親友からの希望により、「男の仕事場」と銘打っての投稿です。
私のアルピナB3はE46前期型の3.3リッター直列6気筒エンジンを積んだマニュアルミッションの6MTで、2001年式リムジン(セダン)です。
この型のリムジンは、当時年間生産台数が800台程度という少量生産のアルピナ社の中で、約3年で591台も生産されたモデルであり、その約2割程度が日本でオーダーされ輸入されたモデルとなるそうです。
エンジンはBMWM3、E36型の北米仕様に搭載されていたS52B32型というM社が手がけたSナンバーのエンジンをアルピナ社がインテーク系やポートを鏡面研磨し、マーレ鍛造ピストンや専用カムシャフト、鍛造クランクシャフト等を組み付け、バランス取りするなどのファインチューニングを施し、ミッションもゲトラーグ製とE46M3と同じタイプのミッションとなっているそうです。
エンジンをかけ、ギヤを1速に入れると、節度あるゲートに気持ちよく入り、少しシビアなクラッチを繋いで発進すると、トルクフルで力強い加速が楽しめます。
特に4000回転以上の加速は、慣れない頃は一瞬恐ろしいと思える程の加速に遭遇します。
しかし足回りはしなやかで乗り心地もよく、カーブでは少量のロール角度を保ちながらスパッと気持ちよく向きを変え、エンジンフィーリングと足回りのしなやかさとが相まって、いつも胸のすく気持ちいいドライブが楽しめます。
この愛車が我が家に来てから三年目となりましたが、週末のドライブを思い浮かべるだけで気持ちにハリが出て、休日が待ち遠しくなるくらいです。
キーレスエントリーで愛車に乗り込み、革シートの匂いと出会った後、重厚なドアの閉まる音。その後の静寂の中からイグニッションキーをひねり、軽快で高級なスタータ音の後、火の入った豪快なエンジン音の怒号に似た轟音を聞きながら、水温計が上昇しアイドリングが一定になるまでの間のルーティーン。
それを楽しめる「男の仕事」をトキメキながら楽む日々が続いています (´▽`)
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2016/09/12 12:13:53