皆さん、こんばんわwww!
先週の日曜日、HSPR第3戦が行われました!
最初は天気も悪そうな週間予報だったのに、予選、決勝ともドライコンディション!!
しかも決勝中は、北海道の8月の末とは思えないほど、かなり気温も上がりましたwww
さあ、
オイラは前日の練習走行で、
念願の45秒台を出したわけで、かなり気合を入れて予選に望みます(笑)!
今回は、DT-1が4台、DT-2が4台、N+が2台の合計10台という、少々寂しい台数になってしまい、予選・決勝とも混走で走ります!
予選11LAP中、クリアラップが取れたのが5周。
うち、2LAPが45秒台www!
いいんじゃないの~(笑)!
さあ、これが予選結果だwww!!
なんと、ポールからコンマ2秒差の3位www!!
さて、
今回のレース、集客もがんばった甲斐もあり、観客動員数350人www!
ただ、残念ながら、
予選4番手の92号車が、アクセルワイヤーのトラブルで、決勝はリタイアになってしまい、ついにはDT-1が3台になってしまった・・・。
お昼休みのグリッドウオークwww!
今回はDTCC・AE86のマシンが並ぶ。
やっぱり、上位3台にお客さんは集中するんだぁ、と思ってみていると・・・、
なにやら、明らかにオイラのマシンに人だかりが(笑)!
嫁さん、ちょっとご満悦(笑)?
いえいえ、今回は主役のレーシングチームテンレイ1号車と2号車がいなかったからですwww
さらに、イベント企画として、
今回は、DT-1優勝マシンあてクイズを観客の皆さんに投票してもらい、抽選でAE86ドリフトラジコンが当たっちゃうのです!
ひょっとしたら、予選タイムもコンマ2秒差だし、オイラに投票してくれたお客さんもそれなりにいるんじゃ・・・!
決勝レース前、
前はプロのレーサー中村選手!
でも、
なんとしてもスタート決めて、
2位浮上を、虎視眈々と狙う。
なぜなら、HSP特有のレイアウトで、スタートは2番手よりも3番手のポジションが有利なのだw
スタートの瞬間!!
インを取りに寄せて来る前車に、フロントをねじ込むオイラw
このあと、さらに2台の車間はなくなり、
そのまま1コーナーから2コーナーへ!!
2台のフェンダーとフェンダーが触れながら、プロレーサーに対し、意地を張り、
2コーナーブレーキング競争!!!
タイヤスモークの中なら、2コーナーを先に立ち上がったのは、なんとオイラwww!
だけど、このとき既に・・・
痛恨のミッションブローwww!!
1速と2速は飛んでいた。
ああ・・・
終わった。
まだ、1LAPだよ。
だけど、
だけど、
3速と4速があるじゃないか!
ギア2つあれば、47秒や46秒は出せる自信はある。
前2台にはついて行けないけど、レースを投げちゃいけない!
オイラはプロのレーサーじゃないけど、
もしもスポンサーがいて、これがプロ同士のレースだったら、
やっぱり、何があってもドライバーはスポンサーのために走るだろう。
オイラたちがやっているのは、アマチュアレースだけど、
気持ちはプロのレースと一緒なんだ!
たとえ、無料チケットであっても、
見知らぬ人たちが、観客として、ここまで見に来てくれてるんだ!
ひょっとしたら、無料チケットを持っていない人は、入場料500円をHSPRプロモーションに払ってるかもしれない。
それって、まさにスポンサーだろう!!
350人の観客の皆さんが
このHSPRのスポンサーなんだ!
観客の皆さんのためにも、オイラ、がんばって走らないと・・・!!
そう思い、レースを続けるも、
ミッションブローで、3速、4速のシフト操作もままならなくなり、
ついには4速固定・・・。
さらに、振動でオルタネーターの固定ボルトの頭が飛び、
高回転は失火状態・・・!
6000回転でリミッターがかかる。
そうなると、最高速は120kmくらいしか出ない。
順位は益々落ち、気が付けば最下位。
なんとなく、ピットインして、リタイヤするタイミングを失い、
なんとなく走る。
DT-1トップ2台からも周回遅れにされ、
できるだけ、バトルの邪魔をしないように走行も・・・
なんで、オレ、こんなことしてるだ?
もう、じゃまなだけだよ。
DT-1マシンがたくさんいたら、すぐにピットに入っただろう。
そうこう自問自答しているうちに、
また、周回遅れにされる。
そりゃあ、そうだ。
最高速120kmじゃあ、もうレースとはいえない。
オイラの前には、何度となくブルーフラッグが振られる。
マシンの振動が激しく、まともに走れたもんじゃない。
もう、いいじゃないか。やめよう。
やめる?
リタイアか。
だけど、オイラのレースを応援に来た次男はどう思う?
壊れたから仕方がないが、
でも・・・、
あきらめたと、思うだろう。
小6の次男は、サッカーが大好きだw
サッカークラブに入っている次男は、
今日、公式試合に出場するはずだった。
今シーズンは、サッカーの試合と重ならなかったため、
開幕戦から欠かさず応援に来ていた。
でも、今日は、自分から、オイラのレースを見に行く、と言った。
オイラが45秒に拘っていたことを、次男は良く知っている。
一生懸命、エンジン作っていたのも知っている。
そして、ついに45秒台に入った時は一緒に喜んだ。
いつもレース場でストップウオッチを持って観戦する次男。
トップからコンマ2秒まで迫ったオイラの予選タイムを見た次男は、
ほんとうに父ちゃんが優勝するかも知れないと願っただろう。
もう、車が壊れているのは、見れば次男もわかっているはずだ。
壊れたから仕方がないが、
でも、今までなんのために走っていたんだ?
最初は観客のためと思った。
だけど、
途中からは、
今回のレースに向けて、がんばってきた姿を、ちゃんと表彰台で、
次男と、そして嫁さんに見せたかった。
ラップカウンターを見ると、18周。
周回遅れにされているから、ゴールまであと2、3周だろう・・・。
カッコ悪いけど、父ちゃんは、ギアがなくなるまで、走るよ(笑)。
その場で止まるまで、あきらめない。
ひどい振動の中、
そして、
ようやくチェッカーだ!!
メインストレートで、チームテンレイの皆さんが、拍手してくれている・・・!
チェッカーを受けたあと、ゴール前まで戻ってくる時、オフィシャルも、手を振ってくれた!
ほんとに、
走りきって、良かったと思った。
最後に
ゴール手前で、力ついたように動かなくなったオイラのマシン、
駆け寄って来て、押してくれたチームのみんな!
ほんとうに、ありがとうwww!!
レース後、
大会委員長に聞きました。
「自分のした行為は、正しかったのでしょうか・・・?」
「オレが若いときは、きっと走ったよ!」
そう言って頂けました。
優勝は、中村選手。
2位に、西海選手。
そして、
DT-1史上、歴史に残るワースト記録・・・(笑)?
総合ビリでも、3位表彰台のオイラwww
この盾は、誰ももらう人がいないから、オイラがリタイアでも、
多分あとでくれたんだろうけど・・・(笑)。
でも、
盾を何回も眺めていた次男。
オイラ 「父ちゃん、かっこ悪かったろ(笑)?」
次男 「成績は悪かったけど・・・、でも表彰台にのった父ちゃんはカッコよかった!!」
やっぱり、次男には、
思いは通じてたみたいです(笑)。