続・ＥＣＵ解析

前の日記を書いた後、もう少し詳しく見てみました。
比較対象はエボ８のＵＳ版のノーマル？ＥＣＵです。
ちなみに、ＥＣＵのデータはネット上におちてます。
必要なコネクタさえあれば、ソフトはフリーで落ちてます。
フォーラムに入れば、色々な各種ＥＣＵのデータや仕様が見れます。


ただし、英語サイトなのであしからず。


ノーマルＥＣＵは、ブーストがかかりだす付近からの燃調が非常に濃く、トルク感はあるかもしれませんが非常にブン回りづらいと微妙な加減です。
３０００回転以上はふんづまり感があるんじゃないでしょうか？
それと、理想空燃比の割合が多く、３０００回転付近までがそうなっていました。
軽くアクセルを踏んでる状態なら、そこそこ燃費はいいかもしれません。
ブーストですが、ブースト値は８ＭＲと変わらず高いです。
値の意味は１気圧に対して何％って意味合いだと思います。
で、１５９％になってたのでブースト１．６くらいですねｗ
ノーマルＥＣＵでブーコンなしの人で１．６掛かってない人はどこか抜けが発生してるかもしれません。要チェックだとおもます。
アクチュエータの固着もエボの持病の一つなので、チェックしてみてください。

対して８ＭＲラリーアートです。
ノーマルＥＣＵにくらべ燃調の濃さが負荷に対してなだらかに濃くなっています。
ノーマルに比べ、トルク感を残しつつ割と回る設定だと思います。
が、理想空燃比より薄い燃調データはありませんでした。
１４．７が一番薄いってことになります。
これでは、パワーはでないですな。
特に、３０００～５０００回転の４Ｇ６３で一番おいしいところでの燃調の濃さはちょっと考え物。
やっぱりマージンを考えすぎてます。
このあたりはチューニングＥＣＵがどうなってるのか見てみたいです。
ブースト値は大体ノーマルと変わりませんでした。