2023/02/05追記
この記事を書いた当時はできなかった直接インターネット共有のON/OFFが最近のiOSではできるようになりました。
なのでオートメーションから充電開始やCarplay接続を選び、アクション追加で全てのアクションから
インターネット共有を設定を選択するだけで簡単に同じ動作ができるようになりました。
iPhoneのロックを解除しなくてもONにできるようなので使い勝手があがりましたね。
iPhone限定のお話です。
iPhoneのWiFiテザリングって90秒接続が無いと切れてしまいますよね。レーダー探知機のアップデートなどでテザリングを使いたくても毎回車に乗る度に設定をONにしなきゃで、結構面倒な作業です。
そこで完全自動とまでは行きませんが、もう少し楽にならないかと試してみました。
やり方はiPhone純正アプリの「ショートカット」を使う方法です。

これがショートカットアプリですが何をする物かと言うと、色々な決まった手順を自動でやってくれるアプリです。
今回はこのアプリの「オートメーション」機能を使います。
この機能を使うと
①車のBluetoothにiPhoneが接続したときに「何か実行」
②充電を開始したときに「何かを実行」
③CarPlayを開始したときに「何かを実行」
と言った事ができるようになります。
「何かを実行」は今回の場合 「設定→インターネット共有」を開く になります
ただし幾つか問題がありまして、
①Bluetoothに繋がった時 は「実行して良いですか?」と画面で聞かれます。
②充電を開始した時 は車に関係なくどこでも充電すると実行されます
③CarPlayを開始した時 はUSB接続しないと駄目なのでちょっと面倒
とまぁ どれも一長一短です
そしてiPhoneの制限により、どの方法でもインターネット共有のON/OFFという操作は直接できないと言う事です。
2020/09/30 追記
その代わりに「設定」「インターネット共有」画面を開くことで副次的に共有の検出がONになります。
それでは設定方法です。
ショートカットアプリを開き右上の「+」を押します
新規ショートカット作成画面が開きますので「+アクションを追加」を選びます
アクション選択画面で右下の「Web」を選びます
様々な機能がありますが、まず下の「URL」を選択します
URLを入力する画面が開くので 「apple.com」と書かれている所を「Prefs:root=INTERNET_TETHERING」と書き換えます。
次に「+」を押して先ほどと同じ「Web」から「URLを開く」を選択します
こんな風に「URL」と「SAFARI」が線で結ばれればOKです。
右上の「次へ」を押して名前を設定します。今回は「テザリング設定を開く」としました。名前は何でもOKです。
続いて画面下の「オートメーション」を選択します
右上の「+」で新規オートメーションを作成します
「個人用オートメーションを作成」を選択します
様々なトリガーとなる項目が表示されます。
上で説明したbluetoothやCarPlayの場合ここで選択します
今回は充電を開始した場合にしてみますので一番下の「充電器」を選択します
いつ の画面では「充電されている」を選択して右上の「次へ」を押します
次の画面で「+アクションを追加」を選択します
今度は先ほどとは異なり「スクリプティング」を選択します
表示されたリストから「ショートカットを実行」を選択します。
表示されたアクションの編集画面で「ショートカット」と書かれているところを選択します。
表示されたショートカットの中から先ほど作成した「テザリング設定を開く」を選択します
右上の「次へ」を選択するとこのような画面になるので「実行前に尋ねる」をOFFにします。
確認画面がでますので「尋ねない」を選択します。
この設定をする事で、自動的にインターネット共有の設定画面が開くようになります。
右上の「完了」を押して完成です。
qi等の充電器にiPhoneを置くとインターネット共有の設定画面が開くと思います
この状態で画面を閉じない限りWiFi共有が検出できます。
閉じても90秒は共有が保持されるので、レーダー探知機の接続くらいなら間に合いますよね。
もし自宅でWifiを利用しているならこんな感じに修正すると自宅以外での充電時のみ実行する事ができます。
SSIDと書かれている所を自宅のSSIDに書き換えて使ってみて下さい。
他にも色々条件を追加する事で実行を制限出来ると思います。
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Posted at
2020/09/24 19:59:20