2021年09月11日
ここは思いっきり非現実的に考えてみたいと思います.
もちろん自身の財力も腕前も技術も全く考えない前提で.
いろいろ考えましたが,最もクレイジーな乗り物と言えば,
トロフィートラック
じゃないでしょうか.ジャンプ台が要所要所に置かれたオンロードサーキットも走れば,バハみたいな砂漠を駆け抜けたりもする不思議な車です.
フロントはダブルウィッシュボーンや交差するくらい足の長いストラット,リアはホーシングを長いトレーリングリンクで支えるような足回りで,600馬力以上のエンジン,シーケンシャルトランスミッションに,パイプフレームにNASCARみたいなFRPのボディ(クロカンベースもあるようですが),そして極めつけは,
トーヨータイヤの巨大なタイヤ
でしょうか.トラックというより,建機のようなタイヤで,しかも映像で見る限りは,ドリフトするような状態でも大きくよじれない剛性が何とも不思議ですね.
柔らかくてストロークも長いサスペンションは,インリフトしてすごい姿勢になったりするので,実際に乗ったら怖いかも知れませんね.
海外の映像など見ると,マニアが自宅のガレージというか工房で自作している映像すらあるので,そんなことして楽しむことを含めたドリームカーかも知れません.
フェアレディZをこれに改造している例もあるみたいでびっくりしました.
トラックではありませんが,FRのオフロードカーに化けており,信頼性からシンプルな2WDでしかもフロントミッドシップだからトラクションが掛かって良いのだという説明を読んで,あまりにぶっ飛んだ世界もあるのだとただただ驚いたのを覚えています.
Posted at 2021/09/11 21:10:15 | |
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寒い独り言 | 日記
2021年09月01日
楽と書いて,「らく」とも「たのしい」とも読めるので,楽であることと楽しいことは近いことなのだろうか?とずっと疑問を感じていたのです.
自動車は乗り物だと信じて疑わない私にとって,自動車は動く部屋であるという主張をサラリとされたときはある種衝撃でした.もう15年以上前のことだったと思います.
その時から,楽しいとはどういうことなのかと考えてきたのですが,安楽という言葉から考えても,「らく」であることの方が,近いのだろうと感じました.
確かに,快適装備,安全装備が充実してきて,運転自体も簡単になり,段々と自身の実時間操作から開放されつつあるので,「らく」な乗り物となろうとしていることからも動く部屋であるという主張は先見の明があったのだなと思い出すことがあるのです.
さて,レベル5は完全自動運転と定義されています.行き先を指定する以外何もしないのであれば,それは自律運転ではないかと思うのですが,自動と言う言葉が充てられていますね.
尤も,自律だとすると,認識機能,知能を持ったものとなるので,持ち主の行動原理から,「△△さん,○○に□□時までに行けばいいですか?」と伺い立てながら出発したり,「まだ時間がありますから,どこかに寄っていきましょうか?」と,もはや人間は指示すら出さないでもどうにかしてくれるようなレベルなのかもしれませんね.
確かに,ここまでできれば,「らく」であることは疑いようもなさそうですね.
しかしながら,任せること,察してもらうことよりも,自身の意志を反映して,操縦すること,意のままに行動したいと考える場合,「らく」であっても「たのしい」かどうかは別問題かもしれません.
移動時間を,仕事に充てる,通信に充てる,視聴や鑑賞に充てるのなら別ですが,自身の意志に基づく装置として動かしたい場合,例えば,眠らずに監視し,警報が鳴ったら緊急停止ボタンを押せるように準備しておくというシステム(レベル4以上)だったら,むしろ,システム監視という仕事になって,却って辛いのではないかとも感じます.
代行して動いてくれるのであれば,寝ていても,酒飲んでいても,スマホ見ていても一向に構わないものであったほうが良さそうですね.
レベル0~1あたりは,その点,「たのしさ」を持ったものなのかと感じています.しかしながら,「楽」を割り当てるのも不自然なので,「愉しい」がしっくり来るのかもしれないとふと思ったのです.
自動車に関しては,「愉しい」ものが欲しいものだと感じています.
ただ,ZOOMのようなビデオ通話・会議システムを使う必要が突如出てきたとき,今だけレベル5になってくれないかと感じたことは時折あります.
とは言え,私が欲しいのは,愉しい乗り物です.操作そのものを愉しみたいものですね.下手な私の操作をこっそりと修正,調整してくれるのは大歓迎ですが.
Posted at 2021/09/01 21:50:31 | |
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寒い独り言 | 日記