
カオスと化した部屋の地層に埋もれていたデジカメですが、やっと発掘に成功しました。
さて今度は車の中がカオスになっております。先週だったか先々週だったかから取り組んでいる前後スピーカ17cm化計画の一環として、ついでにデッドニング(のようなもの)を施している為です。
さて、僕のそんな作業が順調にいくはずもなく。悲劇はフロントのキックパネル内に制振材を圧着している工程で起きました。
カッターの柄の尻部分でグリグリ押し付けて制振材を貼り付けていた最中、手が滑りまして。気づいたときにはカッターが我が手を離れ、まるでブラックホールに吸い込まれるが如く、カランコロンと素敵な音を奏でつつ地底奥深く、いや、袋状になったAピラー下部、キックパネル内部からサイドシェルへ繋がる深い深い谷間へと落ちていったのでした。
ここは我々人類の侵入を拒む神の領域。当然ですが手を突っ込んでも下まで届かず、カッターを拾い上げる事など到底できません。あぁこれまでかと。
しかし突如、絶望する僕の前に女神が現れて「貴方が落としたのはこの金のカッターですか、銀のカッターですか、それともダイソーで2本100円のどうしようもなくチープなカッターですか」と尋ねられ
るわけもなく。
普通にピックアップツールを使う事にしました。これまたカッターと同じくダイソーで購入したものです。しかし難しい。何度やっても上手くいかず。いい線までいってもギリギリで落としてしまう。そんなチャレンジを数十回続けてやっと救い出す事に成功した次第。
ちなみに写真を見ると、カッターのそばに白い物体が写っているのがわかると思います。これは「Aピラー内装を固定する爪に被せられていた樹脂パーツ」です。過去にここへ落としたものです。
通常Aピラー部内装を引っ剥がすとこの白いパーツだけがピラーの穴に引っかかったまま残ってしまうわけです。んでそのまま内装を戻したり、あるいはこの白いやつを取り出そうとして失敗したりすると、今回のカッターの如く地底奥深く吸い込まれてしまうという悲劇が起きるわけです。同様の経験をしたJB23乗りは僕の他にも沢山いるはずです。
あぁ久しぶりの再開。元気だったかい、「Aピラー内装を固定する爪に被せられていた樹脂パーツ」くん。
(「Aピラー内装を(略)」くんも無事拾い上げました)
Posted at 2008/06/07 19:51:49 | |
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