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大きくて，ゆったりして，長距離走ってもそれほど疲れなくて，これはこれでいいんじゃないかな？と思えるものでした．
特に高速を快走するには最高にいい感じでしたね．
レンタカー屋さんで，ミドルクラスセダンは全部出ているから，同じ値段で大きなものはどうだ？というノリで借りたものでしたが，なかなかコレ，良かった気がします．

たまたまですが，午後から出掛ける仕事があったので，午前中は暇だからということで，何を思ったのか，ヤビツ峠に行ってみました．

ドライブレコーダの映像でもアップしようかと思ったのですが，見事に上書きされて消えていたので，文章のみでございます．

ルートは，津久井湖→宮ケ瀬湖→ヤビツ峠→246です．

まぁ，多くの人がご存知の通り，狭い，道が荒れている，というものですが，昔々に比べれば，拡幅されたり，退避所ができていたりして，今となっては狭い峠道という感じです．

午前中ですと，自転車も見掛けますし，それなりに対向車もいるので，のんびり走るしかありません．カーブミラーもまばらにしか設置されていないので，あまりあてになりません．

とりあえず燃費は，

家～ヤビツ峠： 10.2 km/litter　混んでいてずーっとダラダラ走行＋信号だらけ
ヤビツ峠～仕事先： 15.2 km/litter　下り終わったときは35.5 km/litter，そのあとはダラダラ走行
仕事先～家： 11.0 km/litter　混んではいないが信号だらけ

暑かったので，しかも仕事の恰好していたので，ずっとエアコンは使っていました．

それはさておき，ゆっくりしか走れない状況ではありましたが，以前の車と比べて，G4は走りやすいことこの上ないなと感じました．ところどころ土がたまっていたりぬれていたりするのですが，そんなとき，FRと4WDでずいぶん違うものだなとあらためて感心してしまいました．
ちょっとだけズルっとした感覚はあるのですが，何事もなく走るものだなぁという印象です．

ちょっと残念なのは，ガラスが寝ている欠点を感じたことでしょうか．
木漏れ日がちらつくと，ガラスが立っている車より見づらいのは確かです．意外とそんな時に対向車とかが来ているので，気を抜けないものだとは思いました．

ところで，晴れた日でも，見通しの悪い峠道でのマイルールがございます．

１．前走車がいないとき，ヘッドライトを点灯
２．前走車に追い付いてしまったときは消灯
３．前走車から距離が開いたら点灯

対向車でも，ジムニーなどたまに点けている車も見掛けました．

それと，集団の自転車を追い越すのはなかなか難しいですね．どうやら自転車乗りの感覚ですと，加速状態で追い越されるのが好きではない人がいるようなので，それなりに気を遣います．すっと2速に落としながら回転数を維持したままですから，気が気ではありません．

それはさておき，殆ど2速と3速しか使わないような場所でしたが，控えめパワーのエンジンながら，意外と走りやすいものだなと再認識しました．
渋滞になりそうな速度ムラのある幹線道路より，ずっとシフトとが忙しくないとすら感じたのです．（まぁ，多分，流れに合わせるシフトと地形に合わせるシフトの面白さの違いでしょうが．）

結論，ヤビツ峠は狭い．安全を考えるとやっぱり快走はできないので，記憶に残るのは走ったという事実だけですね．

実用セダン，4WD，3ペダルMT，滑らかエンジン，という絶妙の組み合わせです．
室内材の多少のビビりもあり，遮音はそれなりですが，嫌な風切り音はないですし，こまけぇこたぁはいいんだよ！！と思わせてくれる良さもあります．
滑らかに加速し，前に行きたがるし，燃料だってバカ食いではないし，基本はものすごく安定しているし，質実剛健だし，新型からは3ペダルMTが無くなるみたいだから，長く乗ることになりそうな予感がしています．

仕事が終わって，土砂降りの中帰って来る度に，

セダンにリアワイパーって絶対必要だな

と感じるのです．

しかしながら，ミドルクラス以上になると基本は付いていないものが多いようですね．
もちろん，サイドミラーだけでも運転できなくはないですが，土砂降りの時こそミラーが濡れて見づらいですし，手段が多いに越したことはないと思っています．

サイドミラーにヒータが入っていても，乾くまではそれなりに時間は掛かりますし，やはり

リアワイパーがあると便利

と思うのです．セダンに限らず，他の形式でも何故か高いモデルに限って付いていないようですが何故なのでしょうね？