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ROLLOのブログ一覧

2011年09月30日 イイね!

空白の時間で目覚めたもの・・・ 総括

空白の時間で目覚めたもの・・・ 総括え~、ブログ再起動記念として書いて参りました『空白の時間・・・』シリーズ。今回で終了となります。
写真は、アニメ『エヴァンゲリオン』に登場する、惣流(映画”破”では、式波)・アスカ・ラングレーのフィギュア。コンビニで売ってる食玩です。税込473円で、このクオリティーは高い。これも一つの職人芸かもしれない。
さて長々と、私が興味を惹いて観てみたアニメを紹介してきたワケですが、これまでの内容からROLLOが感じ取った事を整理しますと、以下のようになります。

今の若い世代を理解する為に観たアニメ・『エヴァンゲリオン』に、
 現代社会の”自分探し”なるものの複雑さを感じた。

今や国民的人気となっている『けいおん!』に、
 夢中になれる事がある事の喜びを再確認出来た。

『攻殻機動隊』の舞台となる、複雑化した現代の文明社会の先の世界を見る事で、
 「それでも、人たらしめるものとは何か」を整理する事が出来た。

・・・こんな感じです。

『エヴァ・・・』は、とても受動的な視点に基づき作られ、『けいおん!』と『攻殻・・・』は能動的な視点に基づき描かれています。この作品群で共通に感じたのは、生きる力が表現されている事。
飽和状態と化した現代の日本の中では、人の”個”の確立というものが見出しにくいと思います。テレビを点けても、流れてくる情報はどれも一緒。芸もなければ、益もない。車だってそう。技術の進歩で昔とは比較にならないほどの品質を持ちながら、それを消費する側の意識はというと、それに乗せられているだけ。あまりにも当たり前となり、個性なるものの表現を消費者は見出しにくくなっている。社会人として働いても賃金は低くされたり、雇用の確保もクソもない。そんな中で生きる人々にとっての希望、確定されるべき世界って何なんでしょう。私がこの作品群の中で見出した、それを探し出す方法。それは、好奇心を持つ事。自分を信じる事。そして湧き立つ力が溢れることに喜びを感じることだと思いました。人としてどの世代も、生きる力の復興が今の時代に求められているのではないかと思うのです。
日本のアニメはこういう事をストレートに感じ取れる、世界に誇れるものだと思います。今の希薄な時代に流されない、力強い作品がこれからも生まれ続ける事を願わんばかりです。

少々熱く語ってしまいました。恥ずかしっ・・・。まぁ、しばらくブログを休んでいた中、2次元の世界に”逃避”していただけですんで、サクっと読んでおいてくださいまし。次は、”みんカラ”らしいブログをアップするとしますか(笑)
Posted at 2011/10/01 01:37:30 | コメント(6) | トラックバック(0) | アニメを楽しむ | 音楽/映画/テレビ
2011年09月29日 イイね!

空白の時間で目覚めたもの・・・ その参

さて、連日当ブログでUPし続けております『空白の時間で目覚めたもの・・・』シリーズ。今回を一応の最終回にしようと思います。「えっ!、まだ続くの?」と思われている、あなた♪。続きます(笑)

仕事で出張に行くと宿泊先のホテルでは、テレビを点けて寝る時が多いです。翌日の朝、起きれないかもという強迫概念が、そうさせます。私、朝が弱いんですよ。・・・で一昨年は、アメリカ出張が多かったのですが深夜、テレビを点けるとアニメ『攻殻機動隊』のテレビシリーズが流れてました。映画『マトリックス』の監督方が影響を受けたと言われる作品です。アメリカで放映されてるだけあって、英語吹き替え版で放映がされていたワケですが、何を言っているのか分からないから、内容も分からない。『攻殻・・』のテレビ版を観るのが初めてだった私にとって日本で観た事のないアニメを異国で内容も分からず観ると言う、不思議体験をしたのでした。そして”空白の時間”の中、テレビ版の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG』、そして今年3Dによる映画公開にもなった『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY』をテレビで放映されていたので、観てみる事にしたのです。『けいおん!』にハマるまでは、この作品群をヘビーローテーションして観てました。

まあ~、「ネットは、広大だわ」と劇中、主人公の”草薙 素子”が言うように、広大な世界を描いてますわ、このアニメ。科学、インターネット、政治、思想について現代社会から予測できる可能性を元に、これからを生きる人間としての一つの選択肢をテーマにその選択肢の中に生きる人間模様が描かれています。それを簡潔に文章化するとなるとメチャクチャ難しい。私の脳では、出来ません。そんな難しい事柄を感覚的に理解出来、なおかつこのアニメの時代に生きる登場人物たちの生き様を現代とダブらせて見る事が出来るのが、非常に面白い。例えば今の時代、こうやってパソコン開いて情報のやり取りをしていますが、それによる色んな新しい可能性が見出されています。最近では、インターネットでの民主化呼びかけの輪により、とある国の政権がなくなるという事も起こっています。そういった可能性をも、このアニメでは予見してたりします。自称”社会派”なROLLOといたしましてはピッタリで、カッコ良くてスッキリな(そして涙腺の弱いROLLOといたしまして泣ける)アニメです。個人的にお気に入りなのは、テレビ版の『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG』。”I Love タチコマ!”でございます(笑)

今年3月に映画公開された『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY』。その予告編を載せてみます。この予告編でこの作品群がどんな感じかが伝わればよいのですが。



このアニメのテレビシリーズでは、バックに流れる音楽も素敵です。作曲は今やヒットメーカーとして世界的にも名高い作曲家、菅野よう子(この方、ホンマの天才ですね)。テレビシリーズ『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG』の劇中歌・『i do』は、素晴らしい曲です。お暇な時には是非、調べてみてください。

ちなみに押井 守監督作品である映画版・『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『イノセンス』も当然観ております。両作品とも、押井ワールド全開で素晴らしいです。特に『イノセンス』でのオルゴールを使った時間軸の表現。私にとっては、発見でした。バネを巻いて奏でられる音楽は、その時代に生きる人々の人生の時間そのもの。移ろいの時間の中で、それでも確かに生きているという事を認識せしめる一つの”道具”としてのオルゴール。バネの力が弱くなると曲のテンポは遅くなり、やがては聴こえなくなる・・・。人々は人生という時間の中で、いったい何を求めるのか。抽象的ですが、それでも核心にせまる表現に、ただただ脱帽と言わざるを得ないのです。
押井監督は、この作品群の後に『スカイ・クロラ』という映画を製作されてますが、これまた私の最近のお気に入りな作品となってます。押井監督の現代、そして未来に対する社会へのまなざしは、観る者に色々な問いかけを投げかけているのではないかと思うのでありました。

Posted at 2011/09/30 03:39:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | アニメを楽しむ | 音楽/映画/テレビ
2011年09月24日 イイね!

空白の時間で目覚めたもの・・・ その二

♪キミを見てるといつもハートDOKI☆DOKI
揺れる思いはマシュマロみたいにふ~わ☆ふわ!

~TBS 「けいおん!」劇中歌 ”ふわふわ時間(タイム)”より~

世の中は、3連休の真っただ中。観光渋滞で、道路は混みまくってますね。
ここ数年で感じるのが滋賀県、特に東部での観光客数の増加です。注目は、やっぱり”ひこにゃん”人気で湧く彦根城への来場者数増加。”ひこにゃん人気”以前と比べると桁違いに多くなっている事は、毎週土日の道路の渋滞状況で分かります。このままの状況で、観光者数がキープ出来れば、彦根の観光業も、当分は安泰・・・かもしれません。

そんな渋滞の車列の中でよく見かけるようのが、痛車です。すれ違う率が、非常に高い。日本中の痛車が集まって来てるような錯覚を覚えるほどです。どうしてそんなに多いのか・・・。答えはそう、『けいおん!』です。
アニメ『けいおん!』が絶大的人気となり、主人公たちが通う女子高の校舎のモデル、豊郷小学校・旧校舎が豊郷町にあり、そこに向かう方々が多いのです。土日になると、オタクな方々の聖地と化した旧校舎付近は痛車だらけになるのだそうで、地元の方曰く「毎週土日は、学園祭」並みの盛り上がりがあるんだとか。オタクな皆さん、『けいおん!』の何処に惹かれるの?
・・・『空白の時間・・・』シリーズ第2段。今回は、『けいおん!』について取り上げます。

職場で『けいおん!』の話をしてみると、意外と観ている方が多い。「ワシの娘は、夢中になって観とるわ。ワシも観た事あるで」という50過ぎのおじさんも居れば、「ウチの旦那も娘と一緒に『けいおん!』観てるで。飽きずに観てるわ」と言う奥さまもおられる。『けいおん!』は、オタクな方々の人気に支えられているだけでなく、一般の方にも人気を博している様子です。事実、ビデオレンタル店の『けいおん!』コーナーでは、絶えずDVDが借りられている状態。そんな人気のある『けいおん!』の魅力とは何ぞやと思い、『けいおん!』第1期及び第2期を全編、観ました。

いやぁ~。面白いですねぇ。癖になって、何回も観てます。
女の子だらけなアニメだけに「キャピキャピした感じのアニメなんかなぁ~」と思っていたら、全然違いました。ドリフ的コメディーを備えた、笑える天然系青春アニメですね。昔、少年サンデーで連載され、テレビ化にもなったコメディ漫画・『究極超人あ~る』を思い起こさせる笑いがあり、そこが気に入ってます。高校生である登場人物たちの高校生活3年間で展開される色んな青春エピソードは男気が一切無く、それが清純性を高め、観る者の感情移入をしやすくしているのかな・・・と思ったりもしてます。(ストーリーについては、リンクしたホームページをチェックしてください)

”けいおん”とタイトル名に謳われているだけあり、彼女たちが集う活動のメインは軽音部という部活動。音楽好きなROLLOといたしましては、そこも気になるポイントでした。・・・で、実際『けいおん!』での音楽の位置づけはどんな感じかというと、彼女たちの”すべて”。軽音部でのバンド活動で、登場人物たちが成長していく様子は、観ていて心和みます。特に主人公である”平沢 唯”の音楽に出会ってからの成長は、観る者に元気を与えてくれます。『けいおん!』第1期の最終話、軽音部が学園祭で”ふわふわ時間”を演奏する場面は、素晴らしいと思いました。音楽が好きで軽音部の仲間と一緒に頑張ってきたからこそ出来た心の交流。アニメ史上、最高のジャムセッションが繰り広げられたと個人的には思うのです。

アニメそのものの作りも凝ってます。ベース担当の”秋山 澪”がコンビニで立ち読みする雑誌が、実存するジャス専門雑誌の”JAZZ LIFE”だったり、唯たちが住む街の風景は、そのまま京都・出町柳を中心とした風景そのものだったり。関西、特に京都に馴染みの深い人なら、見た事のある風景ばかりで驚くと思います。実存する風景を使う事でより『けいおん!』の世界観に入りやすくしている演出が、とても凝ってます。そして女子高の校舎のモデルである豊郷小学校・旧校舎。実際、外観しか見た事がありませんが、校舎内部の描写は、十分以上に臨場感が伝わる描き方で「学校って、こういう感じだったなぁ」と思わせる演出に一役かってます。

このアニメを敬遠するのは、正直言って損だと思います。このアニメを観て、心和ませるというのは、絶対アリな事だと思いました。
今年12月、この『けいおん!』の映画が公開されます。
そのキャンペーンが、滋賀の大津市を走る京阪電車・京津(けいしん)線で行われています。



そして『けいおん!』の劇中、”琴吹 紬(つむぎ)”が通学に使う電車のモデル、京都の叡山電鉄でもキャンペーンが・・・



映画の予告編も公開され、公開までのカウントダウンが始まってます。
どんなエピソードが展開されているのか、今から楽しみです。
Posted at 2011/09/25 01:46:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | アニメを楽しむ | 音楽/映画/テレビ
2011年09月21日 イイね!

空白の時間で目覚めたもの・・・

空白の時間で目覚めたもの・・・再起動後、初のブログUPです。

空白の約1年とチョッとの間、それでも気ままな生活を送っておりました。仕事や、私生活には変化無く。愛車は・・・、変わりましたが(汗)。そして3/11の東日本大震災。東京大震災以降、とても大きな震災となってしまいました。死者約1万6000人、行方不明者約4000人。戦後としては最大の犠牲者数を出し、原発問題、経済問題と大きな問題を抱える現在の日本。私自身もこの震災について、色んな視点で今回の震災を思いながら生活を送ってます。テレビやインターネットでは、連日震災関連のニュースや情報が流れ、原発問題では電力問題、そしてやはり放射能に対する不安も生じ、そんな中で虚空の理の中でしか話を進めようとしない政治。国民は、特にこの震災に遭われた方々は、”震災鬱”な状態になってしまっているのかもしれません。震災に遭った側、そうでない側共に共倒れにならず前に進める、地に足の着いたリーダーシップなるものを今だからこそ求めたいところです。


ところでそんな生活の中で、あるキッカケでアニメの世界に目を向ける機会に恵まれました。そのきっかけを作ったのは、若い世代の女性との会話。『エヴァンゲリオン』に登場するキャラクターを例に挙げながら、いろいろと話しをしてくる。『エヴァ・・・』の内容を知らない私はその話を、ただただ聴き入るだけ。・・・なんか、歯がゆい。そこで今更ながら以前後輩に言われていた事を思い出し、テレビシリーズを全巻、そして映画版2本を観てみました。

テレビシリーズを全て観て思ったのは、「これって、心理学の世界じゃん!?」というもの。ストーリーの源流が臨床・分析心理学、特にユング心理学へと繋がっているのではないかと。
このアニメが放映されていた当時はユングそしてフロイトと心理学がブームになっていた時期だったように思います。このアニメは、それに乗じて製作者の意思を”碇シンジ”という14歳の主人公になぞらえ、いかに自我を形成するかという事について製作者が視聴者に問う形になっているんじゃないかと思うんです。『エヴァ・・・』の世界は、製作者が作り上げた”箱庭”。ここで言う”箱庭”とは、臨床心理学者で日本にユング心理学を紹介した河合 隼雄氏が発案した心療方法の事。視聴者自らが気付かなかった自我の形成というものを、この世界で呼び起こさせようとしていたのではないかと思います。
内容が内容だけに、最後は製作の都合もあったのでしょう。混沌とした中で終わってしまっていますね。収拾がつかなくなってしまってました。

映画版では、その混沌のうちに終わってしまったテレビシリーズをもう一度精査して、作り直している様子ですね。分かりやすく、親しみやすい内容へと変貌を遂げています。”綾波レイ”がテレビ版では見られない人間味が加えられているのは、観る側にとっては救いです。ただし彼女こそ、ユング心理学で言うグレートマザーの象徴だと思うんですが・・・。それと、映画”破”に出てくるメガネッ子の真希波・マリ・イラストリアルの存在は、効いてます。ああいう立ち回りが出来るキャラクターが無いと、事がスムーズに行きませんからね。
この『エヴァンゲリオン』というアニメは、相当に奥が深いです。こういうアニメを小学生なんかに観せるというのは、チョッと抵抗を感じます。観るならやっぱり中学生、14歳以降の人に観て欲しいと思いました。

長々と書いてしまった、今回のブログ。「ROLLOさ~ん、こっちに帰ってこ~い」なんて、言わないでくださいね。これで年頃の女性と、会話が取れるってもんですから・・・ ( ^ ^ ; )
Posted at 2011/09/22 02:28:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | アニメを楽しむ | 音楽/映画/テレビ
2011年09月18日 イイね!

再起動

ご無沙汰しております。

約1年でしょうか。更新、滞っておりました。その間色んな事がありまして、一時は「みんカラ、辞めようか」と考えてもおりました。でも、自分でも驚くぐらいに続けてきた当ブログ。辞めるのは、ちと辛い。・・・で、本日より再開しようと思います。更新のペースは、以前と比べたら遅くなると思いますがお友達登録されてる方々、ならびにMyファンに登録されてる方々、どうか以前と変わらぬお付き合いをよろしくお願いします!

再開記念と言ってはなんですが、早速動画を載せてみます(笑)。ここ最近の動画の中で、一番のお気に入りです。



過去にUPしたブログの中で貼りつけた動画たち。消されたり、アカウント停止で観れなかったりと、悲しい状況となっています。これからは、確実に消されないであろう動画のみを載せていこうと思います(たぶん・・・)。

Posted at 2011/09/18 00:36:02 | コメント(8) | トラックバック(0) | ROLLO日記’11 | 日記

プロフィール

「F1・ハンガリーはマックス、角田君共散々な結果。レッドブルの後半戦は期待出来ねぇ。来年、どうなる?」
何シテル?   08/04 00:45
ROLLOと書いて”ろろ”と申します。 愛車は、インプレッサXV GP7C。 これで愛車も5代目。 2代目からインプレッサに乗ってます。
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