タイヤ交換

交換から1年10ヶ月経過、走行距離10,700kmのミシュラン　パイロットアクティブ（フロント）
3.25-19

その前履いてたパイロットアクティブも同じで、概ね10,000Kmを超えたあたりから、若干減速時のシミーを感じるようになる。具体的には80km/h以上からエンブレで減速していくと70~60km/hを経過する際にハンドルが揺れだしそうになる。

同じくリア　4.00-18
グリップ握ってやり過ごすか、逆に駆動力を掛ければすぐ収まるのだが、この癖を知らない人は最初はかなり驚くだろうと思う。
溝はまだ４割程残っているのに勿体ない話・・。

なぜ減ってくるとブレ易くなるのか、理論的に納得できる説明を未だに聞いたことがないのも不思議です。ボクサーツインのピストンの前後位置から発生するヨー方向の揺れ？偶力？がフレームと共振するからという話も聞くけど、エンジン回転数（ギアポジション）も関係ないし、それこそRTでもCSでもなんならGSでも同じようにブレるというし・・

どなたか理屈を知っている方、教えて下さいませ。

減ってもブレ出しにくいのはメツラーME11/77と言われてるが、ミシュランの方がしなやかな印象（あくまで個人の感想）なので、今回も悩んだ挙句パイロットアクティブの後継製品というものをチョイス。作業はいつものタイヤ専門店で。

ミシュラン　ロードクラシック（F）3.25-19

ひとつひとつの溝が大きくて深くていま風のパターン。ちょっとバイクに似合わない。
センターに１本でも縦溝が入ってると見た目の安心感があるんだけどね。

摩耗したタイヤから交換したのだから、インプレも何もないのだけど、前回交換時を思い出しながら較べてみる。例によって最初の曲がり角でヒヤッとするほど寝かせてしまいました。
というかアクセル開けてもバイクが起きてこなくて、そのままのバンク角で加速していく感じ。コケるかと思った。
これを安定性が増したというのでしょうか。

その昔、モニター当選でタダで貰ったピレリのゴードンだったかファントムという初期のラジアルタイヤをXJ750に初めて履かせてコケそうになった若い頃の出来事を思い出してしまいました。

ロードクラシックはバイアスだけど、イマドキ主流のラジアルに似せて作ってあるのかな？

同じく（R）4.00-18
タイヤの高さがあるので一見感じにくいが、サイドウォールがそのまま滑らかにトレッドにつながるようななで肩？形状なので、パイロットアクティブより更に細身に感じる。スイングアームとの隙間が広くなってる。

ねちーっと回り込むようなコーナリングは少し慣れないと怖いが、直進性も乗り心地もかなり良くなりました。もちろんブレ出す気配もないです。

当初はアコレードにしてフロントを3.25→3.5に変えてハンドリングの違いを試してみようかとも思ってたのですが・・・安定安心のミシュランに日和ってしまいました。
98100km