っていますが、ゼンリン地図はカーナビ向けではない気がしています。(ゼンリンさんスマソ)

ちょっと狭い公道が「無かったこと」にされている道路は過去2、3回くらい遭遇したことがあります。


一方ジオテクノロジーズ社(旧インクリメントP社)は最近までパイオニアの完全子会社ってこともあってか、カーナビ向けに最適化された情報量というイメージがあります。「存在しなかった」ことにされた道路に遭遇したことは今のところありません。
※地図データが古いからっていうことじゃないよ



改めて、このカーナビはどの地図会社のデータを使っているのか、という重要性を感じました。最新データなら何でも良いってわけではないんですね。
ちなみに最近Mapboxっていう地図データも知名度上げてきていますが、ゼンリンの地図がベースですのでお察しください。

パイオニアのCOCCHIもMapboxベースですが、同じ場所で同じこと起きています。でもマップマッチングとルート案内でできるのでまだマシです。(てかなぜルート案内とマップマッチングできるんだろ?Mapboxが独自でデータ改変してるのか?)



パイオニアのナビアプリ「COCCHI」は何故かMapboxのデータを利用しているため、画像を通り。お察しください。

「COCCHI」もジオテクノロジーズ社の地図で良かったと思うよ...



参考までに、パイオニアのサイバーナビの地図も載せときます。
(ジオテクノロジーズ社の地図を採用)
ちなみにサイバーナビの地図は最新バージョンです。
Posted at 2024/01/14 17:37:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年01月14日 イイね!

CN-G1500VD

CN-G1500VD仕事で使う社用車の軽にはナビがなく、スマホナビでは画面が小さく、電池も勢いよく減っていき、さらには熱まで持つので不便。


年末にふと寄った黄色帽子に展示品価格で¥49,800-でデカゴリラが販売されており、VICS WIDEと自律航法に対応して画面もデカいときたので即決。






昔、パイオニアの楽ナビポータブル AVIC-MRP007をプライベートカーで使っていた。

なにせパイオニア製だけあって、地図が見やすく自律航法もピカイチ、渋滞回避能力も優れていて、性能面では2DIN並み。

とはいっても交差点名を読み上げる機能、音声で方面案内する機能、2画面機能なんかは省かれていて、楽ナビLiteのソフトウェアがベースなのかな?という感じであったが。
それが惜しいポイント。






そんな話はこれくらいとして、自腹で購入したナビは全てパイオニア製のナビで、初めてパナソニックのナビを購入、使っているが、やはりパイオニアのナビとは勝手がまるで違う。




地図更新もパイオニアだと3年間無料ライセンスが付帯されていることが多いが、これはパナソニックのゴリラの最上位モデルも同様。(最上位以外は有料)

ところがその「地図更新の内容」がパイオニアと大きく異なる。


パイオニアでは「年2回の全データ更新」と「2ヶ月に一回の差分更新(現行サイバーナビの場合)」となる。

パナソニックのゴリラは「年1回の全データ更新(パナは全更新と表記)」と「2ヶ月に一回の差分更新(パナは部分更新と表記)」となる。




更新スケジュール以外にも更新される内容も変わる。


全データ更新(全更新)では地図、市街地図、経路検索データ、地点検索データ(→お店などを検索するデータ)、るるぶDATAなど、ナビに必要とされるデータすべてが更新される。
※ゴリラにはGracenote®データベースは搭載していないため除外
※パイオニア製ナビにはるるぶDATAを搭載していないため除外


これに対し差分更新(部分更新)がまるで違う。


パイオニアでは国道と有料道路、地点検索データなどが追加される。(県道、一般道、市街地図、有料道路の料金データ、Gracenote®データべースなどは更新されない)

ゴリラでは、一般道や県道も含む道路、有料道路の料金データ、イラスト案内データ、方面案内看板データ、交差点名などの専用音声データが更新される。(るるぶDATA市街地図、地点検索データは更新されない!!)



そう、いちばん重要な地点検索データ(目的地を名称とかで探す機能)は年1回しか更新されないということ。

たしかにゴリラはサイバーナビにはないマップコード検索、まっぷるコード検索ができるから、道路さえ最新であれば目的地はそれを使ってくれ、考え方もできるが...
パイオニアのナビしか使ったことがない身からすると、最新データだからモーマンタイ、とはいかない部分もあるかも?思ってしまう。





自律航法がゴリラにも搭載されているので、トンネルの中でもかなり正確に現在地を指してくれるのはかなり良く、車速パルスが入力できないけど別に必要ないくらい正確なのは感動。(楽ナビポータブルは車速パルスを入力しないと10〜20mくらいは平気でズレる。)
楽ナビポータブルでは対応していなかったみちびきとグロナスのおかげもあるのかも。
この自車位置精度の高さはかなり気に入ってます。車速パルス無しでここまでやるか!?というレベル。


ただし、マップマッチングは楽ナビポータブルよりも強烈で、そこそこ広い駐車場でも、付近の公道にすぐマップマッチングしてきます。でも、再び公道を走り始めるとすぐに位置を補正して、何もなかったようになります。だからあまり問題にはならないかな。







ゴリラの気になるポイントがあります。
「みりなり」ってあと何キロ先でどっちに曲がんねん問題。

これ調べると、一部ユーザーがネットで数年前から指摘してた。

パナソニックによると、次の案内ポイントまで10km以上あると「みちなり」と表示する仕様。

一方パイオニアのナビは丁寧ですよ。
「← 85.2km 〇〇JCT」ってキチンと表示してくれる親切仕様です。

これは改善してほしいかな。






自車マークが交差点拡大図に反映されない問題も気になった。

どうも試した限り、交差点拡大図の自車マークは赤の三角のみ。

パイオニアのナビは三角の先っちょが自車位置なんですが、ゴリラは先っちょより少し後ろが自車位置なので、違和感ありすぎてゴリラマークにしているのだが...

また、交差点名のある交差点では気なることなかったが、名称のない信号機だけがある交差点、もしくは信号機がない交差点で「(地名)付近」と表記してくるのはかなり違和感がある。
(しかも「付近」の文字が小さいので余計に...)

パイオニアのナビはそういう場合に「案内地」と表記を統一しているので分かりやすいけど...

あと、気付いた人いるかな?この交差点の名前は「日永五南」で、このゴリラの地図にも記載されているけど、交差点拡大図には「日永付近」と表示されている問題。音声でも交差点名は読み上げてくれない。
これ実はゼンリン地図の場合に田舎あるあるで、こういったこともあるので個人的にはゼンリン地図があまり好きではない。












総評

ゴリラはポータブルナビとしてはVICS対応(最上位機種のみ)、自律航法に対応、みちびき&グロナス対応とハイエンド機なのは間違いないが、案内も含めてソフトウェア面の作り込みが想像以上に甘い、というのが正直なところ。


でもパイオニアがポータブルナビから撤退したので、ゴリラしか選べないし、ケンウッドがポータブルナビ「ココデス」を出してきましたが、地図のデザインが終わってる上VICS非対応なので、ゴリラを選ぶべきなのは間違いない。


ちなみに「楽ナビポータブルを中古をヤフオクで入手したろwwww」と思っている皆さんにお知らせ。
楽ナビポータブルの地図更新のサポートは2023年9月をもって終わりました。今更買っても無意味。
Posted at 2024/01/14 17:03:42 | コメント(0) | トラックバック(0)

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