
地元衣料店の新聞折り込み広告を、ふと見ると、
「めっそにええもん厳選市」と書かれた、方言の見出し、内容をよく見てみると、あるわあるわ、地元方言の数々…
現在テレビで
「歌姫」というドラマが放映されています。
舞台は高知県の土佐清水ですが、
地元の人からすれば
「言葉やアクセントが違う!」
と思っているようです。
幡多弁(高知県南西部の方言)ではなく、高知弁(高知県中部の方言)のように聞こえるからです。
幡多弁は高知弁とはアクセント、語尾もかなり異なる方言です。
例えば、「~してますから」という言葉を高知弁では「~しゆうきね~」と言いますが、幡多弁では「~しようけんど」と言います。
この広告の中から、べたな幡多弁を抜粋してみます。
☆幡多弁☆ ☆標準語訳☆
「悪路やち、かまんけん」 悪路でも大丈夫です。
「めっそに安いがやけんど」 とても安いですけど、
「りぐったええもん」 厳選した良品
「へんしもきてや」 急いで来て下さい。
「たまらんばあかわいい」 超~カワイイ!
「冬はこれちや」 冬はこれこれ!
「今年はひようなるかもしれんけん、 今年は寒くなるかもしれませんので、
これこうちょってや」 これを買っておいて下さい。
「重たい防寒は肩もこるけん、 重たい防寒は、肩がこるから、
これにしたや~」 これにしておけばいいですよ!
などなど、幡多弁満載の広告でした。
これに、独特のアクセント、発声が入ってくると、皆さん、どのくらい理解出来るでしょうか?
私はこの地に移り住んで5年になりますが、初めは理解しがたい言葉がたくさんありました。
Posted at 2007/12/16 00:58:26 | |
トラックバック(0) | 旅行/地域