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以下引用です。

三菱自動車、ＰＨＶの生産再開８月以降に延期
2013/5/29 2:00日本経済新聞　電子版
　三菱自動車は家庭で充電できるプラグインハイブリッド車「アウトランダーＰＨＥＶ」の生産再開時期を遅らせる。電池不具合で３月に生産を停止し、当初は５月中の再開を計画していたが、既存顧客のリコール（回収・無償修理）対応や生産の見直しのため８月以降にずれ込む見通しだ。8000件を超える受注があり、９月に名古屋製作所（愛知県岡崎市）の生産能力を２倍の月4000台とし早期の納車を目指す。

　三菱自が１月に発売した「アウトランダーＰＨＥＶ」は搭載するリチウムイオン電池の一部に異常が見つかり、利用者に充電などを控えるように呼びかけていた。同社は既に出荷済みの約4300台分についてリコールに向けた作業を開始。国土交通省からの認定を受けて、６月初旬にも届け出る見通しだ。

　三菱自はプラグインハイブリッド車を主力商品に位置付けている。生産再開の遅れで販売計画への影響は避けられないが、既存の購入者の交換作業や安全性の確認を優先する。

　アウトランダーの不具合は、ジーエス・ユアサコーポレーションなどが出資するリチウムエナジージャパン（滋賀県栗東市）が製造するリチウムイオン電池の生産ラインで発生した。

リチウムイオン電池問題に進展が見られない中、いろいろな媒体でアウトランダーPHEVの高評価がちらほら目立つようになってきた。いろいろあるけど、年末のCOTYまたはRJC-COTYのどちらかを取ると勝手に思っている。
ひさしぶりに本屋に行って、いつもなら立ち読み程度で買うことの無い雑誌にPHEVの特集記事があり、購入した。その内容で、気に入った点をいくつか紹介したい。

特集のタイトルはどこかの新車紹介雑誌と同じ。だけど、ユーザー向けでなくそれを整備するプロ向け。記事内容がいかにも職業人相手。でも、マニア化しているユーザーにもちょうど良い。

エアコンの冷媒サイクル模式図。車内の温度調整だけでなく、リチウムイオンバッテリーの冷却にもエアコンが使われている。文章としては知っていたが、具体的な冷媒の流れを知ることができる。冷媒だけでなく、2系統の水冷系と油冷系の流れも知りたかった。

回生ブレーキの効き方模式図。回生ブレーキにはアクセルペダルを戻すことによるブレーキ回生と、ブレーキペダルを踏み込むことによるペダル回生があるという。減速中のパワーメーターの振れから、フットブレーキ時にはB5回生レベルを大幅に上回る回生エネルギーを得ながら摩擦ブレーキと協調して回生していることは理解していたが、このような図で示されると、何となく感じていた回生特性がより具体的に理解できる。
しかし、この協調回生の違和感の無さは素晴らしいと思う。古くは三菱モートルから始まり、エレベータや電車のモーター制御で蓄積した三菱（電機）のノウハウが活きているのだろうな。

エコモードのペダル特性。なるほど実用域でちょっと出力控え目でエネルギー節約。でも、私はノーマルモードのキビキビ感が好きだな。エコモードはどれほどエコに利くのだろうか。

いずれにしても、車の特性を理解するのに役立つ情報だと思う。

遅ればせながら、4月の走行実績記録。
充電していないので、記録内容がつまらない。

4月のPHEVエネルギーサマリー
走行距離：1172km
自宅充電量：0.0kWh
自宅電気料：¥0
外部充電量：0.0kWh
外部充電料：¥0
ガソリン給油量：93.48L
ガソリン料金：¥13,794
電気のみ走行日：0日　（※走行距離40km以下でエンジンが起動していない日）
電気のみ走行距離：0km
電気のみ走行日電力消費量：0.0 kWh
電気のみ走行日電費：- km/kWh

第1次リコール作業も終えて、ちょっと気分に余裕が出て来た。
OBD-IIから得られる情報をiPhone等でモニターするためにELM327というアダプタをネット購入。利用例はネット上にたくさんレポートされている。

コネクタに装着するとインジケーターのある表面がアチラにいってしまう。目障りでなくてかえって良いか。

データ表示には無料アプリもあるが、DashCommandという多機能な有料アプリを購入。

まず、iPhoneとの接続のため、Wi-Fi環境を設定。SSIDは"CLKDevices"。

次にDashCommandを起動してデータの単位等の初期条件を設定して、”Connection"。
しばらくすると画面上部のインジケーターが赤から緑になって接続成功。

チャージモードでエンジンを起動すると、回転計もしっかり反応。

燃料消費状態。

総合表示？

エンジン状況

さらに、走行中のこれらデータのライブログを撮ることができて、あとでリアルタイム再生ができる。なんか、レーシングマシンのテレメトリーを見ているような気分になる。
画面の表示項目やデザインをカスタマイズすることも可能で、GTR用とかプリウス用にデザインされた画面をダウンロードすることができる。そのうち、PHEV用も出てくるだろう。ただし、輸出がすすんで需要が出て来るまではダメか。
とにかくいろいろ遊べそう。おもしろい。