• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Masaki Audi515のブログ一覧

2022年11月30日 イイね!

家族でも使えちゃう、不思議なデザインと不思議な乗り味のシトロエンのフラグシップC5X

家族でも使えちゃう、不思議なデザインと不思議な乗り味のシトロエンのフラグシップC5XSUVなのか、ワゴンなのか、セダンなのか
正直どのカテゴリーに入れて良いのかわからない
シトロエンの新しいフラグシップ

それが

『C5X』

である。



↑正面から見るとシトロエンらしい顔つきなのはわかる。
C3やC3エアクロスのように、ユニークで可愛らしいというだけでなく、どことなく引き締まった格好良さもある。



↑全長4805×全幅1865×全高1495mm
Dセグメントに分類されるが、Dセグとしては大きめな部類。
SUVと考えた場合車高は低め。
屈強な感じもするが、サルーンやステーションワゴンらしく伸びやかさもある。


↑斜め後方から見ると、ルーフが滑らかに下がっていってることもあってクーペSUVやセダンのような造形に見える。
シトロエンからこんなにかっこいいデザインが出るとは。


デザイン面だけで言うと明らかに他の車にはない個性が光っている。
サイズが大きめという事もあってか、頼もしさも覚えるだけでなくユニークな要素もあり見ているだけでワクワクするような感覚



↑基本は黒基調の内装だが、シートの柄にさりげなくシトロエンの『ダブルシェブロン』を取り入れている。
またシートのステッチなどもダブルシェブロン風に仕上げている。
シートの座り心地は柔らかいながらも、体を支える芯があって非常に座り心地が良い。
SHINE PACKのグレードではシートヒーター、シートベンチレーション、マッサージ機能の付くパワーシートが前席に設定される。





↑水平なパネルにな凹凸のついたものを採用。
木目調のパネルもよーく見るとダブルシェブロンが取り入れられてたりする。
こう言うさりげない遊び心も素晴らしい。
ナビ画面は結構大きめ、メーターのディスプレイはちょっと小さい笑



↑後席はかなり広い部類。特に膝前空間の余裕が素晴らしい。
後席のシートの座り心地も抜群です。
アームレストやエアコン吹き出し口、USBポートなども設定されている。
大人の男性もしっかり座れる空間なので、ファミリーカーとしても使える。



↑荷室容量は545リットルと十分、後席を倒せば1640リットルに拡大可能。
フルフラットにならいのが少し残念。
電動テールゲートも備える。

内装は派手さはないけども、さりげない遊び心を取り入れたデザインとソファーのような座り心地のシートが嬉しくなる。
居住性自体も良く、人を乗せて旅行やキャンプに行きたくなる気分にさせてくれる。
SHINE PACK以上ではサンルーフも標準。

ちなみにインテリアのマテリアルデザインは日本人女性が担当している。

★乗り味の方は?

C5Xは

・1.6リッターターボ(180馬力、最大トルク250Nm)

・1.6リッターターボ+PHEV
(合計出力225馬力、最大トルク360Nm、
 EV航続距離65km)

の2種類で構成されている。
駆動はFFでアイシン製の8速ATを採用する点は共通。

自分はガソリン仕様のSHINE PACKに試乗した。

割と巨体で1.6リッターで180馬力で大丈夫なのだろうか?
という不安はあったが、意外に重量は1520kgと軽めな事もあってか、結構元気よく出足から走ってくれて、ストレスはない。
寧ろイメージより力強い感覚。
C5Xでスポーツ走行しようという人はいないだろうが、意外とパフォーマンスは悪くない。
ただあんまり踏みすぎるとフロントが浮き上がる感じになるらしいので、多少の慣れは必要とか。
ちなみにタイヤは19インチだが、かなり細い(205/55 R19)これがC5Xの乗り味を実現している要因かもしれないが。
また重量はプジョー508よりも軽い。

同じ排気量で馬力が上のDS9よりも、走りに余裕を感じた。

安定感も良く、コーナリング時もしっかりしている。

走らせていくと、

『ヨットに乗った時、浮き輪で海をプカプカ浮かんでいる』

ような印象を受けた。

フワン、フワンと路面をいなす柔らかい動きが、座り心地の良いシートと合わさってしっとりと快適な乗り味を実現している。

同乗者にも癒しの空間を与えられるような気がする。

同乗者を徹底的に重視したDS9と異なり運転している分に楽しさがあるのも面白い。
もちろん、過激なパフォーマンスでグイグイ攻めるといった類の面白さではないが。
この不思議な乗り味が面白いのだ。

C5Xのフワン、フワンという乗り味は当然好き嫌いは分かれてくるとは思うが、独自性という意味では素晴らしいと思う。
これに似た乗り味の車は他には想像つかない。

結果デザインだけでなく、乗り味も不思議で個性が光るのがC5X。

価格は484〜636万円。

1番のオススメは中間グレードに当たるガソリンのSHINE PACKでこちらは530万円。
PHEVとの差異はHiFiシステムのスピーカーくらいで、他のシートベンチレーションやシートヒーター、サンルーフ、ヘッドアップディスプレイなどの快適装備は全て標準。

DSやプジョーも含めた課題点である、ブレーキホールドはやはりC5Xでも採用されてないものの、360℃カメラ、ロングレンジのブランインドスポットモニターなど安全装備類も大変充実している。
1人で所有しても嬉しいが、広い荷室と広い室内空間を持っているのでファミリーカーとして選ぶのも良いと思う。
デビュー時も気になったが実際に触れてみるとC5Xはますます好きになったし、欲しいとすら思った。 クラウンによく似てると言われるが、クラウンよりも好き笑
Posted at 2022/11/30 23:50:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月25日 イイね!

欧州車好きな日本車は??

欧州車好きな日本車は??インスタでもみんカラでも基本的に

『欧州車好き』で

通してる自分ですが、

『日本車が嫌い』

というわけではありません。そんな日本車で好きな車をご紹介🚗



↑レクサスIS500 F sport performance

レクサスのDセグセダン、レクサスISの究極モデル。

ぶっちゃけるとレクサスIS自体が、鋭さとスタイリッシュな造形でかなり好きなのだが、IS500はかなり衝撃的でした。

ISのボディに481馬力、最大トルク535Nmを発揮するV8の5リッターNAエンジンを搭載した究極の一台。

自分は最高のスポーツセダンとして

・アルファロメオジュリアGTA
・アウディRS3セダン
・アルピナB4
・ジャガーXE SVプロジェクト8

をあげているが、5台目としてこのIS500を取り上げている。

何よりNAの大排気量でFRってとこが良いですね。
ミッションは8速ATを採用している。

流石に2013年デビューのISなので、インテリアの基本設計にやや古さは感じるものの非常に価値あるスポーツセダンだと思う。

これが1000万切る価格ってのも素晴らしい。
シートベンチレーションとかもあるのも良い。



↑スバルWRX S4

2台目となった、スバルのスポーツセダンでセグメント的にはCに属する。

元々アウディに乗る前はフォレスターのターボを乗っていたのでスバル自体に思い入れはある。

先代の2リッターターボから、2.4リッターターボに変更。
275馬力、最大トルク375Nmと環境配慮の為に、先代よりもパワーは落としてるもののそれでも十分以上。

全グレードで4WDで、ミッションはCVTを採用。

後席にもシートヒーターがある事や、アイサイトによる高い安全性も魅力だ。

400〜477万円という価格設定もなかなか良い。


↑ちなみにレヴォーグも好き。
WRXと同じ2.4リッターターボ搭載のグレードの他、177馬力、最大トルク300Nmの1.8リッターターボがある。



↑マツダCX60

話題沸騰中のマツダのプレミアムSUV。

FRをベースとした、FRと4WDの駆動を持つ。ミッションは8速AT。
BMWやメルセデス、アルファロメオのステルヴィオくらいしか現在はFRベースのSUVはない。

パワートレインは結構豊富で

・2.5リッターNA(188馬力、最大トルク250Nm)

・3.3リッターディーゼルターボ(231馬力、最大トルク500Nm)

・3.3リッターディーゼルターボ+マイルドHV(254馬力、最大トルク550Nm)

・2.5リッターPHEV(合計出力323馬力、最大トルク500Nm)

という構成となっている。

ディーゼルモデルは直6モデルで、直6を扱ってるのはもはやBMWくらい。

またディーゼル+マイルドHVモデルはWLTCで21km/Lという脅威の燃費性能も持つ。

また縦置きエンジン、ダブルウィッシュボーン&マルチリンクなど要所を見ていくとこの車の本気度がよくわかる。

また安全装備の充実度も素晴らしく、上位モデルでは後席シートヒーター、前席のベンチレーション機能など快適装備も豊富。

インテリア自体のクオリティもレクサスやドイツ御三家などのプレミアムメーカーと互角以上のものになっている。

本当に最近のマツダのインテリアは凄い…

このクオリティで価格が299.2〜626.45万円というのも素晴らしい…

実際レクサスや輸入車メーカーからの乗り換えも多いとか。


★好きな日本車ベスト3と言えばこのような結果になりました。

ベスト3外ですが、

・スバルレヴォーグ
・レクサスRC
・レクサスLCコンバーチブル
・日産GTR
・日産スカイライン400R
・マツダCX8
・マツダ3セダン
・スズキジムニー

が好きな日本車です★





Posted at 2022/11/25 23:59:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月24日 イイね!

ルノーはいかが?ルノーのクーペSUVはいかが?ルノーのフルハイブリッドはいかが?

ルノーはいかが?ルノーのクーペSUVはいかが?ルノーのフルハイブリッドはいかが?今年導入された輸入車の中でも特異な存在であるのが、

『ルノーアルカナ』

大衆ブランドとしてはかなり珍しいクーペSUVスタイルを採用しており、そのデザインだけで目を惹く存在。



↑顔つきはメガーヌ、キャプチャー、ルーテシアなどのデザインを踏襲しており、しっかりルノー顔。


↑横から見たシルエットは、大胆なほどにクーペSUV。若干クーペっぽいとかではなくしっかりとクーペのルーフを持っている。
こういったデザインはBMWX4、X6
メルセデスのGLCクーペ、GLEクーペ
最近ではアウディのQ3スポーツバック、Q5スポーツバック、etronスポーツバック
などのドイツ系のプレミアムが主流であったが、ルノーからこのデザインが出たのはかなりインパクトが強い。
全長4570×全幅1820mm というサイズ感でCセグメントに分類されており、ライバルはQ3スポーツバックや、クーペSUVっぽいシトロエンC4が上げられる。
横からのシルエットはドイツ系にも負けてないくらいかっこいい。


↑斜め後ろからのデザインも存在感バツグン。メガーヌ系のテールランプを採用しており、夜だと格好良さに更に磨きがかかる。

ルノーアルカナが特異なのは見た目だけではない、

『E-TECH』

と呼ばれる輸入車初のフルハイブリッドを備えて、日本にデビュー。
このフルハイブリッドは後に、ルーテシアとキャプチャーにも採用されることになる。

アルカナのパワートレインは
94馬力、最大トルク148Nmの
1.6リッターのNAエンジンに、2つのモーターを搭載したフルハイブリッドモデルで合計出力は143馬力。
EVを除く輸入車のエコカーはダウンサイジングターボやディーゼルが主流であったが、アルカナはターボを用いないフルハイブリッドを採用。
ミッションも面白く、2速のモーター、4速のエンジンを組み合わせた
『ドッグクラッチミッション』を採用。
これにはF1などの技術も採用されており、実に12速通りのパターンが成立するとか。

ハイブリッドと聞くとまずエコなイメージだが、日本のハイブリッドとはまた毛色が異なる。
確かにWLTC燃費で22.8km/Lという低燃費を実現しているが、実際走らせてみると面白い。

ターボを多用する輸入車にありがちなターボラグは当然なく、出足から大変スムーズ。
30km/hくらいまでの速度は基本的にEV走行となるのだが、それ以上の速度でエンジンの力が組み合わさったのがわからないくらい切替もスムーズだ。

143馬力は特別パワフルな数字ではないが、走らせてみるとストレスなく前に進んでいき、加速も結構気持ち良いのだ。
アクセルとの応答性もよく、基本的にレスポンスに優れている。
また重量は1430kgとフルハイブリッドの割には結構軽い。
走ってる時は浮いてる感じもするくらい、不思議な感覚を覚えた。
街中では輸入車らしからぬスムーズな動きを実現し、高速域では欧州車らしい動きを実現している。
渋滞も高速もシーンを選ばないという意味ではなかなか日本に合ってるとも言える。

フランス車らしくガチガチな足回りではないものの、安定感はしっかりあって安心して乗れる車である。
また気になるドッグクラッチは想像に反して大変スムーズな変速を行う。

総じてスムーズに走れて気持ち良い車に仕上がってる。
これは日本車にも他の輸入車にもない味だと思う。


↑内装は至ってシンプルだが、さりげなく赤色やカーボン調のパネルを配置してスポーティな感覚も与えている。
アンビエントライトやスウェード素材も備えており、シンプルで上質と言った感じ。
後席は見た目ほど狭くはなく、大人4人が座れる空間にはなっている。後席にもエアコンとUSBポートを備える。
シートはフランスらしく柔らかいけど体を支える、疲れにくい仕様。


↑荷室も結構広く、後席を倒せば2mくらいの長物も詰めるので、アウトドアやスポーツでも活躍が見込めそうだ。
オートマチックテールゲートはないのが、欠点だが逆に壊れにくいのはメリットかも。

装備面も結構充実しており、ステアリングヒーター、ヒーター&ランバーサポート付きの前席パワーシート、フランス車ではありがたいブレーキホールドのほか、
日産プロパイロット相当の運転支援システムが付いてる。
ナビはスマホ連携が基本で、ディーラーオプションで30万円くらいのものも選べるが、この辺は許容の問題だろう。

フルハイブリッドと装備充実度から考えて429万円はかなり頑張った価格設定だと思う。

そして…



↑この度1.3リッターターボ+マイルドHV仕様のガソリンターボ仕様も追加されました!
12月1日より発売。

アルカナ良いけど、フルハイブリッドよりもガソリン仕様に乗りたい!
という人には朗報である。
こちらは158馬力、最大トルク270Nm、WLTC燃費17km/Lとなっている。
馬力がE-TECH版よりも上で重量も1380kgと更に軽くなっているので、パフォーマンス面ではE-TECHよりも優れていると思われる。

こちらはミッションが7速DCTとなる。
装備類はE-TECH版と同一で値段は399万円。
ギリギリとは言え、400万切っているので内容を考えればかなり頑張ってると言えるだろう。

またE-TECHもマイルドHVも駆動はFFのみ。

フルハイブリッドか、ガソリンターボマイルドHVか…
どちらを選んでもアルカナは大変魅力的な車になっているに違いない。



↑ルーテシアもキャプチャーもガソリンとフルハイブリッドかが選べる。
キャプチャーは後席にもエアコンがあるなど、装備も充実しており、後席の広さもBセグメントSUVではトップクラスで、ファミリーユースでもイケる。
またルーテシアのE-TECHはWLTC燃費25.2km/Lと輸入車トップの数値。

プジョー、シトロエン、DS、アルピーヌ含めて最近のフランス車は大変魅力的な車が多い。
ルノーと言えば、メガーヌRSやカングーのイメージが強いが、他のモデルも大変魅力的だったと改めて認識。ルノーという選択肢も全然アリだ。


Posted at 2022/11/24 22:59:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月20日 イイね!

情熱を与えるイタリアセダンか、人生のシュチュエーションを美しく彩るフランスセダン

情熱を与えるイタリアセダンか、人生のシュチュエーションを美しく彩るフランスセダンEセグメントとは??

ざっくり言うとサイズで言うと全長が4.8〜5m級、全幅が1850〜1900mm程度の大型の車の分類。
車格的にも上位に位置しており、明確に
『高級車』だとわかる位置付けの車たち。
SUVも含める場合がありますが、今回はセダンやワゴンを中心に話します。

代表的なモデルとしては

・日本車
トヨタクラウン
レクサスES レクサスGS
日産フーガ
・ドイツ車
メルセデスベンツEクラス
BMW5シリーズ
アウディA6
・イギリス車
ジャガーXF(XFスポーツブレーク)
・スウェーデン車
ボルボS90
ボルボV90
・アメリカ車
キャデラックCT5


などがあります。車好きならわかるように600〜1000万円クラスの高級車で
E63Sのような600馬力を超えるような車もあります。
3リッターが当たり前のようなクラスでしたが、
近年ではダウンサイジング化もされており、Eクラスで1.5リッターターボモデルなどもあり、最近では割と2リッタークラスも珍しくありません。

Fセグメントほど後席の充実度はありませんが、後席も広い場合が多く法人で買われる人も少なくありません。
パフォーマンスや質感、そして快適性も一定のレベルが問われるセグメントと言えるでしょう。

そんな中でも個人的にかなり特異な存在だと思うのが、PSAとFCAとの合併で生まれた巨大グループ
『ステランティス』
のEセグメントモデルである

・マセラティギブリ(イタリア)
・DS9(フランス)

だと感じます。この2台は数あるEセグメントの中でも独自の魅力を持つセダンと思います。

★私の情熱に応えて…byマセラティギブリ



↑力強くも妖艶なデザイン
全長4985×全幅1945mmと大変大柄なサイズ。


↑流麗で滑らかなボディ



↑インテリアの質感も官能的で上質な空間。後席はEセグメントとしてはあまり広くない。

現行ギブリは3代目として2013年よりデビュー。今年で9年目である。
4ドアセダンではあるが、サッシュレスドアを採用するなどスポーティな印象を強めている。
1000万円を切る価格設定からデビューしたギブリは当時は話題となり、商業的にも大きく貢献している。
3リッターターボ、3リッターディーゼルターボをラインナップして、現在は安全装備やインフォテイメント系に改良を施しつつ、ジュリアの2リッターターボにマイルドHVを搭載したエンジンをディーゼルに代わって加えるなど、少しずつ手を加えている。

ギブリの魅力はやはりその走りの喜びではないだろうか?
内装やデザインにも目を惹くが、ギブリの走りは演出面、パフォーマンス面どちらにおいてもドライバーに至福と高揚を与えてくれる。

ベースの2リッターターボマイルドHVですら、
・330馬力、最大トルク450Nm
 0〜100km/h加速5.7秒

と言う高いパフォーマンスを誇る。そして音も非常に高揚感がある。2リッターでガッカリなんて事もない。

モデナの4WD以外は全てFR駆動で、8速ATを採用している。
残念ながらギブリを実際に乗れてはないが、多くのオーナーの声を聞くとその走行性に大変満足してるようだ。
Eセグメントの高級車と言うよりかは、大型のスポーツセダン。
それがギブリ。その走りと妖艶なオーラをドライバーに存分に味わってもらう事こそ、ギブリの楽しみ方だ。



↑究極のギブリトロフェオは3.8リッターのV8エンジンを積み、580馬力、最大トルク730Nm、0〜100km/h加速4.3秒、最高速326km/hを誇る。駆動は敢えてのFR。

☆あなたの大事なシーンを最高のものに彩る…by DS9


↑その佇まいは磨き上げられた一個の作品と言える美。上質で品のある芸術的な外観に嫌らしさはない。全長4940×全幅1855mmとフランス車では大きめだが、幅は結構現実味がある。


↑ライトの光はルビーのようだ。





↑レザー仕立ての内装やアナログ時計は見惚れてしまうほど芸術的で上質。
オペラグレードでは、天井がアルカンターラとなり、後席にもシートベンチレーションがつく。後席も広い。
タッチパネルの操作性がやや悪いのが玉に瑕。

DS9は2020年に本国で発表され、今年日本に来たフランス製のEセグメントセダン。
フランスのEセグメントはシトロエンC6以来となる。

エンジンは1.6リッターターボとそれをベースにしたPHEVモデルがあり、駆動はFFでミッションはアイシン製の8速AT

正直言ってパフォーマンス面で驚きや感動はない。
225馬力で、最大トルク300Nmの1.6リッターターボはパワー不足とまでは言わないが、ややもたつくようなシーンもあるのは事実。
安定感はしっかりあるが。

そんなDS9はEセグメントでは失敗作なのか?
そうではない。
内外装を含めた芸術的なデザインに加え、頭1つ抜けた静粛性と快適性は同乗者に安らぎを与えてくれる。
フランス流の絶妙な硬さのシートは疲れなど感じさせる事なく、優雅なドライブシーンを実現出来るだろう。
実際に快適性はトップクラス。
試乗車がオペラだったので、明確にわかったのだが、この車は

『運転する喜びよりも、同乗者に対して安らぎと感性を与えてそれを喜びとする』

ような車になっている。
大事な人を迎えに行く、大事な人と共に走り目的の場所に向かう…
そんなシーンを鮮やかに彩ってあなたの大切な時間を優雅にしていく。
それがこの車の楽しみ方。

どう走ろうかよりも、乗ってる人に豊かな一時にして欲しいと言うことがこの車の本質だろう。
標準装備のFOCALのスピーカーでどんな音楽を流そうかと考えるのも楽しみのひとつかもしれない。
こういう考え方は大変好きである。



↑日本で発売されるかはわからないが本国で発表されたDS9 オペラプルミエールの紫のボディカラーと白い内装は反則級に美しい。
こちらは1.6リッターPHEVで4WDとなり、合計360馬力と十分なパフォーマンスを持つ。


ギブリとDS9…
こういう独自性のセダンが今の時代だからこそ魅力的に見える。


Posted at 2022/11/20 21:41:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月20日 イイね!

運転の楽しさを存分に味わえる輸入車(欧州車)

運転の楽しさを存分に味わえる輸入車(欧州車)
『運転の楽しさ=スペックの高さやパフォーマンスの高さ』

なのだろうか??

運転の楽しい車は全て400〜500馬力以上とか、最高速300km/hというスペックを持つのだろうか??

これについては否と自分は考えてます。
たしかにそういうモデルで圧倒的なパワーで蹂躙したり、感嘆するのも一つの楽しさでしょう。



↑例えば日産GTRは最高速300km/h以上、0〜100km/h2秒台など紛れもないスーパーカーのスペックでその速さはお墨付きだ。
フェラーリやランボルギーニと互角に張り合えて、それらの半額〜三分の一ほどの価格で買える素晴らしい一台。
ただ純粋な速さや高性能さはともかく、運転して楽しいかと思うと疑問が残るとも感じる。



でも自分は運転が楽しいというのは

『スペック云々よりフィーリングと乗り手に応えるレスポンス』

が大事と考える。
その考えに基づいた2台+aを紹介したいと思う。

・最も小さいアウディのSUVのヤンチャっ子
『アウディSQ2』



↑横から見た場合はQ2とさほど差があるわけではない、プレスラインの造形はいつ見ても見事。全長4220×全幅1800mmという小さめなボディ。








↑グリル内の造形が通常のQ2と異なり、
『SQ2』のロゴが光る。



↑片側2本の計4本マフラーがいかにも走り出しそうなオーラーを伝える。

SQ2は2リッターターボで300馬力、最大トルク400Nm、0〜100km/h加速4.8秒というスペックで駆動はquattroで7速DCTを採用する。
はっきり言ってこれでも並の車よりは十分過ぎるくらい速いのだが、
他のアウディのSモデルやRSモデルの中では最も控えめなスペックではある。

アウディ好きな自分は高性能モデルでは

・アウディTTRS
・アウディS3
・アウディS4
・アウディS5
・アウディRS5
・アウディR8

を体感させてもらっていますが、意外にも運転が最も楽しかったのはSQ2です。

エンジンそのものの規格は10馬力ほど下がってますが、アウディS3(同グループではゴルフGTI)と同一のものです。
quattroで7速DCTも同じだし。
とは言えSQ2とS3の乗り味は結構異なっていました。
S3は上品さもしっかりあり、コンパクトモデルとは言え『アウディらしい』乗り心地の良さを裏切らないモデルです。
それでいて安定感があって、スマートに速いと言った感じ。
これはS4やS5にも当てはまりますが。

SQ2はというと…はっきり言って『乗り心地はあんまり良くない』ですw
初めてアウディに乗るときにSQ2だったらアウディって乗り心地良くないなってガッカリするかもしれませんw

しかしながらハンドリングも加速も上品にこなすS3とは異なり、この車はまさに過敏なほどに動く、縦も横も。
加速は飛び出すような感覚ですし、ハンドルに対してのレスポンスが4駆のそれとは思えないほどに俊敏。コーナリングも実に気持ち良い。
ただquattroなので、安定感も抜群。

SQ2正体はクセのないアウディのスポーツタイプでめちゃくちゃ癖のある乗り味の車でした。
安定感はあるけど、ドライバーの反応に早すぎるくらい反応してきます。
結果乗り心地は良くなってないんだけど、ある種病みつきにはなりそうですね。ラリーっぽい気もします。
と言うわけで楽しいアウディと言うなら、SQ2はかなりオススメ。

一応SUVタイプで、Bセグとしてはそれなりの実用性、居住性もあるので純粋なスポーツカーよりも使い勝手は良い点も何気にミソ。



↑ちなみにワーゲンのTroc Rとは完全に兄弟である。Troc Rの方はSQ2にない後席アームレスト、エアコンや運転席パワーシートも着く点はかなり魅力的です。
TrocRの乗り味も気になるなぁ…

・フレンチ唯一のピュアスポーツクーペ
『アルピーヌA110』



↑かつてのA110を現代風にリメイクした感じの顔は好みが分かれると思うけど、自分は好きです。


↑後ろからの綺麗なラインなどの造形はポルシェにも負けない格好良さがある。

アルピーヌA110はルノーグループのスポーツ部門のアルピーヌが送り出すピュアスポーツカー。

駆動はMRの7速DCTのクーペで
メガーヌRSと同様の1.8リッターターボエンジンを軸に

通常モデル
252馬力、最大トルク320Nm
0〜100km/h加速4.5秒
最高速250km/h

S、GT
300馬力、最大トルク340Nm
0〜100km/h加速4.2秒
最高速260km/h

というスペックを持ちます。1.8リッターでこれだけの実力が出せるのは1110〜1130kgという軽量ボディが成せる技。
1.8リッターで800万円台は高すぎると感じる人もいるが、この車には96%のアルミを使ったボディと特殊な溶接方法、ボディ底のフラット化などスーパーカーなみの拘った製造過程があるからである。

自分はSグレードに試乗しました。
これもフランス車のイメージとは大きく異なり、乗り心地はスポーツカーだけあって硬めですが、ホールド性もかなりしっかりしてます。

加速させてみると1.8リッターとは思えぬ、サウンドと加速性がまず病みつきになります。
兎に角スッと動くボディにまず感動。

しかしこの車の真価は
『旋回』
である。兎に角曲がりすぎるくらい曲がる。
普通の車なら速度出したら曲がれないカーブもスーッと曲がっていく。
サイドステップをしてるかのような動きを軽やかにこなす。
この旋回の気持ちよさこそがこの車の楽しさに繋がってると感じました。
気持ちよく、曲がる瞬間が最高の喜びとなる。
そんな感覚です。
アクセル、ハンドリングいずれもドライバーの意思に素直に素早く応えてるようなレスポンス性の高さも気に入ってるポイント。
ブレーキはドイツ勢よりはやや弱めで、総じて
『柔軟』な車と言えます。

純粋に速い車でもありますが、このフィーリングはポルシェにもないかもしれません。

エンジンホット100に4年連続選ばれた理由がよく分かりました。

家からの通勤、買い物、会社から帰宅、遠出、どんなシーンでもハンドルを握る楽しさが極上の一台です。
WLTC燃費が14km/L台とスポーツカーとしては優秀なことや、車幅1800mmと比較的扱いやすいサイズになってるところも嬉しいところ。


↑そしてつい先日発表された。究極のA110Rは
300馬力、最大トルク340NmとSと同じ数値ながら更なる軽量化で

0〜100km/h加速3.9秒
最高速285km/h

と言うスペックを実現しました。

A110の伝説はまだまだ続きそうだ…





Posted at 2022/11/20 14:36:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「熱い走りが出来るフレンチコンパクト🇫🇷 http://cvw.jp/b/2644445/48271514/
何シテル?   02/21 12:29
Masaki Audi515です。よろしくお願いします。初めは車興味なかったけど色んな人や色んな作品の影響で車は素晴らしいものだと気づきました☆ アウディA3→...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/11 >>

  123 45
6789101112
131415161718 19
20212223 24 2526
272829 30   

リンク・クリップ

Masaki Audi515さんのアウディ A5 スポーツバック 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/02/05 18:47:35
家族でも使えちゃう、不思議なデザインと不思議な乗り味のシトロエンのフラグシップC5X 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/11/30 23:51:29
捨乃介さんのアルファロメオ ジュリア 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/11/20 17:04:51

愛車一覧

ルノー メガーヌ ルノー・スポール ルノー メガーヌ ルノー・スポール
最高のホットハッチ🇫🇷

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation