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今日は、愛車の車検見積もりをしにディーラーへ行ってきました。今年9月が車検。「時が経つのは、早いですね」と出迎えてくれたフロントさんに言われました。私も同じように感じてました。もう3年と感じるのは、我が愛車が特殊なせい？(笑)
目的は、それだけでは無いというのは、お察しの通り。「ついでに」とXVハイブリッドの試乗をしてきました♪

スバル初のハイブリッド。そして、私も初めて運転するハイブリッド。いったいどんな走り方をするのかと、MFD（マルチ・ファンクション・ディスプレイ）に映し出されるハイブリット制御の様子に注目しながら試乗してました。
走り始めてまず気になったのが、ガソリン車のXVとの乗り心地の差。ガソリン車でのコツコツ感が消された、しなやかなで上質な乗り心地。ガソリン車と比べ、150kgの重量増という事で煮詰め直されたサスの味付けの違いを、まずそこで感じ取ることが出来ました。
操舵感は、ガソリン車と比べるとアンダーステア傾向。ガソリン車はオーバーステア傾向が強く、そこが現行XVのキャラクターだと思っていたので、この差に戸惑いを感じました。ただし、アンダー傾向とは言え、”On The Rail”な感じで曲がってくれる。タイヤの性能も良くなっているのか、ガソリン車のと比べ無理をしていない印象で、トータルバランスがニュートラルになったと理解しました。恐らく、ガソリン車にフレシキブルタワーバーを付ければ、ハイブリッド車に近い印象へと変わるかな・・・。
そしてハイブリッドシステム。これ、やっぱりターボの変わりにモーター付けたと思って良いでしょう。エンジン出力にモアパワー。出力の出方は、確実に2.5L級ですね。モーターアシストによる加速は、もたつき感を感じない、スパっとした加速感。これは気持ち良い。登り坂での随所に見せるアシストが頼もしい。SIモード搭載という事でSモードを試してみましたが、その気にさせる加速感が味わえて良かったなぁ～。
EVモードでの走行は、ホント限られてますね。下り道でのストップ＆ゴーなどで、出だしのEV走行が顕著となり「モーターで走ってる！」となるんですけど、数秒でエンジン作動。やはり、モーター駆動はエンジン出力補助の為の機構と振ってますね。気になったのは、減速時のエネルギー回生制御。エンジンをストップさせてエネルギー回生というのを必ずするのですが、制御中のブレーキングには気を使います。そこは、ハイブリッド独特の操作方法でコントロールした方が良さそうで、そこが他のハイブリッド車と共通する楽しみなのかもしれません。バッテリーへの充電速度は、早いですね。30分ほどの試乗でしたが、試乗し始めた時は、7割ぐらいだった充電量が満タンになる場面もありました。
それにしては、エンジン始動、モーター走行、モーターアシスト、そして充電とめまぐるしく制御する様をMFDで見ていると、「難しい事、してるんだろうな」と思わずにいられない。これで、燃費向上とCO2の発生抑制をするワケですから、期待と責任を背負わされたシステムは大変！。それでも、車内はとても静かだから、いつエンジンかかってるか分からない場面もある。モーター介入も、いつ行っているのか運転中は分からない。そんな自然なハイブリッド車・・・、というのがスバル初のハイブリッド車を試乗し終わっての、私の感想です。

ガソリン価格が高い昨今。高燃費で水平対向を楽しむという事で、このXVハイブリッドを選択するというのはアリです。私的には、SIモードが搭載されているというのが、大きなポイント。ターボのように燃費を気にしないでパワーを出せるというのは、とても魅力的です。・・・けど、ガソリン車のフィーリングも捨てがたい。車重の軽さから来る車の動きが、好みなんです。

・・・というワケで、気になっていたXVハイブリッド。試乗出来て、良かった良かった♪
ただ、ここでひと言、言わせていただきます。

スバルさん。
やっぱりディーゼル出しましょうよ！

以上(笑)