ともらいおんのブログ一覧

2週間ほど前にタイヤ交換をし、スタッドレスからノーマルに戻しました。

履き替えて発進。
幹線道路に出て加速すると、
「え？この車こんなに加速よかったっけ？」
と思わずつぶやいてしまうほど、フィーリングが変わった。

およそ3か月3000km走って体はすっかりスタッドレスのふにゃふにゃ感になれてしまったのね。

でもノーマルからスタッドレスに変えたときはあまり感じなかったけど、
ここまで乗り味が変わるもんか！？と思いましたね。

スタッドレスはタイヤの扁平が高いので多少ふらふらし、それが後席を余計に
ゆらして乗ってる人を酔いやすくしていたようですが、たぶんノーマルタイヤだと
普通になりそうですね。（後席に乗ってて酔うという話は聞かなかった）

最近なんとなくブーストメーターがほしい。
何の意味もないけど、シリウスビジョンのあの透過型のメーターが未来感あって
あこがれる。

もしかしたらと思って透過型の時計を探してみたけど、なかった。
インテリアに無意味な格好良さを与える透過型メーターや時計、今後ラインナップ
増えないかな？

先日、マツダとプジョーのディーゼル車を試乗する機会があったのでちょっと思ったことを書いてみます。
参考になるかどうかわかりませんが・・・


まずマツダから。
コンペティションセンターで大商談会みたいなのをやっていたのでふらっと入ってマツダを体感しようというイベントの一環で様々な車種の試乗もできるということで乗りました。
試乗したのは「アクセラ　2.2Lディーゼル」です。
マイチェン後に追加の1.5Lディーゼルはちょうどほかの方が試乗されてたので、最上グレードになりました。

コクピット自体はそんなに広くありません。というか普段208のコクピットは運転席と助手席の間にアームレストとシフト類しかないので空間的に広いのですが、マツダのコクピットはセンターコンソールで運転席と助手席が完全に分離されてるので、その分狭さを感じますが、個人的には狭いところが好きなので気にしません。
このクラスになるとシート位置がかなり自由度高くセッティングできて（前後、上下、ふとももの上下など）逆にどこにポジションもっていっていいかわからなかった。
そして個人的にプッシュスタートとATシフトに苦戦。

走りだしはとても静か。多少踏み込んでもそんなに音は聞こえません。静粛性はいいのかな？
止まってもアイドリングストップで静か。
ヘッドアップディスプレイはカラーなので非常に見やすい。
特に制限速度標識をカメラで読み取って表示してくれるのは地味にいいですね。
走っていると「ここって何キロ制限だっけ？」ってのはよくあるので。
ヘッドアップディスプレイがあるのでインパネをあまり見なかったですね。

新装備のGベクタリングコントロールは交差点を曲がるだけの試乗コースでは効いてるのかどうかはわからなかった。（こういう機能はドライバーに気づかせないほうがいい）

静粛性が高いと思ったが、それなりにアクセルを踏み込むと後方から排気音が結構聞こえてくる。
ディーゼルなのでトラックとかバスとかパジェロとかそんな音が結構、しっかり。
その分加速は全然いい。450N・ｍだから４LのNAエンジン並みですからね。

あと操作感としては、普段プジョーの小径ハンドルの軽さに慣れているせいか多少重く感じた。ほかのクルマからしたらこれが普通なのかもしれないが。
オルガン式のアクセルはそんなに違和感なし。ペダル式は長距離だと踏むのに飽きてくるんだけど、これなら長時間でも大丈夫そう。
一方でブレーキペダルはかなり重かった。重いからゆっくり止まるのかと思いきや、最後にカクッとなってしまう。踏み方が悪いのか知らないが、ちょっと良くないなぁ。

もどってきて駐車は簡単にできた。取り回しはそんなに悪くない。
ただ、AT車の降りる時の儀式（パークにシフト入れて、サイドブレーキ。確かアクセラは電子式だったかな？）を忘れるのはお決まり。

ちなみにそのあとロードスター（６MT)も試乗した。こっちはドライビングポジションの低さとシフトストロークの短さに感動した。オープン走行も人生初！



長くなりましたが、続いてプジョー。
試乗車は308　1.6Lディーゼル。
本体価格で299万円也。

アクセラと同じく静粛性から。
止まっているときとアイドリングは特に音はなし（多少聞こえる程度）。アクセラと同じくらいの静粛性か？
今回はアクセラの時と違って無料の高速道路を走るのでアクセルを深く踏めるコース。
高速道路に入ってアクセルを踏んでみる。
50㎞から80㎞くらいまでの加速だったが、もたつく感じはなくきちんとアクセルの踏力に合わせて加速していく。お、いい！
排気音もエンジン音もそんなに聞こえない。もちろんエンジン回転数は上がるので音は大きくなるが、ラジオの音量は変えずともよい程度。というかほんとにディーゼル車に乗ってるの？って感じだった。

そしてプジョー渾身？のSPORTボタン。ディーラーの方いわく、性能が上がるわけではないが、音が変わりますと。押してアクセルと入れると確かに音が変わる。ていうかもはやディーゼルではなくなった。マニュアルモードで引っ張ってみるとすごい。レーシングカーの音だ、これ。
こういう無駄な装備、嫌いじゃないです。
そのあと、ノーマルモードでもマニュアルモードで3000～4000回転まで引っ張ってみたが車内で普通に会話できるのでうるさくない。
そして帰ってきて、やはりAT車の降りる時の儀式を忘れる。

前後してしまったが、内装の話。
コクピットは最近のプジョーのアイデンティティであるi-cockpitであり、小径ハンドルとその上からインパネを覗くスタイル。私は普段からこれなので慣れているが、初めての人は違和感ありありかも。ま、すぐになれますけど。
あと308シリーズだとすべての室内操作がインスツルメントパネルに集約されているっていうのも一長一短ですね。エアコンの操作はデザインのために犠牲になったのだ！

総評
そもそも排気量が違うので単純比較できる話ではないですが、初めてのディーゼル体験の感想でした。
本来だったらマツダの1.5Lとプジョーの1.6Lかマツダの2.2Lとプジョーの2.0Lで比べるのでしょうけど、試乗車はランダムなので。
町中を走った感じでは排気量の少ないプジョーの1.5Lでも十分でした。
静粛性は排気量が同じでももしかしたらプジョーのほうがいいのかもしれないです。
内装は好き好きになりますが、荷室の大きさは双方との対して変わらず。双方ともデザインのために圧倒的荷室空間ってのは捨ててますから（といっても狭くはない）
大きく違うのは先進安全機能ですかね。マツダはいろいろとついてますが、プジョーのほうは1足、2足遅れている感じです。

値段的にはマツダのほうが少し安いかな？
でも双方ともにオプションつけると300万選手なので競合させて値引くのも手か？と思います。

かなり長文になりましたが、こんな感じです。





そんなこんなでディーゼルを紹介してきた私はまだまだガソリンの1.6Lターボで走り続けます。
（納車半年で約9000㎞）
最後まで付き合っていただきありがとうございました。

夜間の乗り込みの時に鍵穴に差し込みにくいのでディーラーでキーイルミネーションをつけてもらいました。
詳しくはパーツレビューで。

ついでにプジョーのボールペン買いました。黒とオレンジがあったのですが、ラバーグリップの黒にしました。
700円ちょっとだけど高級感溢れる。




そんなこんなで夕日を撮りに駿河湾を走り新しいカメラでパシャり。

乗っててあまり不満を感じないクルマです。
デザインも内装も質感が高く所有欲を満たしてくれます。
そして何よりも、この車格で200PSオーバーに6MTというクルマは208GTiとMiniくらいの希少なスペックの車種なので、一見の価値ありと思います。
一方で今一つ盛り上がりに欠けるエンジンなので高回転NA好きには物足りないかも。

日本車にはないデザインがつまっているので、日本車じゃものたりないっていう人にはおすすめです。
パワーも排気量の割にはしっかりしているので、特に不満になることはなさそうです。
ガラスルーフの解放感は日中のドライブはもとよりナイトドライブでも楽しめると思います。