
どーもー、こんばんは!「悪魔の毒々カプチーノ」えんきです。
今日は現職場での最後の仕事でした。(写真は現場からのショット)もうこんな大自然の中で働くことなど無いと思うと、感慨もひとしおです。まぁ気持ちを入れ替えて頑張ります。
さて今日のブログ、私の好きなバンド『the pillows』を紹介したいと思います。私も名前くらいしか知らなかったときは、ジャケットの雰囲気などからてっきり外国のバンドだと思ってましたが、れっきとした日本のバンドでした。
メンバーは、山中さわお(Vo&G)、真鍋吉明(G)、佐藤シンイチロウ(Dr)の三人です。デビューから17年もたってますのでけっして若くないです。というかもういいオッサンです。しかしサウンドの方はいつまでも大人になりきれない少年というか、ハード&キャッチーなギターの中に繊細な歌詞とメロディーが光ります。切ないです。キュンとなります。あの夏に置き忘れてきた青春の光と影って感じです。
メロディーもいいですが歌詞がたまりません。たとえば、「はだしのままで人ごみは歩けなくなって 靴を履いてハネてみたって たかが こんなもんさ アスファルトは まだ あの頃の僕を憶えてるか 太陽がもっと高く眩しく感じたあの頃を」とか、「青い芥子の花びらが 風もなく揺れてたら 僕のため息のせいだ 憶えてないけど きっとそうさ」など。青臭いけどそれがいい。
作詞作曲は山中さわお氏が全部やってます。歌詞には全体的に孤独感が漂ってます。この人今まで生き辛かったろうなー、と思ってしまいました。でもそういう部分に共感出来る人にとっては良い歌が沢山あると思います。メロディーもとてもいいのですが、私的にキュンとなるのは大体A~Bメロが多いです。そこまでが一番盛り上がってサビで落ち着く、みたいなパターンの曲が多いような気がします。イマイチ売れない原因もこの辺にあるかもしれません。
あとボーカルですが、スピッツ系のモヤッとした声なのでその辺が嫌いな人はダメかも。昔に比べたらずいぶんパンチが効いてきたんですけどね。ギターの音はとても良いです。無駄に重ねないというかシンプルイズベストで、グッとくる場所が沢山あります。音一つ一つが生き生きしてる感じ。
友達バンド(ミスチル、バンプ、エルレ等)はドンドン売れていく中いまだマイナーです。15thトリビュートアルバムで前出のバンド達がカバーしてたんですがそれでもちっとも知名度上がらず。まあ本人が万人受けしようとしてないからいいのかな。やっぱタイアップしないと売れないか、邦楽界は。
興味が沸いた方は是非聞いてみて下さい。リンク先のオフィシャルで視聴が出来ます。ナイーブ&男気爆発。とりあえずこれからも永遠のロック少年のままでいて下さい、さわおさん。
ではまた~(^^3ノ
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Posted at
2007/02/28 22:00:38