
安物のOBDⅡ接続のパワーアップパーツを試して、検証してみました。
こちらの
nitro OBD2です。
謳い文句は、OBDⅡに接続してから200㎞走ると、エンジンとドライバーの癖を記憶して35%のパワーと25%のトルクがアップするというものです。
接続はOBDⅡの分岐ケーブルから
OBDⅡマルチメーターと並列に繋いでいます。
OBDⅡの分岐は供給できる電源容量が少ないようで、
PIVOTのブースト計とタブレットにデータを送信する
OBDⅡマルチメーター を同時に繋ぐと正常に動作しません。
でも、このnitro OBD2は同時に接続しても大丈夫なようです。
nitro OBD2は外すと車自体は元に戻る様ですから、nitro OBD2内部にデータを記憶しているようです。
そして、
リセットを押すと初めてその車のデータを記憶していくようです。
だから、外しても、付け戻せばそれまでのデータは記憶しているみたいです。
600㎞程走ってテストということになりました。
その間、エンジンを切ってもOBDⅡは電源を供給していますから、赤と黄色のランプが点いたり消えたり、それでもバッテリーが上がることはありませんでした。
今日は、27℃から30℃と気温は少し高めです。
通常走行時の吸気温度は外気温の+10℃。
スペアタイヤや工具一式等、重い荷物は皆降ろして。
Sレンジで11.4秒、
前回の荷物を積んだ状態と変わりません。

気温の違いでしょうか?
Dレンジで11.8秒
それぞれの加速データです。
で、外して、ノーマルに戻してみました。
Sレンジです。

なんと、ノーマルの方が速い。
最初、付けたころは、何となく低速トルクが増して、速くなったような気がしましたが、プラシーボでした。
確かにこの値段で、そんなに効果があったら大変なことです。
だいたい、OBDはクルマの状況を監視する信号が主で、OBDからある程度の設定の変更はできたとしても、細かいエンジンの制御に関する入力は聞いたことがありませんし・・・
Posted at 2016/09/26 18:14:38 | |
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