１ターンの魔法

昨日行った、夏タイヤへの交換の時に行ったサス調整。
プレジャーさんからのアドバイスの通りに、フロント・スプリングのプリロードを１ターン縮め、減衰を柔らかめに再セッティングしてみました。合わせてフロントのトラクションをより効かせる為に、リアの車高を2mm上げてみました。
調整後、早速試走してきましたが、フロントの減衰を柔らかめ（20/36段階）にしているにも関わらず、フロントの沈み込みは抑えられる傾向に変化。そしてリアの高さを2mm上げたというのが、要因のひとつなんでしょう、直進安定性が向上。我が愛車では、味わった事のない安定性が出ています。リアの底付き感があったので、減衰をこれまでの25/36から20/36とフロントと同じ減衰にしてみたら、乗り心地が向上。段差を越える際の後ろ側の突き上げも、バランス良くこなしてくれてる印象です。全体的に、良い方向になってきました♪
今回の調整で驚かされたのは、直巻きスプリングの特性についてです。１ターン分縮めるだけで、効果が出る。経験済みの効果なんですが、「フロントにも適応してください」というプレジャーさんのアドバイスは、的を得ていてその効果に、改めて驚きを感じました。スプリングの動きをどう減衰でコントロールするか。これが、サス調整の基本概念なんだと痛感した次第です。
直巻きスプリングの特性が良く分かった今、やろうと思っているのが更なるプリロード。私の理想とする乗り心地は、フラット感です。現状では、まだ車が水平方向に対し路面の傾き、凹凸を拾いやすい傾向です。それが不愉快でして。キレイなフラット感が出せたら、言う事なしです。

我が愛車、７年目の夏タイヤシーズンが始まりました。
じゃんじゃん調整して理想の乗り心地を得られたらと思った、調整でした。